チート・ご都合主義いらないけどハーレムいります
番外編14 デート
~マリー視点~
あいつをデートに誘うにはどうしたらいいのだろうか。
もう付き合っているから適当に誘えばいいのかもしれない。だけどしょうがない。
いざ誘うとなると緊張してしまう。
今あいつは教室に校長といる筈だ。そして今が丁度終わる頃の筈だ。
もしかしたら今回はシアなしの二人でデートが出来るかもしれない。
どうしよう。そう思うと誘う前から緊張してきた。
何て言う?
私とデートしない?
これ絶対私じゃない。
明日暇なら一緒に買い物いかない?
これだ!
よし。これならデートと言わず普通に誘う事が出来る。
若干緊張しながらドアの前に立つ。
「ふう」
一回深呼吸して準備万端だ。
ドアを開け、
「あ、明日暇なら買い物行かない?」
早口で捲し立てる。
「「あ」」
私は目を瞑って早口で言ったから目の前の光景を見ていなかった。
そこにはシアがレイと話していた。
「えーと、二人とも買い物に行きたいのか?じゃあ三人で行こうぜ」
「......私は別に構いませんが」
「私も構わない」
「なら明日な」
レイはそう言って教室から少し笑顔で出て行った。
「私達二人とも少し素直にならないと絶対気付けてもらえないですね」
多分シアも同じく二人でデートをしようとしたのだろう。だがあの鈍感すぎる男にそれを気付けという方が馬鹿だった。
「そうね。負けないわよ」
「私こそ」
二人は少しずつ素直にならないといけないと思うのだった。
~レイロード視点~
はあ、やっぱデートだけは緊張するな。
どうしよ。三人でデートって多分今まで数回もない。
最近は修行だらけでそれ所じゃなかったからな。
なんだろう。運動部に所属して彼女がいる奴がデートより部活を優先する気持ちが少し分かったかもしれない。
まあ、適度な休息は必要だからな!
「お待たせ」
「お待たせしました」
二人がそう言って現れたが、
「マジか」
俺はその言葉しか出てこなかった。
可愛いすぎる、美人過ぎるしか思い浮かばない。
マリーは日本でいう所の明るいリア充が着てそうな短パンを履いていてしかもそれが似合っている。
シアは真逆の服装というのか少し大人し目の人が着てそうな服でロングスカートだ。
完璧すぎて何を言っていいのか分からなかった。
「......どう?」
マリーにそう言われたのは初めてだな。
何だろう。本人に直接可愛いというのが凄い恥ずかしい。
「マリー。レイが顔が真っ赤ですから察してあげましょう」
シアさん。それを言うのだけはほんと勘弁してください。
「まあ、そうね」
「じゃあ行きますか」
そう言って三人でアドルフ王国を見て回る。
だがこの場合毎回、
「これ可愛くないシア!」
「ええ。可愛いですね。こちらもどうですか?」
「いい!」
二人がはしゃいでいる姿はほんとにいいと思う。だけどね。
俺必要なくね?と思う事が沢山あるんですよ。
まあ、二人が幸せそうだしそれでいいか。
二人はどうやら小物が好きらしく、二人でこれはどうだ?とか言い合いながら買っている。
今はこれでいい。我慢だ。
毎回三人でデートに行ったときは最終的に宿に泊まる事になる確率百%だ。
家だと妹達もいるし少しゆっくりする所がある。
    何を?とは聞かないで欲しい。
早く宿に行かないかな。
そう思いながら二人の買い物を待っていると、少し可愛い人がいた。
金髪か。何だかツンデレが似合いそうだな。お?それに隣にいる黒髪とピンク色の髪の子も可愛いな。
周りからも結構見られてるし。
「.......へ?」
今俺の頬を二つの何かが通過した。
「キャアアアア!」
「何が起きたんだ!」
頬を通過したものは少し先の地面に突き刺さり地面がえぐれている。
冷や汗をかきながら後ろを振り返る。
そこには先程と同じように笑顔で買い物を続ける二人の姿が。
あなた方それで誤魔化しているつもりかもしれないけどあれはどうみても超級魔法。
そして今それを使えるのはこの場所で二人しかいないから分かっている筈だ。
だがシアとマリーは笑顔で買い物を続ける。
逆に怖い。まだ怒った表情をされた方がいい。
そのなにもなかったことにするその笑顔が怖すぎます。まあ、俺が悪いんですけども。
「次のお店に行きましょうか」
「そうね」
二人は次のお店に行くようだ。
謝ろう。
「な、なあ二人とも。誤解しないで欲しいんだけどただちょっと見ただけだ。悪かった」
「なんのこと?私はさっぱりわからないけど」
「私も分からないですね」
これは大変よくない。やばい。これはマジ切れですね。
二人がこんなにも怒る所を見たことがありません。
「ほんとごめん!」
「だから何の事か分からないんだけど」
「私もです」
ああ。終わった。もういっそキレられた方が良かった。
今日の宿に泊まる確率?零%です。
だが、そうはならず普通に宿に泊まることになり、少し疑問が浮かんだのだった。
~■■■視点~
あれはどうみても、
「ねえ。セシリア」
「そうだな」
私達はお互いに超級を放った。
まだあれは彼女じゃない。なら未然に防ぐしかない。
「それにしても師匠がいきなり、ムー大陸に行きたいって何でだったかしら」
「もう忘れたのか。母が作っていた編み物を売ったり魔石を売りに来たのだろう。ムー大陸では編み物高く売れるからな」
「そうだったわね」
「しかし良いのか?レイに会わなくて」
「まだ修行が終わってないから駄目ね。それに今日は一目見れて、彼女候補も未然に防げたからそれでいいわ」
「確かにな」
それじゃあ先生。また今度。
あいつをデートに誘うにはどうしたらいいのだろうか。
もう付き合っているから適当に誘えばいいのかもしれない。だけどしょうがない。
いざ誘うとなると緊張してしまう。
今あいつは教室に校長といる筈だ。そして今が丁度終わる頃の筈だ。
もしかしたら今回はシアなしの二人でデートが出来るかもしれない。
どうしよう。そう思うと誘う前から緊張してきた。
何て言う?
私とデートしない?
これ絶対私じゃない。
明日暇なら一緒に買い物いかない?
これだ!
よし。これならデートと言わず普通に誘う事が出来る。
若干緊張しながらドアの前に立つ。
「ふう」
一回深呼吸して準備万端だ。
ドアを開け、
「あ、明日暇なら買い物行かない?」
早口で捲し立てる。
「「あ」」
私は目を瞑って早口で言ったから目の前の光景を見ていなかった。
そこにはシアがレイと話していた。
「えーと、二人とも買い物に行きたいのか?じゃあ三人で行こうぜ」
「......私は別に構いませんが」
「私も構わない」
「なら明日な」
レイはそう言って教室から少し笑顔で出て行った。
「私達二人とも少し素直にならないと絶対気付けてもらえないですね」
多分シアも同じく二人でデートをしようとしたのだろう。だがあの鈍感すぎる男にそれを気付けという方が馬鹿だった。
「そうね。負けないわよ」
「私こそ」
二人は少しずつ素直にならないといけないと思うのだった。
~レイロード視点~
はあ、やっぱデートだけは緊張するな。
どうしよ。三人でデートって多分今まで数回もない。
最近は修行だらけでそれ所じゃなかったからな。
なんだろう。運動部に所属して彼女がいる奴がデートより部活を優先する気持ちが少し分かったかもしれない。
まあ、適度な休息は必要だからな!
「お待たせ」
「お待たせしました」
二人がそう言って現れたが、
「マジか」
俺はその言葉しか出てこなかった。
可愛いすぎる、美人過ぎるしか思い浮かばない。
マリーは日本でいう所の明るいリア充が着てそうな短パンを履いていてしかもそれが似合っている。
シアは真逆の服装というのか少し大人し目の人が着てそうな服でロングスカートだ。
完璧すぎて何を言っていいのか分からなかった。
「......どう?」
マリーにそう言われたのは初めてだな。
何だろう。本人に直接可愛いというのが凄い恥ずかしい。
「マリー。レイが顔が真っ赤ですから察してあげましょう」
シアさん。それを言うのだけはほんと勘弁してください。
「まあ、そうね」
「じゃあ行きますか」
そう言って三人でアドルフ王国を見て回る。
だがこの場合毎回、
「これ可愛くないシア!」
「ええ。可愛いですね。こちらもどうですか?」
「いい!」
二人がはしゃいでいる姿はほんとにいいと思う。だけどね。
俺必要なくね?と思う事が沢山あるんですよ。
まあ、二人が幸せそうだしそれでいいか。
二人はどうやら小物が好きらしく、二人でこれはどうだ?とか言い合いながら買っている。
今はこれでいい。我慢だ。
毎回三人でデートに行ったときは最終的に宿に泊まる事になる確率百%だ。
家だと妹達もいるし少しゆっくりする所がある。
    何を?とは聞かないで欲しい。
早く宿に行かないかな。
そう思いながら二人の買い物を待っていると、少し可愛い人がいた。
金髪か。何だかツンデレが似合いそうだな。お?それに隣にいる黒髪とピンク色の髪の子も可愛いな。
周りからも結構見られてるし。
「.......へ?」
今俺の頬を二つの何かが通過した。
「キャアアアア!」
「何が起きたんだ!」
頬を通過したものは少し先の地面に突き刺さり地面がえぐれている。
冷や汗をかきながら後ろを振り返る。
そこには先程と同じように笑顔で買い物を続ける二人の姿が。
あなた方それで誤魔化しているつもりかもしれないけどあれはどうみても超級魔法。
そして今それを使えるのはこの場所で二人しかいないから分かっている筈だ。
だがシアとマリーは笑顔で買い物を続ける。
逆に怖い。まだ怒った表情をされた方がいい。
そのなにもなかったことにするその笑顔が怖すぎます。まあ、俺が悪いんですけども。
「次のお店に行きましょうか」
「そうね」
二人は次のお店に行くようだ。
謝ろう。
「な、なあ二人とも。誤解しないで欲しいんだけどただちょっと見ただけだ。悪かった」
「なんのこと?私はさっぱりわからないけど」
「私も分からないですね」
これは大変よくない。やばい。これはマジ切れですね。
二人がこんなにも怒る所を見たことがありません。
「ほんとごめん!」
「だから何の事か分からないんだけど」
「私もです」
ああ。終わった。もういっそキレられた方が良かった。
今日の宿に泊まる確率?零%です。
だが、そうはならず普通に宿に泊まることになり、少し疑問が浮かんだのだった。
~■■■視点~
あれはどうみても、
「ねえ。セシリア」
「そうだな」
私達はお互いに超級を放った。
まだあれは彼女じゃない。なら未然に防ぐしかない。
「それにしても師匠がいきなり、ムー大陸に行きたいって何でだったかしら」
「もう忘れたのか。母が作っていた編み物を売ったり魔石を売りに来たのだろう。ムー大陸では編み物高く売れるからな」
「そうだったわね」
「しかし良いのか?レイに会わなくて」
「まだ修行が終わってないから駄目ね。それに今日は一目見れて、彼女候補も未然に防げたからそれでいいわ」
「確かにな」
それじゃあ先生。また今度。
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コメント
ノベルバユーザー252041
更新お願いします
Mr.K
とっても面白いです!