導かれし我が人生[ネオ自伝]

弘沢ネオン

応援団に入れられる [高校期]

中学時代は、番長に可愛がられたり、次期番長にからまれたりして、不良から逃げれない運命があるみたいだったが、高校生になれば、関わらなくて済みそうだと安心していた。

僕は、清水工業高校に進学した。

今年初めての推薦入学だった。

中学3年の1学期に、担任の甲子園先生に呼ばれた。

お前は、本当はバカじゃないよな?

バカなやつが、数学と理科で100点なんて、取れるわけがない。

勉強してるか? いいえ

勉強好きか? いいえ

宿題やる気あるか? いいえ

授業、楽しいか? 半分、はい、半分、いいえ

楽しいのは? 数学と理科

楽しくないのは? 国語、社会、英語

なるほど! 楽しい授業は、100点取って、楽しくない授業は、赤点なんだな(笑)

わかりやすいやつだな(笑)

赤点の3教科を赤点取らないように勉強すれば、お前を高校の推薦に入れてあげよう。

どうだ、勉強してみないか!

僕は初めて自分をわかってくれる先生に出会った。

僕は、赤点の3教科を勉強して、赤点を取らなくした。

そして、推薦を勝ち取った。

甲子園先生には、本当に感謝しています。


よって、高校に受験なく進学した。

新たな高校生活、不良に関わらず、平和な高校生活を送りるはずだった。

ホームルームの時間、応援団に入団する人を決めたいと思います。

やりたい人手をあげて?

いないか。

誰か推薦したい人いるか?

誰かが、ヒロくんがいいと思います。と言った!

なに?

そうか、ヒロ、お前がやってくれ!

えぇ〜

僕は、応援団にされた。


そして、応援団の練習に参加した。

そこに待っていたのは、見たからに不良の御一行ではありませんか。

応援団は、この学校の番長が団長を務める伝統があるみたいです。

僕は、高校生になっても、番長に可愛がられました。

そうゆう運命なんですね

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