導かれし我が人生[ネオ自伝]

弘沢ネオン

鬱になる [社会人時代]

僕は、18歳で就職し、34歳まで、16年間、同じ職場で働いた。

30歳で、主任になり、仕事が莫大に増えた。

後輩に任せることができず、自分がやった方が早いと思い、人に任せる、人にお願いすることが出来ず、全部、一人でやろうとした。

ある日、製紙会社の工場で、紙のラインを制御している大型コンピュータがトラブった。

僕が、社内にいたので、電話対応した。

そして、部品やらトラブルした原因を調べて、1時間後に現場に向かった。

そして、トラブルが発生している現場に着いた。

そこには、担当者が待ち構えていた。

僕は挨拶をして、状況確認をしようとすると、担当者に、こう言われた。

「遅いよ!、ここまでくるのに、1時間以上経ってるね。

1時間で、いくら損害が出るか、わかってるのかい?

1時間で、一千万の損害がもう発生しているんだよ。

だから、10時間経てば、1億円の損害になるんだよ。

わかる?

だから早くなおしてくださいね。」と


僕は、今まで、自分の仕事に誇りを持っていたし、社会の役に立っていると思っていた。

担当者に、その言葉を聞いた瞬間、僕は、突然、トラブルに対して、異常に怖くなった。

トラブルが直らなかったら、どうしよう。

怖い、怖い、怖い!

僕は、この時から、自分のしている仕事が、とても大変な凄い仕事なんだと初めて知った。

その日から、トラブル対応することが怖くなった。

トラブル先に着くのが、怖くて、怖くて、吐きそうになった。

僕は、電話の音に怯えた。

夜が眠れなくなった。

頭の中に、ある言葉が現れる。


【死にたい】


僕は、死にたい。という言葉に支配さられた。

一日中、死にたい、死にたい、死にたい


精神、そして、身体がおかしくなった。

涙が止まらなくなった。

もう、限界だった。


僕は、会社に、辞表届けを提出した。


部長、課長、そして、何より、社長が、仕事をキャンセルして、一日中、僕を辞めさせないよいに、対応してくれた。

しかし、死にたい。という言葉に支配された僕は、会社を辞めて、リセットした。


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