プロローグ

ここは私立鏡ヶ池学園高校、偏差値65で普通科目はもちろん、工業や商業、農業などの専門教科をも学ぶことが出来る、その上学費が年間50万と比較的安い、無論教材は学校の方で支給されるため授業も好きな教科を好きなだけ受けれる、しかし入試枠がめちゃくちゃ低く、毎年100人以上の学生が受けても10数人程度しか入学できない。
その理由は実はこの学校の真の目的は殺し屋育成、要するに日本政府に仕える暗殺者を育てるための学校である。
無論上記の教科等はパンフレットやネットで良さげに見せるためのアピールで週二程度しか勉強しない
では鏡ヶ丘学園の1日を紹介しよう。
全寮制のため生徒全員寮にて生活を営む。
彼らの起床は毎日休日を問わずに6時でそこから各自ジョギング(一人最低3km)走らされる。
そこから朝食をとり、8時までに登校、授業開始は8時半だが午前中は殺し屋としての知識の授業、午後はただひたすらに殺し屋としての実技の授業が始まる。
ちなみに午前から午後までぶっとおしで授業をする。
殺し屋として最低限の集中力を鍛えるためである。
そして、昼は非常食やインスタント食品のみが支給される。
このような学園なため入学当初に10数人いた一学年ですら卒業には多くて2,3人しかいない。
そして、今日は学園の入学式である。
今年はどんなヤツが入ってくるのだろうか？

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