火炎幻術 焔時空

時宮時空

第二章 反逆の兆し

 ここは明光市。FLAME国の第一都市の隣接市だ。とても広大な面積を誇るFLAME国はひとつの国に首都が二つあり二大首都や二大都市と言われている。
 だいぶ暗い深夜にもかかわらず男はある場所を目指していた。
 そこについたのか男は立ち止まった。近くの看板には
"ミケネコ連合重工広報省みけねこれんごうじゅうこうこうほうしょう"
と、書いてあった。男は一旦は立ち止まったかと思いきやまた歩き始める。
 市役所が見えてきた。ミケネコ連合が建築した明光市役所だ。
男は2×2の右上オレンジ、右下緑、左下青、左上紫のミケネコ連合のマークの前で止まった。
なにかをとりだして確認するとマークの隣を進み入り口へと行った。

 男は入り口に行きまわりを見ると、受付に入っていき、そこにあるドアの前へ行った。
ドアをあけ進む。進んだ先にはまたドアが。セキュリティ対策をとってあるようだ。
ドアに暗証番号をうち感圧板を出現させる。男はそこを踏んでドアを開けた。
 そこは大広間のようでセミナーでもするのかミケネコ連合のマークの前に台があった。簡易な机があるだけ。人が座れるようなところはなくたったまま聞かないといけないのか。
 その台にたち少し上を向くと二階からみられるようにガラス張りの小部屋がある。

男は台からみて右側の階段を上る。二階は通路となっており通路の右側には部屋。階段が。左側には先ほどの小部屋があった。

 男はさらに上へとあがる。三階にあがり後ろを向く。奥の壁には左右どちらもドアがついていた。
男は迷わず右側へ行った。


 男は聖地、アバーにいた。
「なかなか儲かるね。アババー教信仰者もどんどん増えてる。デデコミズは元気にしてるかな。まあ今ならお金たくさんあるから育てれるけど...」
 アババー教はカルト宗教といわれてるが信仰者が多い。なぜ多いのかは不明だがとても強力な宗教になった。

「あの酒場も入手、火煉かれんちゃんも入ってくれた。嬉しいなぁ。」
たくさんのお金を手にして目を輝かせていたその時、背後から足音がきこえた。
 鼓動が早くなる。耳元に心臓があるんじゃないかと思うぐらいに鼓動音が大きく感じた。
だんだん足音が近づいてくる。男は何も武器がなかった。抵抗なんてできない。

「おい、トンケ..俺の酒場を....創業650年の酒場をぉ、返せぇ~~!!!!お前らのせいでひどい目にあった青年もいるんだ!お前らは、詐欺師とかわらない!アバ書房とかいうものを書かされ、給料も貰えず、お前らの宗教はにせもんだ!!」

「わぁつ。本物だよぉ~~。偽者なんていわないでぇ~~」
男はトンケだった。

「俺は森村進。お前のせいで代々受け継いできた酒場を消されたんだ。だから次は俺が消す番だ。トンケ。」
森村進と名乗る男は右手にナイフをもっていた。
 すばやい動きでトンケに接近しナイフをトンケの腹部に刺す。トンケを左手でトンケを押し倒した。トンケは腹部の痛みに耐えながらもすぐに立ち上がり戦闘態勢に入る。

「ぬっうぅ~~。痛いよぉ~。でもぉ~、、、本気をださせてもらう」
人が変わったかのように森村に近づきナイフをもっている右手首をひねりあげる。
森村は堪らずナイフを落とす。右足でトンケを蹴る。トンケはすぐに引き、回避する。
トンケはナイフをどこかへ飛ばす。右回し蹴りを森村にくらわせた。
「ぎゃっ」と短い悲鳴が起きる。森村は蹴りをトンケにくらわす。
トンケも堪らず引く。森村が突進してくる。
 トンケはすぐさまナイフを拾い森村にナイフを向けてちらつかせる。
森村はスタンガンを取り出し接近する。トンケは森村の首下めがけナイフを振り下ろすが森村のほうがワンテンポ早くトンケはスタンガンを受け、倒れた。

「はぁ、はぁ、なかなか強いな、トンケ。はぁ、はぁ、これで終わりだ。」

 森村はナイフを拾うとトンケの心臓につき立てた。赤色の鮮やかな血吹雪が飛ぶ。
森村はナイフを引き抜き去っていった。 

「じゃあな、トンケ。アババー教撲滅委員会の勝ちだ。」
そういって闇に消えていった。


あとがき
最後までよんでいただきありがとうございます。最近あとがきの必要性を考えています...
第一章が終わり第二章が始まったわけですがプロローグなのでこの二章に深くかかわってくるものを取り上げました。是非、第二章もよんでいただけたらなと思います。
まだまだ書きたいことがたくさんあるのでお付き合いよろしくお願いします。

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