チート・ご都合主義いらないけどハーレムいります
第十話 旅立ち 前編
今この親父は何を言ったのだろうか。
俺は明日三歳になるまだまだガキだよ?
この人今俺に家庭教師をしろと言ったよな?俺は確認の為もう一度聞く。
「あの、お父さん。今俺に家庭教師をしてみないか?って言った?」
親父は、
「あぁ。ただ、今すぐってわけじゃないぞ?五歳ぐらいにどうだ?」
.....この人は頭が大丈夫なのだろうか。五歳の家庭教師なんて聞いたこと前世でもないんですけど。
俺は戸惑いながらも聞いてみた。
「...なんで急に家庭教師?」
それに対し親父はその質問は来ると思っていたと顔に書いてある。
「俺はお前がゴブリンを倒した時、思ったんだ。お前は多分あっという間に強くなるだろうと。だが、お前は俺の遥か上をいくスピードで成長したんだ。最近は俺にも攻撃を当てれるようになってきてる。それに魔法の方も最近やることが少なくなってきているだろう?」
確かにその通りだ。最近は魔法の方は特に覚えることが無くなってやることもなくなってきていた。
だけどそれが何で家庭教師なんだろう?
「確かにそうだけども、家庭教師をやるのはなんで?」
「それを今から言おうと思っていたんだ。俺はお前に最初魔法学校に行かせようと思っていたんだ。アンナとも話していたしな。だけど、思っていたよりもお金が高いんだ。特別生というものがあるが、それは推薦状がこないと無理らしいしな。だから、俺はお前が十歳になったらそんぐらいのお金が貯まると思った」
あぁ。そういうことか。そこからさっきの話に繋がるのか。
「要するに、俺の成長が思っていたよりも速くて、十歳よりも速く行かないといけなくなったてこと?」
親父は頷いた。それから、
「レイは、ゴブリンの所にいた、女の子を覚えてるか?」
俺は頷いた。
あれは忘れられない。ただ、いたってことしか覚えてないけど。
「その子は村長の孫だったんだ。村長とは、飲み仲間で、家庭教師を孫につけてやりたいって言っていたんだ。それで、村長がお前が寝ている時に、来てお礼がしたいって言ってきたんだ。それで、ふと思ったんだ。レイにその子の家庭教師をさせればいいんじゃないかって。それで、村長に聞くと、まだ家庭教師は募集しているらしくてな。それで、もし、息子に聞いて息子がしたいっていうなら五歳ぐらいになったらさせてくれないかって。そしたらそれでいいなら是非と言われたんだ。だからお前に聞いてみたんだ。村長の家に行けば魔法に関する本とかも沢山あるだろうしな。家庭教師の為にとか言ったら貸してくれると思うぞ。情けない話だがな」
なるほど。それで家庭教師か。
親に学費を全額払わせるのもなんだか嫌だし。いい話だ。
だけど、まだ分からないことが多すぎる。
「えーと。詳しく聞いてから決めてもいい?」
親父は笑顔で、
「もちろんだ。なら今から聞いてくる」
と言い走っていった。
~数時間後~
親父が帰ってきて説明してくれた。
簡単にいうとこんな内容だった。
勤務するのは、村長の孫が成長出来たと村長が思うまで。
泊まり込みでやる。
泊まりの最中は書物、食べ物は許可がでれば好きなだけオッケー。
欲しいものは出来るだけ買えるようにする。
教えるのは魔法、計算。後護身用に剣を少し。
中途半端に辞めるのは禁止。
途中でやめた場合報酬はなし。
報酬は金貨百枚。分割で欲しいのならば辞めることはないだろうと判断したときに貰える。
面接は今回免除。
こんな感じだった。
正直良いのか、悪いのか微妙なところだ。
良いのは、書物などは殆ど見してもらえるところ、それに買ってもらえるところ、報酬が金貨百舞いってとこだな。日本円でいうと百万円だ。この報酬なら、俺の力で多分学費は払える。
悪いのは、働く期間が分からないところだ。これが一番怖い。それに合格ラインが曖昧過ぎる。
これは迷うところだ。
母は、
「こんなの受けない方がいいわよ。もう少ししたら、私も働いてレイの学費はどうにかするから」
母はこんなことを言ってきた。
アネットも母と同じく働きに出るという。
親父は俺がノーなら更に働くという。
親父は元々俺の学費は自分達で稼ぎ、魔法等の練習を村長の家でして欲しいという事だった。
俺はこの家族に愛されていることを改めて知り、感動してしまう。
だが、この家族の答えで俺の答えは決まった。
俺は明日三歳になるまだまだガキだよ?
この人今俺に家庭教師をしろと言ったよな?俺は確認の為もう一度聞く。
「あの、お父さん。今俺に家庭教師をしてみないか?って言った?」
親父は、
「あぁ。ただ、今すぐってわけじゃないぞ?五歳ぐらいにどうだ?」
.....この人は頭が大丈夫なのだろうか。五歳の家庭教師なんて聞いたこと前世でもないんですけど。
俺は戸惑いながらも聞いてみた。
「...なんで急に家庭教師?」
それに対し親父はその質問は来ると思っていたと顔に書いてある。
「俺はお前がゴブリンを倒した時、思ったんだ。お前は多分あっという間に強くなるだろうと。だが、お前は俺の遥か上をいくスピードで成長したんだ。最近は俺にも攻撃を当てれるようになってきてる。それに魔法の方も最近やることが少なくなってきているだろう?」
確かにその通りだ。最近は魔法の方は特に覚えることが無くなってやることもなくなってきていた。
だけどそれが何で家庭教師なんだろう?
「確かにそうだけども、家庭教師をやるのはなんで?」
「それを今から言おうと思っていたんだ。俺はお前に最初魔法学校に行かせようと思っていたんだ。アンナとも話していたしな。だけど、思っていたよりもお金が高いんだ。特別生というものがあるが、それは推薦状がこないと無理らしいしな。だから、俺はお前が十歳になったらそんぐらいのお金が貯まると思った」
あぁ。そういうことか。そこからさっきの話に繋がるのか。
「要するに、俺の成長が思っていたよりも速くて、十歳よりも速く行かないといけなくなったてこと?」
親父は頷いた。それから、
「レイは、ゴブリンの所にいた、女の子を覚えてるか?」
俺は頷いた。
あれは忘れられない。ただ、いたってことしか覚えてないけど。
「その子は村長の孫だったんだ。村長とは、飲み仲間で、家庭教師を孫につけてやりたいって言っていたんだ。それで、村長がお前が寝ている時に、来てお礼がしたいって言ってきたんだ。それで、ふと思ったんだ。レイにその子の家庭教師をさせればいいんじゃないかって。それで、村長に聞くと、まだ家庭教師は募集しているらしくてな。それで、もし、息子に聞いて息子がしたいっていうなら五歳ぐらいになったらさせてくれないかって。そしたらそれでいいなら是非と言われたんだ。だからお前に聞いてみたんだ。村長の家に行けば魔法に関する本とかも沢山あるだろうしな。家庭教師の為にとか言ったら貸してくれると思うぞ。情けない話だがな」
なるほど。それで家庭教師か。
親に学費を全額払わせるのもなんだか嫌だし。いい話だ。
だけど、まだ分からないことが多すぎる。
「えーと。詳しく聞いてから決めてもいい?」
親父は笑顔で、
「もちろんだ。なら今から聞いてくる」
と言い走っていった。
~数時間後~
親父が帰ってきて説明してくれた。
簡単にいうとこんな内容だった。
勤務するのは、村長の孫が成長出来たと村長が思うまで。
泊まり込みでやる。
泊まりの最中は書物、食べ物は許可がでれば好きなだけオッケー。
欲しいものは出来るだけ買えるようにする。
教えるのは魔法、計算。後護身用に剣を少し。
中途半端に辞めるのは禁止。
途中でやめた場合報酬はなし。
報酬は金貨百枚。分割で欲しいのならば辞めることはないだろうと判断したときに貰える。
面接は今回免除。
こんな感じだった。
正直良いのか、悪いのか微妙なところだ。
良いのは、書物などは殆ど見してもらえるところ、それに買ってもらえるところ、報酬が金貨百舞いってとこだな。日本円でいうと百万円だ。この報酬なら、俺の力で多分学費は払える。
悪いのは、働く期間が分からないところだ。これが一番怖い。それに合格ラインが曖昧過ぎる。
これは迷うところだ。
母は、
「こんなの受けない方がいいわよ。もう少ししたら、私も働いてレイの学費はどうにかするから」
母はこんなことを言ってきた。
アネットも母と同じく働きに出るという。
親父は俺がノーなら更に働くという。
親父は元々俺の学費は自分達で稼ぎ、魔法等の練習を村長の家でして欲しいという事だった。
俺はこの家族に愛されていることを改めて知り、感動してしまう。
だが、この家族の答えで俺の答えは決まった。
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コメント
ノベルバユーザー343351
100万か( ´・ω・`)100万ねーうーん。期限が明確じゃないからなんと言っていいのやら……^^;
べりあすた
たまに漢字間違いあるね