my memories

第5話

-帰宅後-

母「学校どうだった?」

七海「いつも通りだよ」

母「そう…」

お母さん心配してるよね…

母「竜之介くんとかには言った?」

七海「言えるわけないよ…自分が病気でしかも記憶を無くしちゃう病気なんて…」

母「そうよね…でも」

七海「ん?」

母「いつか、言わなきゃ行けない時が来るんだから心の準備しておきなさい」

七海「うん…」

そんなの出来るわけない…竜之介や桜に
私みんなのこと忘れちゃう病気なんだ
なんて言えない…言ったらきっと2人は私から離れていくそんなの私には耐えられない…

-火曜日-

竜之介「おはよ」

七海「おはよ」

竜之介「…今日も暗い顔してんぞ」

七海「そうかな…?」

竜之介「俺には言えないことなのかよ…」

七海「えっ…?」

竜之介「昔からなんでも話し合った俺には言えないことなのかよ…」

七海「…」

竜之介「お前が苦しんでる時に俺はお前に何もしてやれないのかよ…」

七海「ごめん…竜之介には言えないの…」

竜之介「そうか…」

七海「うん…ごめん…」

竜之介「俺先に行くな…」

七海「えっ」

竜之介「ごめん…またあとでな」

竜之介を傷つけた…
そんなつもりなかったのに…ごめん

桜「おはよー」

七海「おはよ」

桜「今日は竜之介と一緒に来なかったの?」

七海「ちょっとね」

桜「そっか」

七海「うん」

桜「あ!七海今日の宿題やった!?」

七海「もちろん」

桜「見せてー!」

七海「またー?」

桜「一生のお願い!」

七海「それ何回使うの?笑」

桜「ごめんごめん笑でもお願い!」

七海「いいよ。はい」

桜「ありがとう!助かる!」

こうして時間が過ぎていった

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