やがて枯れる花たちへ

こむぎ子

軽くて重い

ふと、何処へでも飛んでいけそうに思うのです。足裏を床より離して、行きたき所へ見たらほら、と。然し乍らこの身には、重き未練が詰まっておりまして、中々飛べずにおるのです。

コメント

コメントを書く

「その他」の人気作品

書籍化作品