美少女でバイで異世界に転生して性教育をして回っているエルフとは俺のことだ

ペンギンがいる

序章③:オークを説教します

前回のあらすじ。
オークは童貞でした。

「おまえ童貞だろ」
「ブヒッ!?そんなことないぞ……?」
「なら聞かせてもらう。『処女の臭い』とは何だ。100字で答えろ」
「ブ…ヒィ……まず仄かに甘くて……いや血の匂い?いや……んなもんないぞ!ただの表現ーー」
「だね。本当に臭いがするわけではないね。次、『処女』を医学的に説明して」
「ブヒッ!?セックスしていない女の子ことだぞ?」
「それはあくまで共通認識だ。あと処女に医学的定義はない。そして次にお前は『処女膜があれば医学的に処女だろ』と言う」
「処女膜があれば医学的に処女だろ……ブヒッ!?」
「処女膜はセックス以外に破ける要因がたくさんある。破けているからといって必ずしも処女ではないわけではない」
 あとレズはどんなにハードコアなプレイをしても一生処女膜を張ったままの可能性がある。だから処女膜あり=純潔というのもおかしい。

ここですでに相手のHPが半分になったような気がする。
だけどおれはやめない。

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