異世界に転生したら人化できるカマキリでした!?

しそ昆布

18


ハースたちと地竜が戦っている中、
すごくマイペースな空気を出していたシノとファントムの二人は、ふとハースたちの方を見ました。
そこではまだ戦いは続いており、若干地竜の方が有利に傾いてきています。
それもそのはず地竜は前足が片方ないとはいえ、この世界では強者である、竜の種族です。
そして、対するハースたちは2パーティーしかいません。
この世界の常識では、竜を倒すのならBランクパーティーなら、3つ集まって連携を組むとギリギリ倒せるかな?という具合なので、2パーティーしかないハースたちが今も戦っているのはすごいことなのです。しかし、限界があります。するとシノが

「あなたたち。撤退しなさい。そのままではジリ貧になって死にますよ。」

「そんな!俺たちはまだ戦えます!」

「見栄を張るならいいんですけどね。私は警告しましたからね。」

しかし、シノのいうことに一理あると思ったのか

「わかりました…。
おい!お前ら!撤退だ!俺が引き止めてるうちにお前らはひけ!」

「「はい!」」

そして、ハースは残り地竜にの目を引きつけるために懐から小さめの球体のものを出しました。そして、

爆弾ボム!!」

と言いながら地竜に向かって投げました。するとその球体のものは赤色の魔法陣が浮かび、地竜の前で小規模な爆発をしました。
その爆発で地竜にが怯んでいるすきに、ハースも撤退してきました。

「シノさんすみません。倒せませんでした。」

ハースはそう言い、シノに頭を下げました。
しかし、シノはそれに取り合わずこう言いました。

「あなたたち、見てなさい。」

ハースたちは何のことかわからず顔の上に?マークをつけていました。
シノは呆れた表情をしながら、とある方向を指さしました。その方向には、地竜に向かって歩いていくファントムがいました。そのことに気づくとハースたちは慌てて、

「シノさんなにしてるんですか!?あの子になにを吹き込んだんですか!早く助けに行かないと死んじゃいますよ!!」

「死なないわよ?あの子あなたたちよりと強いから。
私が保証するわ。」

「は?なに言ってるんですか?そんなわけないじゃないですか。あんなちっちゃい子に負けるほど落ちぶれていませんよ。」

ハースはそう言い、シノに呆れたような愚か者を見るような目で見ました。

しかし、シノは

「あなたたちがどうこう喚こうが関係ないわ。
事実は変わらないのだし。」

と、言いそれ以上ハースたちと話そうとしませんでした。

しかし、シノの心中では

(ファンちゃんほんとに勝てるのかしら?
僕なら勝てるよー!見てて!って言って地竜の方に歩き出したから思わず撤退させちゃったけど。
勝てるわよね?もし勝てなかっら私この人たちにずっとこんな目で見られるのね…
ファンちゃん…信じてるわよ…)

と思っていました。
ポーカーフェイスってすごいですよね。

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