やがて枯れる花たちへ

こむぎ子

行き場なんて

明日の世界滅亡宣告により、学校の授業が無くなったほんの少しの幸福と、もうこの空が見られないことのほんの少しの愛惜を手のひらに乗せて、余命を宣告されて期待を奪われた老犬を撫でる。「お前はもう自由だよ」と言い首輪を外したが動けなかったその様を見て、今の私に重ねた。

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