なんか転移したのでチート能力で頑張ります。

山下 昇

プロローグ 俺がなぜ転移したのか

「………どうしてこうなった…」
俺、新垣真琴はつくづくそう思った。

さんさんと光を放ち続ける日本と同じ色の太陽、

日本とは違う空気感、

まわりには見渡す限り平原が広がっている。

そして、約1キロメートル先にいるモンスターらしきものいやモンスターというべきような動物

そう要は転移してきたのだ………認めたくはないが…

とりあえずなぜこうなったのか思い返してみる。


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そうあの時は確か家に帰った瞬間寝てしまったのだ。

とりあえずわかっているのはその時に見た夢のせいだということくらいか。

寝てから結構してこんな夢を見た。

夢の中で「あぁ…また一人また一人と逝ってしまったか…悲しいことだなあ…」と声がした。

なんだろうと思い、声がするほうに行ってみた。

行ってみたら人の容姿はしているだろうなぁとはわかるのだが、全体にモザイクがかかっていて細かくはわからないそんな感じの人(?)がいた。

「おや君は?あぁ僕の世界しこうに入りこんでしまったのか、にしても普通じゃ入れないはずなんだがなぉ…」
とその人(?)が話しかけてきた。
そしてその人(?)は続いてこんなことを言ってきた。

「まぁいいか。とりあえずそこの君一緒に話しでもしないかい?まぁなんだ悪い話ではないからさ」

どう見ても怪しい。
まず全身モザイクの時点で近づきたくもない。
しかし相手はずっとこちらを見つめてくる。
その時点でもはやSAN値が減少しそうだったので諦めて話は聞くことにした。

「…なんですか?」

「なに、別に怪しいことはなにもないさ。ただ君の話を聞きたいだけだよ。」

「………その全身モザイクは?」

「まぁ気にしないでくれたまえ無駄にダイスは振りたくないだろう?」と言ってきた。
………予想通りだったあれはヤバいやつっぽい、というか
ダイス振りとか…
もしかしてわかっててやってるんですかね…

「で、なにか用ですか?」

「あぁ勿論、君に悪くない話さ。なにそう固くなるな大丈夫だって」

…危ない感じしかしない早く目が覚めて欲しいと思いながら話しを聞いていた。

「では本題だ………君、異世界に行きたくはないか?」
一瞬固まった。当たり前だ。
あの異世界、I S E K A Iに行けると言っているのだ。
神だ!神がいた!この世には神がいたのだ!
凄い興奮したそしてすぐに
「是非行きたいです!」と言ってしまった。

それはそうだ俺にとってはデ◯ズ◯ー◯ン◯なんて屁でもない。
というか比べることなんておこがましいとさえ思っている。

「そうか逝きたいかぁそうかそうか!」と言ってきてそのあとすぐ視界がブラックアウトした。

「なら楽しみたまえ自分の持てる知識を身体能力からだをそしてこれからへの希望をもって!」

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………うん…ごめん…普通に俺が悪かったです。
でもまさか本当に来ることになるなんて…

…とりあえずなぜか徐々に近づいてきているモンスターをどうにかしなきゃな!





こうして真琴の異世界での生活が始まった。

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