走れエロス

ビッグバン

和解とお仕置き

二人は目を覚ますとさっきの激闘の影響で疲れたのかあっさり和解した。
和解の提案を言い出したのは以外にも瀬利ではなく、舞の方だった。  
 
舞は瀬利にビビりながらこう言った。

「これ以上自分達の体を傷付け合うのはやめましょう。私も自分を襲う何てどうかしてました。許してください。」

瀬利は内心怒っていたがこれ以上自分の体を傷付けたくないのでその申し出を受け入れた。

舞は瀬利に何でこういう状況になったのか原因を知っているか聞いた。

瀬利は舞から見えない位置に隠れていたエロス達を掴み舞の目の前に突き出した。

舞は不思議そうな顔をしながらこう言った。

「その人形がどうかしたんですか。いつも先輩が持ち歩いてる人形ですよね。近くで見るとやっぱりすごい出来ですよね。自動で飛んだり、喋ったり、矢を放ったり最近の人形は本当に高性能ですよね」

瀬利は思った。
こいつとんでもない天然だな。ここまでの天然となるとむしろ保護するべき天然具合だな。

瀬利は内心呆れながら今までの一部始終を説明した。

それを聞いた舞は呆れながらこう言った。

「何言ってんですか。自分の変態行動の責任をこんな人形に押し付ける何て頭どうかしてるんじゃないですか。第1常識的に考えて有り得ないでしょう」

瀬利は怒りながらこう言った。
「頭がどうかしてるのはお前だろ。そもそも変態はお前の方だろ。いきなり襲いかかってきやがって。そんな非常識な奴が何言ってんだよ。」

それを聞いた舞は動揺しながらこう言った。

「何言ってんですか。それは全部あなたの体が悪いです。先輩の体が変態だから美人である私の身体を前にしたらああなるのは当たり前です。さっき誤ったからこの話はこれで終わりです。忘れてください。」

俺は話しても拉致が開かないと考えエロスとキュピ太郎を掴むとさっきの舞との会話の怒りをのせて壁に力の限りうち付けた。

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