異世界に転生したら人化できるカマキリでした!?

しそ昆布

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シノの今後の立場を左右する立場にいるとは露ほど思ってないファントムは地竜に向かって歩きながら考え事をしていました。

(地竜ってどんなスキル持ってるんだろうなぁ。こんなに強そうなんだからユニークスキルとか持ってたりしないのかなぁ。)

そんなことを考えながらファントムは地竜の前に立ちました。そして、

「斬…」

と言い、そのまま6回ほど斬と繰り返しました。

そして、ファントムに斬と言われまくった地竜の方は、
足が切られ、尻尾も切られており、見るに耐えない姿でした。
そして、

(あー、やりすぎたかな?まぁいっか食べるだけだし。
さっき会話した相手を食べるなんて体験。滅多にできないなぁ。そういやドラゴンって美味しいのかな?
まぁいいや、安らかに眠ってくれよ。お前のスキルは僕が受け継ぐよ。)

「これで…とどめ…。」

そう言ってファントムは模倣する者で作り出した、自分の身長より少し高いぐらいの刀を取り出し、その刀で地竜の首を切り落としました。
すると、

『ファントムのレベルが36となりました。
ステータスが上がりました。』

(よし、これで殺せたな。あとはついでにさっき切った前足の指を貰ってっと)

しっかりと継承する者のための肉を用意して、シノの元に帰ってきました。
全身血まみれで、服が真っ赤になっており顔にもいくつか返り血がついたいるのにもかかわらず、笑顔でシノの元に帰ってきました。
その倒すまでから帰ってくるまでの光景を見ていたシノたちはは、驚いていました。そして、聴きたくなりました。お前は何者なんだ?と、
しかし、シノの元にファントムが帰ってきて

「頑張った…ご褒美もらう…。」

とシノに向かって笑顔で言いました。そしてシノは思わずキュンときてしまいました。
そして、

「あとで私の部屋に行こう。その時に一緒にご褒美を考えような。」

と言い、ファントムの頭を撫でてあげました。
その光景を見ていたハースは

「はは…上には上がいるんだな…相手を下に見るのをやめよう…。こんなことがあるんだからな…。」

と、放心した様子で言い、ハースのパーティーメンバーもカールと、カールのパーティーメンバーはそのことに対し、うんうんとものすごく共感するのでした。

そして少し経ったあとシノが突然

「ではお前たち、ドラゴンから素材を剥ぎ取ってくれ
その間に私は川でファントムを洗ってくる。」

と言い、ファントムの手を取りました。
しかしファントムは

「少し…待つ…お願い…」

と上目使いでシノにお願いしました。
シノは、

「ん?どうしたんだ?」

とファントムに聞きました。そして帰ってきた答えは、

「トイレ…。
(本当は地竜の肉を食べたいだけだけどね。)」

するとシノは、慌てたような顔になり、

「それじゃ!お前たちは剥ぎ取っておいてくれ。
私たちは川にいる。帰ってくるまでここを動くなよ。」

と言い、ファントムを抱えて川のあるところまで走って行きました。
シノの心中は、

(トイレが近いと思って走ってるだけだ!
決して上目使いで瞳を潤ませながら見てくるファンが可愛すぎたからじゃないぞ!

私にそんな趣味はないはずなんだがな…)

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