日本はリセットされたので、作り直します。

皆鈴

#31服装

神武天皇即位紀元22年(紀元前638年) 
3期生が卒業し、人材がそれなり
に集まってきたので総務省を設立。
総務省は行政の制度の管理、地方自治の
管理、天皇主権の基盤の確立などをする。
仕事は結構多い。

文部科学省を設立。ここでは主に
学校の管理、技術の進歩などを担当する。
農林水産省を設立。言うまでもないが
ここのやることは現代と同じ。
農業や漁業などの管理だ。

外務省を設立。今のところ外交
というものはないが、主に他の村との
交渉などをさせる。

まず、手に入れたいのは静岡市だ。
静岡市には静岡平野があり、かなり
恵まれた土地だ。ここを手に入れるため
外務省職員を派遣し、調査させたいと思う。
面倒なのでまだ行かせないが。理由は静岡市が
かなり広いし、山も多いので調査には時間が
かかりそうだからだ。
まだ技術レベルが足りない。

次に服装を変えていく。
弥生人の服装は貫頭衣か袈裟衣。
いかにも弥生人という感じだ。
これまで数々の公務員を雇ったが、
公務員なのに袈裟衣やら貫頭衣なのは
古いからだ。しかも公務員が弥生人の服装
とは若干カオスだしな。とは言っても俺の服装も
袈裟衣。登山服では動きにくいからだ。
ちなみに登山服など、初期の持ち物は
ちゃんと保管してある。動きやすい
洋服を作りたいが色々な面で無理。

というわけで、衣、はかま、裳、手結たゆい
足結あゆいを製作。これは古墳時代ぐらいの服装だ。
どれもあまり聞き慣れない名前だが、
衣とは上半身の服、褌はいわゆるズボン。
裳はいわゆるスカート。手結は手先を縛るもの。
足結は足先を縛るものだ。男性は衣と褌、
女性は衣と裳を着る。イメージしにくいが、
例えるならばヤマトタケルやアメノウズメ
など神々の服装のようなものだ。天皇の俺が
着た方が神々しさも少しは出るだろう。
装飾品は面倒なので省いておいた。
この新しい服装を村人達に広めようとしたが
あまり気に入らなかったので普段着には
ならなそうだ。なので衣褌姿、衣裳姿を
正装として制定。俺はこれを常に着るようにした。



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