リア充VS非リア『ブサイク達の大逆転』 ――名前の壁は超えてやる!
白いペンキと変態男
俺を含めた五人。俺、豚人間、変態マッチ、アゴシャベル、福笑いマンは相手の教室に向かって特攻する。
作戦はこうだ。
まず、俺達五人の特攻部隊が相手のいる二階に煙玉を投げつけまくる。
それと同時に音爆弾を投げたり、大声を出して敵を翻弄する。
パニックを起こし、危険と判断して階段から降りた敵を応戦部隊(尻デカブーブー、ツルツルビビり、コブスレイヤー、鼻くそマシンガン、ジャガーマウンテン、永沢君)がぶちのめす。なかなか降りてこなかった場合はこいつらも特攻部隊のように突っ込むことになっている。
残りの五人は支援部隊で欠けてしまった部隊のところに入っていく。
まぁ、鼻くそマシンガンが敵を蹴散らして終わりだとは思うんだけどな。
「っしゃぁ!! いくぞーー!!」
俺達は二階廊下を思いっきり走りながら、廊下に煙玉を投げつけまくる。
たちまち煙に包まれて火事でも起こっているかのように周りが全く見えなくなる。
「きゃー!」「何が起きた?!」
など、いると思われる教室から声が上がる。
これで相手の場所を把握でき、尚且つ敵がこの場に残っているということが分かった。
「よぉし! あそこの教室だ!! 突っ込むぞー!」
豚人間が超ハイテンションで声を上げる。
「痛っ!」
俺は足を何かにぶつける。
「どうした?」
「いや、足をぶつけただけ」
「ねぇ、相手の位置は分かるけど教室の扉とかって見えるのかな……?」
福笑いマンが震えるような声を出す。
「……豚人間!! やっぱり、お前の作戦なんてダメだったよ!!」
「うっせ!! お前だって賛成してただろ!!」
俺達が戦闘中にアホらしい喧嘩をしていると、あのムカつくギャルのような声が聞こえる。
「ねぇ、相手も困惑してんじゃない?」
「なら、落ち着こう。逃げる必要も無いな」
「「……」」
俺ら特攻部隊は黙り込む。
「てめぇのせいだぁ!!」
「なっ……お前が騒ぐからだろ!!」
「少し落ち着こう。こういう時はエロい話でもっ……」
「「お前は黙れぇ!!」」
「本当に落ち着け。顎の力があれば敵なんて物理でも倒せるだろう。私達は特攻部隊。己の力を信じるのよ!!」
「「うおおぉ!!」」
俺達、特攻部隊に活気が戻る。
「うわっ……。なんか、お相手さん。勝手に盛り上がってない?」
あいつ、あえて聞こえるような声を出していやがんのか……。舐めやがって!
「撃海ー。よろしくぅ!」
何だよ。撃海って誰やねん。
しかも、よろしくって何だよ。
すると、隣からベチャッという鈍い音が聞こえ、俺の顔にも何かが飛び散る。
白色の……ペンキ?
「豚 勝男へのヘッドショットを確認! 脱落!」
豚人間が撃たれた……?
相手の狙撃能力いかれてんだろ。この見えない状況にいるんだぞ?!
「一旦伏せろ!!」
その掛け声と同時に周りからも伏せるようなガサッという音が聞こえる。
「顎で銃弾を跳ね返すとか出来ないかな……」
「それは辞めとけ」
「野球みたいにカキーン! って」
「無理だから」
こんな馬鹿げた会話をしていると、反対側の廊下から声が聞こえる。
「よし! 降りてこないってことは相手は教室に篭っているぞー!」
「「特攻だー!」」
「や……ちょ。待て」と、声を出そうとするが手前の方に白色のペンキが撃たれ中々前に進むことが出来ない。
白色のペンキが服やらなんやらについてじれったい。
「フハハハハハハ!!」
隣で変態マッチが狂い出したかのように笑い始める。
「お前! 危ないからやめろ……!」
「うるせぇ! 白色のペンキを女子にかけないでどうする? 俺の時代だァ!」
変態マッチが覚醒したかのようにピンク色のオーラと巨大な剣を発生させる。
いやいやいや! 一つはガチでおかしいから! そんなもの出さなくていいから! いや、正確にはポロリしてないんだけどな?!
「うおおおおぉ!!」
変態マッチが煙の中を突っ切り、教室の扉を開く音がする。
あいつが気を取ってくれてる隙に俺も何かしないとな!
「応戦部隊!! 今は危険だ! 全軍退避!! ……よし。俺らも逃げるぞ」
「でも、変態マッチ君が……」
「あいつは今頃色んな意味でスッキリしている。逃げるぞ!!」
俺らが支援部隊のいる教室に戻っている時。色々なアナウンスが聞こえてきた。
「横山 美穂。橋本 優希のヘッドショットを確認!」
……あいつすげぇな。
どんだけ覚醒してんだよ。
「……ゴホン」
わざとらしい咳払いが聞こえる。
「江戸川 獲六。卑猥な行為で脱落!」
あいつへナニしてんのぉ?!
頭おかしいだろ!
まぁ、あいつのお陰で俺らは無事教室に戻ることが出来た。
こっちの本気を見せてやるよ!!
作戦はこうだ。
まず、俺達五人の特攻部隊が相手のいる二階に煙玉を投げつけまくる。
それと同時に音爆弾を投げたり、大声を出して敵を翻弄する。
パニックを起こし、危険と判断して階段から降りた敵を応戦部隊(尻デカブーブー、ツルツルビビり、コブスレイヤー、鼻くそマシンガン、ジャガーマウンテン、永沢君)がぶちのめす。なかなか降りてこなかった場合はこいつらも特攻部隊のように突っ込むことになっている。
残りの五人は支援部隊で欠けてしまった部隊のところに入っていく。
まぁ、鼻くそマシンガンが敵を蹴散らして終わりだとは思うんだけどな。
「っしゃぁ!! いくぞーー!!」
俺達は二階廊下を思いっきり走りながら、廊下に煙玉を投げつけまくる。
たちまち煙に包まれて火事でも起こっているかのように周りが全く見えなくなる。
「きゃー!」「何が起きた?!」
など、いると思われる教室から声が上がる。
これで相手の場所を把握でき、尚且つ敵がこの場に残っているということが分かった。
「よぉし! あそこの教室だ!! 突っ込むぞー!」
豚人間が超ハイテンションで声を上げる。
「痛っ!」
俺は足を何かにぶつける。
「どうした?」
「いや、足をぶつけただけ」
「ねぇ、相手の位置は分かるけど教室の扉とかって見えるのかな……?」
福笑いマンが震えるような声を出す。
「……豚人間!! やっぱり、お前の作戦なんてダメだったよ!!」
「うっせ!! お前だって賛成してただろ!!」
俺達が戦闘中にアホらしい喧嘩をしていると、あのムカつくギャルのような声が聞こえる。
「ねぇ、相手も困惑してんじゃない?」
「なら、落ち着こう。逃げる必要も無いな」
「「……」」
俺ら特攻部隊は黙り込む。
「てめぇのせいだぁ!!」
「なっ……お前が騒ぐからだろ!!」
「少し落ち着こう。こういう時はエロい話でもっ……」
「「お前は黙れぇ!!」」
「本当に落ち着け。顎の力があれば敵なんて物理でも倒せるだろう。私達は特攻部隊。己の力を信じるのよ!!」
「「うおおぉ!!」」
俺達、特攻部隊に活気が戻る。
「うわっ……。なんか、お相手さん。勝手に盛り上がってない?」
あいつ、あえて聞こえるような声を出していやがんのか……。舐めやがって!
「撃海ー。よろしくぅ!」
何だよ。撃海って誰やねん。
しかも、よろしくって何だよ。
すると、隣からベチャッという鈍い音が聞こえ、俺の顔にも何かが飛び散る。
白色の……ペンキ?
「豚 勝男へのヘッドショットを確認! 脱落!」
豚人間が撃たれた……?
相手の狙撃能力いかれてんだろ。この見えない状況にいるんだぞ?!
「一旦伏せろ!!」
その掛け声と同時に周りからも伏せるようなガサッという音が聞こえる。
「顎で銃弾を跳ね返すとか出来ないかな……」
「それは辞めとけ」
「野球みたいにカキーン! って」
「無理だから」
こんな馬鹿げた会話をしていると、反対側の廊下から声が聞こえる。
「よし! 降りてこないってことは相手は教室に篭っているぞー!」
「「特攻だー!」」
「や……ちょ。待て」と、声を出そうとするが手前の方に白色のペンキが撃たれ中々前に進むことが出来ない。
白色のペンキが服やらなんやらについてじれったい。
「フハハハハハハ!!」
隣で変態マッチが狂い出したかのように笑い始める。
「お前! 危ないからやめろ……!」
「うるせぇ! 白色のペンキを女子にかけないでどうする? 俺の時代だァ!」
変態マッチが覚醒したかのようにピンク色のオーラと巨大な剣を発生させる。
いやいやいや! 一つはガチでおかしいから! そんなもの出さなくていいから! いや、正確にはポロリしてないんだけどな?!
「うおおおおぉ!!」
変態マッチが煙の中を突っ切り、教室の扉を開く音がする。
あいつが気を取ってくれてる隙に俺も何かしないとな!
「応戦部隊!! 今は危険だ! 全軍退避!! ……よし。俺らも逃げるぞ」
「でも、変態マッチ君が……」
「あいつは今頃色んな意味でスッキリしている。逃げるぞ!!」
俺らが支援部隊のいる教室に戻っている時。色々なアナウンスが聞こえてきた。
「横山 美穂。橋本 優希のヘッドショットを確認!」
……あいつすげぇな。
どんだけ覚醒してんだよ。
「……ゴホン」
わざとらしい咳払いが聞こえる。
「江戸川 獲六。卑猥な行為で脱落!」
あいつへナニしてんのぉ?!
頭おかしいだろ!
まぁ、あいつのお陰で俺らは無事教室に戻ることが出来た。
こっちの本気を見せてやるよ!!
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