神様を拾った俺はイケメンになれるそうです
ドSなイケメン
1週間と言う名の7日間は瞬く間に過ぎて行き、今日から非リア達の現実逃避期間、いわゆるゴールデンウィークと呼ばれるアレに突入する
しかし俺は全く全然断じて非リアなどではないので、初日からバスの中で美少女と密着すると言うリア充イベントを堪能していた....はずだが、何故かバスの中の男子は俺だけで他の女子は俺に「あーん」をせがんでくる美少女に対して1人の例外もなく嫉妬の視線を飛ばしていた
男子は俺1人。いたたまれない
どうすればこんな夢のような(気まずい)空間が出来上がったのかと聞かれると「成り行きで」と答えるしかないだろう
2時間ほど前、学校に集まっていた俺たちはバスが到着したようなのでバスに乗り込んでいた。もちろんバスは男女別々の二台で行く予定だったのだが、バトミントン部は元々男子が多くいるので俺の座る席がないと女子達から言われたので、嬉々として女子用のバスに乗り込んだら地獄が待っていたのだ。
話は戻るが、隣の美少女とは勿論 橘花蓮 まぁ噂の変態である
「春樹くん!一回だけ、一回だけでいいから!ほらほら美少女のお口がじゃがピコを欲しがってるぞー」
「分かった分かった、一回だけだぞ。ほら、あーん………美味しいか?」
「おいひいよ!春樹くんの指の味もして凄くいい!なんというか、愛?を感じるよね。やっぱり愛情たっぷりでもう一回頼んでもいいかな?いいよね?よし。そうとなれば早速……」
「はーい皆さん!そろそろ着くので準備しといてねー!」
ようやくついたか…とりあえず隣の変態を置いてバスから降りるか。なにやら外が騒がしいようだが気にしない
「みんな!坂高の超絶イケメンってあの人じゃない!?」「うわっ!まぢイケメンじゃん」「ウチの相沢くんより凄い…」
(ん?相沢って誰だ?もしやイケメンか…!?よし。滅ぼそう)
そんなことより、女子が騒ぐ事に慣れて来た春樹は既にイケメンとして出来上がっているのだろう
「バトミントン部はこっちに集まれー!シューズを履いたらアップしとけよ!」
ついに俺のデビュー戦?が始まるようだ。いきなり試合だとキツイから念入りにアップをしておこう。くっくっくっ…俺の伝説の幕開けd「ちょっといいかな?」……なんだよ誰だよ
「なんでしょうか?……ちくしょう滅茶苦茶イケメンじゃねーか」
「君が助っ人として来た工藤くんかい?全く、初心者を連れて来るとは君を選んだ選手は何をやってるんだろうね」
……腹黒イケメンめ、少しムカつくな
「いやいや、俺こう見えて結構上手いですよ?っていうかもしかしてあなたが相沢くんですか?」
「ん?そうだよ、よく知ってたね。まぁそれなりに人気はある方だと思うけど」ドヤァ
何だろう。こいつと話していると無性に腹が立つ
「………そうなんですか。だったら残念でしたね、さっきの女の子が"ウチの相沢くんより凄い…"とかなんとか言ってましたよ。それなりに人気があるようで羨ましいですね」
だが俺は、口喧嘩でも負けるつもりはない
「ッッ!お前!いいだろう。その挑発に乗ってお前と勝負してやろう」
「いいですよー」
色々あって勝負をする事になった俺たちは今、物凄い数の声援を受けてコートに立っていた
公式相沢親衛隊side
「相沢くんー頑張って!」「頑張ってください!」「あんな見た目だけのやつに負けないでください!」
非公式(っていうかたった今作られた)俺の自称親衛隊side
「工藤様!お気をつけて!」「かっこいい方のイケメン頑張れ!」「と、尊すぎて直視できない…!」
俺にもよくわからんが、取り敢えず試合をしよう
「いいか工藤。勝負は3本先に取った方が勝ちなだけのシンプルなルールだ」
「了解しました。サーブはそちらからでいいですよ」
ピッ
(取り敢えず最初は様子見をしようか。エースの実力を見てやろう)
俺はホワホワなチャンスで返した。
スパンッッ
ピッ
「……………」
「どうした?今のが俺のスマッシュだぜ?無理なら今からでも帰りn「遅い」……なんだと?」
「まぁいいから早く来い」
「クソッッしらねぇぞ!」
「仕方がないから本当のスマッシュを見せてやろう」
ズパンッッ
「……………え?」
「今のでわかっただろう?お前じゃ俺には勝てない。俺は子供の頃からスポーツで負けたことがないんだ。取り敢えず出直して来い」
「…………………ドサッ」
あ、イケメンが倒れた。レベル上がってないかな?
「さてみんな。そろそろ試合を始めよ……う?」
「「「……………………パタリ」」」
そこには鼻血を垂れ流したままの女子約100名が
「ドSなイケメン万歳…」「罵って……」「ウヘァ」
などと訳の分からない言葉を発しながら倒れていた。
どうしようかな…
「あの……帰っていいですか?」
「うんいいぞ……」
こうして相手のチームの監督が許可してくれたので俺は帰る事にした。
こうして短いけれどもとても濃厚なゴールデンウィーク初日が終わりを告げる
あ、そういえば親衛隊?が100人くらい増えました
(坂上高校の親衛隊300人)
受験があるにもかかわらず勢いに任せて投稿し始めた者の末路……
遅れてしまいすいません。週に1、2回更新できればいいかなと思っています
しかし俺は全く全然断じて非リアなどではないので、初日からバスの中で美少女と密着すると言うリア充イベントを堪能していた....はずだが、何故かバスの中の男子は俺だけで他の女子は俺に「あーん」をせがんでくる美少女に対して1人の例外もなく嫉妬の視線を飛ばしていた
男子は俺1人。いたたまれない
どうすればこんな夢のような(気まずい)空間が出来上がったのかと聞かれると「成り行きで」と答えるしかないだろう
2時間ほど前、学校に集まっていた俺たちはバスが到着したようなのでバスに乗り込んでいた。もちろんバスは男女別々の二台で行く予定だったのだが、バトミントン部は元々男子が多くいるので俺の座る席がないと女子達から言われたので、嬉々として女子用のバスに乗り込んだら地獄が待っていたのだ。
話は戻るが、隣の美少女とは勿論 橘花蓮 まぁ噂の変態である
「春樹くん!一回だけ、一回だけでいいから!ほらほら美少女のお口がじゃがピコを欲しがってるぞー」
「分かった分かった、一回だけだぞ。ほら、あーん………美味しいか?」
「おいひいよ!春樹くんの指の味もして凄くいい!なんというか、愛?を感じるよね。やっぱり愛情たっぷりでもう一回頼んでもいいかな?いいよね?よし。そうとなれば早速……」
「はーい皆さん!そろそろ着くので準備しといてねー!」
ようやくついたか…とりあえず隣の変態を置いてバスから降りるか。なにやら外が騒がしいようだが気にしない
「みんな!坂高の超絶イケメンってあの人じゃない!?」「うわっ!まぢイケメンじゃん」「ウチの相沢くんより凄い…」
(ん?相沢って誰だ?もしやイケメンか…!?よし。滅ぼそう)
そんなことより、女子が騒ぐ事に慣れて来た春樹は既にイケメンとして出来上がっているのだろう
「バトミントン部はこっちに集まれー!シューズを履いたらアップしとけよ!」
ついに俺のデビュー戦?が始まるようだ。いきなり試合だとキツイから念入りにアップをしておこう。くっくっくっ…俺の伝説の幕開けd「ちょっといいかな?」……なんだよ誰だよ
「なんでしょうか?……ちくしょう滅茶苦茶イケメンじゃねーか」
「君が助っ人として来た工藤くんかい?全く、初心者を連れて来るとは君を選んだ選手は何をやってるんだろうね」
……腹黒イケメンめ、少しムカつくな
「いやいや、俺こう見えて結構上手いですよ?っていうかもしかしてあなたが相沢くんですか?」
「ん?そうだよ、よく知ってたね。まぁそれなりに人気はある方だと思うけど」ドヤァ
何だろう。こいつと話していると無性に腹が立つ
「………そうなんですか。だったら残念でしたね、さっきの女の子が"ウチの相沢くんより凄い…"とかなんとか言ってましたよ。それなりに人気があるようで羨ましいですね」
だが俺は、口喧嘩でも負けるつもりはない
「ッッ!お前!いいだろう。その挑発に乗ってお前と勝負してやろう」
「いいですよー」
色々あって勝負をする事になった俺たちは今、物凄い数の声援を受けてコートに立っていた
公式相沢親衛隊side
「相沢くんー頑張って!」「頑張ってください!」「あんな見た目だけのやつに負けないでください!」
非公式(っていうかたった今作られた)俺の自称親衛隊side
「工藤様!お気をつけて!」「かっこいい方のイケメン頑張れ!」「と、尊すぎて直視できない…!」
俺にもよくわからんが、取り敢えず試合をしよう
「いいか工藤。勝負は3本先に取った方が勝ちなだけのシンプルなルールだ」
「了解しました。サーブはそちらからでいいですよ」
ピッ
(取り敢えず最初は様子見をしようか。エースの実力を見てやろう)
俺はホワホワなチャンスで返した。
スパンッッ
ピッ
「……………」
「どうした?今のが俺のスマッシュだぜ?無理なら今からでも帰りn「遅い」……なんだと?」
「まぁいいから早く来い」
「クソッッしらねぇぞ!」
「仕方がないから本当のスマッシュを見せてやろう」
ズパンッッ
「……………え?」
「今のでわかっただろう?お前じゃ俺には勝てない。俺は子供の頃からスポーツで負けたことがないんだ。取り敢えず出直して来い」
「…………………ドサッ」
あ、イケメンが倒れた。レベル上がってないかな?
「さてみんな。そろそろ試合を始めよ……う?」
「「「……………………パタリ」」」
そこには鼻血を垂れ流したままの女子約100名が
「ドSなイケメン万歳…」「罵って……」「ウヘァ」
などと訳の分からない言葉を発しながら倒れていた。
どうしようかな…
「あの……帰っていいですか?」
「うんいいぞ……」
こうして相手のチームの監督が許可してくれたので俺は帰る事にした。
こうして短いけれどもとても濃厚なゴールデンウィーク初日が終わりを告げる
あ、そういえば親衛隊?が100人くらい増えました
(坂上高校の親衛隊300人)
受験があるにもかかわらず勢いに任せて投稿し始めた者の末路……
遅れてしまいすいません。週に1、2回更新できればいいかなと思っています
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コメント
ノベルバユーザー558342
イケメンなのに近づきやすい笑
続きが気になります♪更新楽しみに待ってます!
あんこ、
ウヘァ('A`)
Kまる
ラブコメ?などは全然興味なかったけどこれはおもろいw