やがて枯れる花たちへ

こむぎ子

曇り鏡

寒い冬の中雨に負けないで。
目に浮かぶ夜光虫達に紛らせないで。
あたしを描いて。
曇りの中にただその時ばかりの命を与えて。
修正なんか出来ない中で今その時だけの残らないただ確かな"あたし"を見つめて。
そしてふとこのような曇ガラスを見たら思い出して。
そうじゃないと生きられない。

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