ツンデレ妹と共に歩む異世界生活。

南沢 勇気

プロローグ

〜前書き〜
どうも、はじめまして。
大体日影にいる樹と申します。
今作がノベルバでは初投稿になります。
文法がおかしかったら見逃して下さい。
よければいいねをいただけると嬉しいです。
それでは本編スタート!


プロローグ
ここは現世、ごく普通の街である。
そんな中生まれた兄妹。
その二人の物語である。
〜兄、朝火視点〜
俺の名は朝火。中背中肉の高校生だ。
俺は中2病を患っているようで
いつも周りに奇異の視線を送られるのも
日常茶飯事だ。

「フッ、俺は孤独さ」

学校の屋上でそんなことを呟いて居ると…

「こんなとこで何やってるの?」

可愛らしい声が聞こえた。
振り向くとそこには妹の美桜みさくらがいた。

「ああ、美桜か」
「何その反応は?」
「そんなお前こそ何やってんだ?今授業中だけど。」
「…たまたま来ただけよ」
「ふーん…」

そっぽを向きながら言った。

「か、勘違いしないでよね!授業がつまんないから
たまたま来ただけ」
「…勘違いする要素あったか?」
「え!?いや…その」
「フッ可愛らしいやつめ」
「とりあえず授業には顔出そ?」

美桜は朝火の顔を覗きながら言った。

「ふん、あいつらにわざわざ会いに行きたくなど
ない。俺は禁断の呪いの生贄になったのだからな」
「き…禁断の呪い?」
「フッ聞いて驚け、俺は人間を傷付けてしまう
呪いにかかったのだ」

自分1番のキメ顔とキメポーズでカッコつけている。
誰もがイタがるだろう。違う意味で。

「あーイタいイタわー」(棒)
「フッだろう?だから俺に関わる
「いいから行きなさいよ!」
「は、はい」

さすがにキレた。

こんな日常である。
みんなこんな嫌な世界は嫌だと…。
もちろん二人もそう思った。
カミサマはそんな兄妹二人にあるプレゼントを
するのでした。

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