英雄様の非日常《エクストラオーディナリー》 旧)異世界から帰ってきた英雄

大橋 祐

第0.5話 そして一つの物語が幕を下ろす。

ん・・・
目がさめるとそこは、知らな・
嘘です知ってる天井です。

「あ、起きましたか?ご主人様」

「ああ、起きたぞ イム」

こいつの名前は、イム・スラー
俺の専属メイド兼召喚獣だ。

容姿については、
薄く透き通るような蒼色のロングヘアー
パッチリとした碧眼で でるところは出ている。
一見普通の人間だが実は、こいつ

スライムなんだ
まあかわいいからいいんだけど。
 
「では、王様が呼んでるので行きましょう」

「ああ、そうだな」

***

というわけでやってーきましたー王城
うわぁでかいっすね←見慣れてる。

「おおアツキ殿 お目覚めになりましたか」

目の前にいるオッさんは、この国の王だ。
名前は、まあ後から分かるだろ。

ああ自己紹介がめちゃくちゃ遅れたな俺の名は
陣野 蒼月じんの あつきだ 自分で言うのもあれだが二日前に邪神を倒したんだ。噛み砕いて言えば 英雄 だな。

「さあアツキ殿 こちらへ」

「ああ」


「「「「「ワァァァァァァァ」」」」」

目の前にいるのは、民衆達
俺は、城のテラスから見下ろすような場所に立っている。今からするのは、軽い挨拶だ それさえすめば後は、勝手に進む。

「フハハハハ 見ろ 人がご・・うーオッほん どーも蒼月です皆様 邪神は、いなくなりまた普通の生活が出来ます。そして俺から一つだけ
自分の居場所を大切にして下さい 何気ないキッカケで居場所がなくなるかも知れません。だからこそ皆様一人一人自分の居場所を大切にしておいて下さい」

ふー最初にふざけたが言いたい事は大体言えたかな。
あとは・・・

***

今は、城の前に横一列に人が沢山並んでる。

「皆、三年間ありがとうございます」


「いやいや」「あんさんは何も言わなくていいのに」「こちらこそ」etc…

皆、いろんな反応をしてくれる。
泣いて、笑って
いろいろあった。
やべ涙が、

「アツキ様、また来てくれますか?」

姫様が聞いてくる。
答えは、もちろん

「ああ またいつかな」


そして俺は、足元の転移陣を使う。

またな。

俺は、帰る。
自分の居場所に。
元々の居場所に。

地球に。
家に。
家族に。






さよなら異世界。
ただいま地球。



最終回みたいな流れでしたね。
国王や姫様は、設定で名だしします。
さあ地球に帰りましょうか、ただそう簡単に
居場所には、返しませんよー。


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