なんか転移したのでチート能力で頑張ります。
第29話 後処理と重なる問題
この戦闘後、騒ぎを聞きつけたギルドの職員が駆けつけ、俺達は聴取を受けてた。
とりあえず俺と進は知っていることをある程度省略し、説明してから何とかこの場の収拾がついたようなので、俺達は街へと帰っていった。
俺達が街に着き街の様子を伺っていると、街の人々ほ俺達に目を合わせずにそれぞれ通りすぎていったり、顔をそらしていたりしていた。
その時点で俺は何でこんな事をしているのかということが分かり、気にしないでおいた。
まぁ、今回の件について俺達は街で何があったのか等を聞いているので、特に何も思うところがないというのは嘘になるかも知れないが、気にしないことにした。
まぁ結局、人は人を売るんだよ。自分の利益の為ならな。
そんなことを考えていながらお腹が減っていたのでいつもの奴を進と一緒に頂いていると、急にギルドの職員が駆けつけてきた。
「何だろうな、あれ。」
と俺は進に聞くと、
「いや、分からん。俺達に対しての尋問っていうかそういうものは終わったからな。流石に俺達には関係ないと思うのだが…」
という話をしていたらギルドの職員がこちらに詰めより話かけてきた。
「すみません、急なお話で申し訳ないのですがついてきて下さい。」
と言ってきた。
「何かあったんですか?」
と俺が聞くと、衝撃的な事実を告げてきた。
「はい、実は…この街の領主様が何者かに殺されていました。」
「…本当ですか?」
「はい、どうやら即死らしいとのことなのですが…」
「そうですか…」
何とあの領主が何者かに殺されていたとの事なのだ。
今回の件はあの領主が何故か俺を狙っての犯行だったが、もしかして更に後ろに何者か、何かが動いていたのか?
気になった俺であったが、ギルドの職員が「一応ギルドの方までご同行下さい。」と言ってきたのでとりあえず俺達は付いていくのであった。
道中、進がこんな事を聞いてきた。
「なぁ真琴、誰なんだろうな。今回の本当の敵は…」
「俺も分からんが、絶対に領主の後ろに誰かがいるはずだ。もしかしたらお前が追っている組織かも知れないし、これまた違ったものかも知れない。」
「………」
「とりあえず今は捜査の協力でもしておこう。…俺達が動けるのはそれからだ。」
「あぁ…」
と俺達が会話を終えて直ぐにギルドに到着した。
その後、俺達は今回の事件について、根掘り葉掘り聞かれたり、この事件の考察を行ったりして何とか一段落した時にはもう辺りも暗くなっていたのであった。
なので、俺達はもう帰ることにした。
…ちなみに証言が揃っていて疑う余地がないのかは知らないが俺達が犯人ということは無いとのことらしい。
そんな帰り道に俺は聞いた話を思い出していた。
今回の件はとりあえず国の上部の方へと報告すること、更にこの領主を継ぐ者の決定や、今回の事件の証拠集め等が行われるということになったらしい。
そういえば、仲良くなった人は
「いやー、君が討伐したモンスターの情報も整理しないといけないし、今回の件の処理もしなくちゃいけないし、まだモンスター討伐の報酬も配布出来ていないからこれから大変だな。」
と言っていたっけな。
とりあえず、今回の件は色々あるため後日また連絡するということになり、一応の形とはなるが、この事件は解決したということになった。
…犯人とかはまだ不明ではあるが。
とりあえずは俺達はこの事件についてはもう関わるということはないので安心し、帰路についた俺は夕食等を終え、もう今日は疲れたので眠りについたのであった。
とりあえず俺と進は知っていることをある程度省略し、説明してから何とかこの場の収拾がついたようなので、俺達は街へと帰っていった。
俺達が街に着き街の様子を伺っていると、街の人々ほ俺達に目を合わせずにそれぞれ通りすぎていったり、顔をそらしていたりしていた。
その時点で俺は何でこんな事をしているのかということが分かり、気にしないでおいた。
まぁ、今回の件について俺達は街で何があったのか等を聞いているので、特に何も思うところがないというのは嘘になるかも知れないが、気にしないことにした。
まぁ結局、人は人を売るんだよ。自分の利益の為ならな。
そんなことを考えていながらお腹が減っていたのでいつもの奴を進と一緒に頂いていると、急にギルドの職員が駆けつけてきた。
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何とあの領主が何者かに殺されていたとの事なのだ。
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今回の件はとりあえず国の上部の方へと報告すること、更にこの領主を継ぐ者の決定や、今回の事件の証拠集め等が行われるということになったらしい。
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