やがて枯れる花たちへ

こむぎ子

独白

パレットでカンバスを殴り破り、端正な額縁を床に叩き落とし何度も壁にぶつけ、やがて壊れたそれらに涙を流し、どうぞこの作品を哀れめと濁った瞳で虚ろに語るのが、私の芸術美らしい。

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