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英雄様の非日常《エクストラオーディナリー》 旧)異世界から帰ってきた英雄

大橋 祐

第20話 大罪人の集会

 地下室から出て、会議室のような場所に出た。
 デカい円の形の机があり、皆顔を向けて座っている。

「では、自己紹介をしていない奴から行こうかの」

 ルシフェルの合図と共にイケメンが手を挙げた。

「俺の名は、ベルゼブル七つの大罪『暴食』担当だ」

「よろしく」

「いいなぁ、初対面の悪魔とも、気軽に話せて」

 女の子が呟いた。

「えっと、君は?」

 プイッと顔を背けられた。
 地味に傷つくなそれ。

「彼女は人見知りならぬ、悪魔見知りなんじゃ。名はレヴィアタン七つの大罪『嫉妬』担当じゃな」

 人見知りなのか。仲良くなれるといいけど。

 てか、次で最後なんだな。
 明らかに『怠惰』だけど。

「あー、最後アタシ? めんどーだからルシ、よろしく」

 うん、紹介はしっかりとやろーよ。

「わかったのじゃ、彼女はベルフェゴル七つの大罪『怠惰』担当じゃ」

 全員覚えたぜ。確認するか。

『傲慢』ルシフェル
『色欲』陽夏
『強欲』マモーナス
『暴食』ベルゼブル
『嫉妬』レヴィアタン
『怠惰』ベルフェゴル
『憤怒』俺(蒼月)

 こんな感じか。

「新しい仲間が増えたところで、妾達の目的を再確認するのじゃ。打倒神じゃな」

「ブフォッ!」

 あっ。
 うん分かってたよ。
 分かってたさ、七つの大罪って時点で気づいたさ。
 全員が大悪魔のってとこで言いのがれできなかったさ。

 俺!神様なんですけどー。

「どうしたんじゃ?」

「いや、なんでもない続けてくれ」

 何か嫌な予感がした。

「おい、ルシフェル」

「なんじゃ?」

「この空間と現実の時間ってどうなってる」

「?変わらないのじゃ」

 やっぱりか、ならかなりヤバい。

「俺を戻してくれ」

「お主、正気か?」

「早く!!」

 ちっ、なら俺が……。
 ダァッ、そうだ今戻ったら壊れんだった。
 くそ、考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ

「分かったのじゃ、そんな真剣な顔をしなくても戻れるのじゃ。ただし、妾もついていくぞ」

「なんでもいい。早く帰らせてくれ」


「『ゲート』よ、下界と繋ぎたまえ」


 光と共にに俺がこっちに来た時と同じように気絶した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 目が覚めると城の庭にいた。

「久しぶりに下界に降りて来たと思ったら何やら大変そうじゃの」

 そう、庭には何にもの兵士が血だらけで倒れている。

 空は赤く染まり、城は燃えている。

『GUOOOOOOOOOOOO』

 近くでドラゴンの咆哮が聞こえた。
 不味い。

 ここの庭は裏庭だ。
 城が壁となり反対側が見えない。
 
 俺は急いで正面へと向かった。

 そして、そこで見たのは、

 もの凄くゴツくデカイ龍と



















 ーー対峙する愛月だった。


作者「今日は、一人だけでやりますよ。という訳で愛月ちゃんがビックリ仰天一人で戦ってるぽいです。
次回『ピンチとチャンスは紙一重』
タイトルが完全にふざけてますがお楽しみに」

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