やがて枯れる花たちへ

こむぎ子

夜想曲

鉄パイプでリズムをとって、金槌で音を重ねる。
キンコンドンカン、朝の電車で目を閉じクラシックを聴いている私には嫌に思えた。それでうざったらしく目を開けてみると、目が痛い位の青空と、今だ今だと芸術を作るアーティストが居た。夜想曲が奏で終わる頃だった。

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