チート・ご都合主義いらないけどハーレムいります
番外編8ハーレムは最高だけど怖い
どうしよう。俺とココは現在リビングの真ん中でこの光景を見ている。
「だから!私が第一の妻だって!」
「あんたは第一の彼女なだけで!最初に結婚する事を決めたのは私とシアよ!」
どうしよう。もうほんとに逃げたい。ココも言った張本人として残らないといけないと悟ったのか残っている。
「なんかごめんね、お兄ちゃん」
「いや、気にするな。俺も正直いつかはこうなると思った」
もうどうしたらいいのだろうか。今現在親のアネット、魔王、校長、タマは打ち上げをしている。どんなメンツだ。
タマは誰の親かは知らないが多分俺か?逆なんだけども。
まあ、そんな現実逃避をしている場合じゃない。
現在こちらは非常にやばいのだから。
「なあ、俺は全員が好きだからこのまま」
「「黙ってて!」」
「すみません」
リリアとマリ―にもの凄く睨まれた。
何だろう。俺からしたらもう全員第一の妻でいい気がする。ただ女性陣はそれは気にするのかもしれない。
ただこの話に黙って聞いているセシリアが気になる。
「セシリアは気にしないのか?」
「.....私は別に後からの人間だからな。こうやって一緒にいられるだけで十分だ」
セシリアが凄くカッコイイ気がするのは間違いではないだろう。
「嘘よ!」
そこでリリアが口を挟む。
「セシリアはね、口ではこう言いながらも本心では第一妻とか思ってるのよ!こうやって先生を誘惑しながらね!」
「......別にそういうわけでは」
セシリアが若干狼狽える。もしかしたら図星だったのかもしれない。セシリアは気付いているか分からないがリリアは本当に鋭いから嘘はバレるぞ。
次に初めは口を出したがそれからずっと黙っていながら笑顔なシアが気になる。
「なあ、シア。何でお前ずっと黙ってるんだ?」
それにシアは笑いながら、
「こんな話し合い無駄じゃないですか。だって私が第一の妻なんですから」
「「違うから!」」
リリアとマリ―が即答する。
なんかこれもう後々俺にきそうな気がする。
「だってレイは私の事一目惚れだったんですよね?」
「ちょっ!」
それ内緒だって言った筈なんですけど!
「それ聞いてないんですけど」
リリアがこちらを見ながら、いや睨みながら聞いてくる。
「まあ、落ち着け。話を聞いてくれ。確かに一目惚れだったけどもな」
「けども?」
「なんでもないです」
何が言いたいのか分からなくなってきた。
「それはともかく、これは重要よ」
「そうね」
リリアが言うとマリーもそれに同意する。
全然重要じゃない。全員が第一妻でいいと思いますとは言えなかった。
「ただいまニャ」
タマがここに来て帰ってきた。
今ちょっとだけお前の事神様と思ってしまった。
「タマ!今すぐここに来てくれ」
「どうしたニャ?......さよならニャ」
タマはこの光景を見ただけで何か察したのか引き返そうとするので俺とココで必死に止める。
「待て!聞いてくれ!今誰が第一の妻かで皆が揉めてるんだ!どうにかしてくれ!猫神だろ!」
「もうタマにしかどうしようも無いの!」
「それが分かっているから引き返そうとしてるニャ!いつも猫神なんて思ってないのに何を言うニャ!」
こいつはほんと要らない所で鋭い!
「何かいい案が無いか?じゃないと本当にこの家が消滅するかもしれないぞ!」
「大げさと言えない所が凄いニャ。いい案って言われても......あっ!」
「あるのか?」
「一応あるニャ」
「なんだ?」
「聞いて後悔しないニャ?」
何その怖い感じ。即答出来る訳ないだろ。けどこのままじゃ本当に家が消滅してもおかしくはない。
「教えてくれ」
「闘技場の試合で決めるニャ。受付は一日前までなら間に合うから明日行けば間に合うニャ」
「......ちょっと待て。闘技場ってあの龍人が出た?」
流石に龍人が出てパニックになったんだぞ?今度から中止になるのが必然だ。それをタマが察したのか、
「そうニャ。闘技場の試合はメルニア王国でも人気の行事ニャ。止めるわけにはいかないから普通にあるニャ」
「いやそれ以前に何で第一妻決めるだけでバトルに発展するんだよ!」
「だから後悔しないかって聞いたニャ!」
確かにその通りなんですけど。
「いいわね」
「へ?」
いつの間にか俺の後ろで話を聴いていたリリア。
「面白そうね!いいわ!それで決めましょう!皆も異論はない?」
「いいわよ」
「いいですよ」
「なんでこんなことになってるんだ?」
一人セシリアが困惑気味だが全員の了承を得て何故か闘技場で妻が戦うようです。
俺当日行かなくてもいいかな?
「だから!私が第一の妻だって!」
「あんたは第一の彼女なだけで!最初に結婚する事を決めたのは私とシアよ!」
どうしよう。もうほんとに逃げたい。ココも言った張本人として残らないといけないと悟ったのか残っている。
「なんかごめんね、お兄ちゃん」
「いや、気にするな。俺も正直いつかはこうなると思った」
もうどうしたらいいのだろうか。今現在親のアネット、魔王、校長、タマは打ち上げをしている。どんなメンツだ。
タマは誰の親かは知らないが多分俺か?逆なんだけども。
まあ、そんな現実逃避をしている場合じゃない。
現在こちらは非常にやばいのだから。
「なあ、俺は全員が好きだからこのまま」
「「黙ってて!」」
「すみません」
リリアとマリ―にもの凄く睨まれた。
何だろう。俺からしたらもう全員第一の妻でいい気がする。ただ女性陣はそれは気にするのかもしれない。
ただこの話に黙って聞いているセシリアが気になる。
「セシリアは気にしないのか?」
「.....私は別に後からの人間だからな。こうやって一緒にいられるだけで十分だ」
セシリアが凄くカッコイイ気がするのは間違いではないだろう。
「嘘よ!」
そこでリリアが口を挟む。
「セシリアはね、口ではこう言いながらも本心では第一妻とか思ってるのよ!こうやって先生を誘惑しながらね!」
「......別にそういうわけでは」
セシリアが若干狼狽える。もしかしたら図星だったのかもしれない。セシリアは気付いているか分からないがリリアは本当に鋭いから嘘はバレるぞ。
次に初めは口を出したがそれからずっと黙っていながら笑顔なシアが気になる。
「なあ、シア。何でお前ずっと黙ってるんだ?」
それにシアは笑いながら、
「こんな話し合い無駄じゃないですか。だって私が第一の妻なんですから」
「「違うから!」」
リリアとマリ―が即答する。
なんかこれもう後々俺にきそうな気がする。
「だってレイは私の事一目惚れだったんですよね?」
「ちょっ!」
それ内緒だって言った筈なんですけど!
「それ聞いてないんですけど」
リリアがこちらを見ながら、いや睨みながら聞いてくる。
「まあ、落ち着け。話を聞いてくれ。確かに一目惚れだったけどもな」
「けども?」
「なんでもないです」
何が言いたいのか分からなくなってきた。
「それはともかく、これは重要よ」
「そうね」
リリアが言うとマリーもそれに同意する。
全然重要じゃない。全員が第一妻でいいと思いますとは言えなかった。
「ただいまニャ」
タマがここに来て帰ってきた。
今ちょっとだけお前の事神様と思ってしまった。
「タマ!今すぐここに来てくれ」
「どうしたニャ?......さよならニャ」
タマはこの光景を見ただけで何か察したのか引き返そうとするので俺とココで必死に止める。
「待て!聞いてくれ!今誰が第一の妻かで皆が揉めてるんだ!どうにかしてくれ!猫神だろ!」
「もうタマにしかどうしようも無いの!」
「それが分かっているから引き返そうとしてるニャ!いつも猫神なんて思ってないのに何を言うニャ!」
こいつはほんと要らない所で鋭い!
「何かいい案が無いか?じゃないと本当にこの家が消滅するかもしれないぞ!」
「大げさと言えない所が凄いニャ。いい案って言われても......あっ!」
「あるのか?」
「一応あるニャ」
「なんだ?」
「聞いて後悔しないニャ?」
何その怖い感じ。即答出来る訳ないだろ。けどこのままじゃ本当に家が消滅してもおかしくはない。
「教えてくれ」
「闘技場の試合で決めるニャ。受付は一日前までなら間に合うから明日行けば間に合うニャ」
「......ちょっと待て。闘技場ってあの龍人が出た?」
流石に龍人が出てパニックになったんだぞ?今度から中止になるのが必然だ。それをタマが察したのか、
「そうニャ。闘技場の試合はメルニア王国でも人気の行事ニャ。止めるわけにはいかないから普通にあるニャ」
「いやそれ以前に何で第一妻決めるだけでバトルに発展するんだよ!」
「だから後悔しないかって聞いたニャ!」
確かにその通りなんですけど。
「いいわね」
「へ?」
いつの間にか俺の後ろで話を聴いていたリリア。
「面白そうね!いいわ!それで決めましょう!皆も異論はない?」
「いいわよ」
「いいですよ」
「なんでこんなことになってるんだ?」
一人セシリアが困惑気味だが全員の了承を得て何故か闘技場で妻が戦うようです。
俺当日行かなくてもいいかな?
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