ワールド・ミラー

眠たい狐

覚醒


自転車を必死に漕いで向かう。

周りは悲鳴だらけ、突然現れた魔物に襲われている。

「クソッ!!」

自分では助けられないと後悔しながら向かう。






学校に着くと色んなところが壊れ、血だらけで、逃げ回ってる人も沢山いる。

真也は、結衣の部活、美術室に向かう。

美術室の近くに来ると、

「お、お兄ちゃん...」

その近くの壁、いやほぼ全体が壊れて外が見える。

そこには、




ーードラゴン化け物がいて、結衣がドラゴンの足に下敷きになっていた。

「グオオオオオオ!!」

まだ妹は生きていたが、尋常じゃないほど血が沢山出ていた。

「結衣!?」

「き、来ちゃダメ...!!」

恐怖があるが、結衣を助けるため向かう。

するとドラゴンの周りに魔法陣が出現し、それから大きな炎の玉出てきて、真也に向かってを飛ばして来た。

真也は思った。

ーーここで死ぬんだな...ごめん結衣...

「お兄ちゃぁぁぁぁん!!」

そして炎に包まれた。






真也が目を開けると白い空間広がっていた。

そこには、女性が居て、

「そこで諦めるんですか?」

そんな問いを掛けてきた。

「ここは...」

困惑して聞いたが

「大切な人を守らないで死ぬんですか?」

また問いを掛けてきた。

「だが、俺はもう...」

「強くなりたいですか?守りたいんですか?」

「...つよく、強くなりたい!皆んなを守りたい!!」

「ではこの力を授けましょう」

「真也さん。頑張って救うのです。世界を!」





目を開ける。

真也の手には、銀色の剣が握られていた。

そして体が勝手に動く。

直ぐにドラゴンの足に近づき足を斬った。

「グギャァァア!!」

ドラゴンが泣き叫ぶ。

結衣を抱き安全な場所に置く。

結衣に体に手を当てると緑色に輝き傷が治っていく...

「待ってろ!直ぐにドラゴンを倒してくる!」

そう言い、またドラゴンに向かう。

走りながら、ドラゴンに手をかざす。

すると、手から魔法陣が出て、巨大な氷の塊を出して飛ばす。

ドラゴンの顔に直撃して片目が抉れる。

泣け叫ぶドラゴンは、あの火の玉を沢山出現させる。

飛んでくるそれを、剣で切りながら向かう。

そして、勢いよく飛び、

「うおおおおおお!!」

ドラゴンにすれ違いざまに斬る。

すると、グロい音を出しながら、真っ二つになる。

「や、やったか...」

急に疲れが来て、バタンと倒れ気絶した。






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小説は不定期です。

1/10修正→ 【結衣に体に手を当てると緑色に輝き傷が治っていく...】を追加

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