やがて枯れる花たちへ

こむぎ子

ひとつ呪いをかけようか。恐ろしい呪いさ。あと一週間以内に僕が死んだら星になる呪い。僕はどの星になるのか分からない。ただ、君が星を見る度に僕を思い出す。星は永いからね、君が死んだ後の君の子孫も僕は見れる。今日はこんなことをしたのだと、毎日君に報告してやろう。恐ろしいだろう?

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