mob少年は異世界で無双する⁉︎(仮)
学園編〜騒がしい入学式
次の日の朝、うちの屋敷にカリンの家の馬車がやってきた。
俺は馬車に乗り学園へ向かう。
「カリン様、ソージ様到着いたしました。」
そういったのは、カリンのうちで執事をやっているクルードさんだ。ていうか、なんで貴族じゃないのに執事なんているのだろう。
「そういえばなんだけどさ、貴族じゃないのに執事がいるの?」
「ん?ある程度上の…商会は……貴族の地位が…国王から渡されるよ?だから…うちは……平民だけど…貴族って感じ…なの」
だ、そうだ。てか俺は誰に説明しているのか。
学園についた俺たちは入学式の会場である第二訓練場に行く。席は決まっていないため、入り口の近くの空いている席に座る。カリンも一緒に隣に座った。
俺たちが入った頃にはだいぶ人が集まっていたので、さほど待たずに入学式が始まった。
「えー私がこの学園の校長をしているレン・フィヨルドである。この度は入学おめでとう。この学園に入ったからには互いに切磋琢磨できるような生徒になれるように頑張ってほしい。ここではこの学園の歴史を知って貰うため、えー」
入学式が始まり校長の話が始まる。やはりどこの世界でも校長先生の話は長いのである。
睡魔と戦うこと20分やっと話が終わる。
「ということで学園の伝統を守って頑張ってほしい。」
「ありがとうございました。次は新入生主席代表、ヴァイス・ウェン・セレスティーナ」
「はい」
会場全体に響き渡るような声をあげて一人の生徒が立ち上がる。あのセレスティーナって子はこの国の王族らしい。
「神に恵まれた天気の中ここにいる新入生達と一緒に入学できることが大変嬉し思います。私、セレスティーナは互いに成長しあえるそんな学園を作る手助けができるようにしたいと思います。皆さんこれから始まる学園生活を思う存分楽しんでいきましょう。以上です」
代表の子は話し終わると目線をソージの方に向け、にっこりと微笑んだ。
その後も順調に入学式は進み閉会を迎えた。
さぁ帰ろうとカレンと一緒に校門を出ようとした時、先ほどの代表挨拶をしていた子が声をかけてきた。
「はぁはぁ、す、すみませんあなたがソージ・シルフィードさんですか?覚えていらっしゃいますか?」
突然、知らない子に声をかけられて困ってしまう。
「その顔は覚えいないのですね。ヒント、賊に襲われる。」
さて、なんのことだろう。そう持っていると
「もう!君と会えるのをずっと楽しみにしてたのに。5歳の時に賊に襲われていたところを君に助けてもらった女の子です!!!」
5歳時……………………あっあの時のか。
「気づかなかった。全然姿が違うから。」
そう言うとセレスティーナは俺に抱きついてきた。
なんだろうデジャブ。
「あの時から君は私の王子様です。婚約してください」
やはりかなんとなくわかってた。
「でもねセレスティーナ王女「セレスでいいです」…セレスさんは王族だから親とか」
「お父様はいいって言ってくれてます。私は王位継承権がないですから。それにお父様は政略結婚はダメだって」
どうしよう、また拉致られたら。
そう思っているとセレスは
「正式な発表はまだですけど。形だけでも」
と上目遣いで言われる。ダメだ断れない。こうして2日で二人の人に婚約を申し込まれるのであった。
誤字があったら教えてください。
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コメント
腹黒の赤さん
めっちゃ面白いです!
続きを待っていますε٩( ºωº )۶з
頑張ってください( ´ཫ`)