過去と現在を結ぶ異世界ストーリー
~堕落と目的~
王都を出発し、半月がたった
帝国エクスペインまでは残り半分となっていた(サーシャ談)
俺達は何のトラブルもなく、馬車に揺られ進んでいた
お約束の盗賊さんも出てこない
この世界本当に救う必要ある?ってぐらい平和だ
「サーシャ、平和だな~」
『はい、平和で何よりです』
サーシャが俺の頭をなでている
今俺は馬車の御者台でサーシャに膝枕してもらっている
サーシャも簡単な精神トレーニングをしている
手綱はどうしたって?
めんどくさくなったので魔法でオート式にした
イレギュラーがない限りは任せていい安心設計だ
「この世界を救う為に召喚されたのに、平和すぎて救う必要ないんじゃない?」
『魔王でしたっけ?伝承では記されてましたが・・・』
人差し指をあごに首を傾げるサーシャ。可愛い
「意外とサーシャに会う為に召喚されたのかもな!割と本気で思ってるよ」
『ユ、ユウジ様。でしたら私は幸せ者です』
りんごみたいに真っ赤になっちゃって。初奴よの~
「サーシャ。イメージ乱れてるよ?やり直しな?」
『あっ!ユウジ様ひどいです!もしかして狙いました?』
おいおい、それはないだろ!狙ってたけどさ!
「ふ~ん。俺の愛を疑うんだな?愛が足りないてないようだ!はい、荷台いって~」
『申し訳ありません。罰として、ご寵愛頂きます』
あれ?サーシャが荷台に移る際にやりっとしたような?
こういう時オート式操縦魔法は便利だ
そのまま荷台に移った俺達はキスを交わし、愛しあった
荷物は全部アイテムボックスに入れていたので、荷台には布団だけ用意しておいた。
いつでも愛せるようにな!サーシャも結構好きものだ
真昼間からの行為に最初は抵抗していたが、人間は慣れるものだ。
恥ずかしがりはするが、抵抗はしなくった。そのギャップがたまらん
馬車と言えば、大抵2つの問題がある
振動と座り心地だ。振動はサイレントで、座り心地はカイザーウルフの毛布を引き詰め、もっふもふにした
快適だ、快適すぎて都度サーシャを求めてしまう
朝も昼も夜も関係なく求めてしまっている
今回の旅の1番の結果は?と、問われたら、間違いなくサーシャがエッチに開発されたことだ
あぁ~幸せ、幸せ
いちお夜の真面目な鍛練もしている
宿屋に泊まればサーシャを愛したあとに
野宿の時はサーシャを愛したあとに
変わらないだろ!って?変えるわけないだろ!
あっ、でも野宿のときは見張りは俺のみだ
サーシャにやらせたりはしない。俺は昼寝すればいいんだし
サーシャのお肌が荒れたら俺が悲しくなるからな!
「サーシャ、ありがとう。気持ち良かった。休んでていいよ?」
『ユウジ様。よければもう少しご寵愛頂ければ嬉しいです』
こうしてまたサーシャを押し倒す
サーシャも本当に好きものなんだよなぁ
あれ?もしかして愛の狂気発動してる?
サーシャもメイド業から解放され、俺もしがらみ(出羽亀たちののぞき見)から解放された今、お互い欲望に忠実に、そして堕落していった
目的がないというのも人間ダメにしてるきがする
いや、正確にはある
俺にはヘイネを迎えにいくという約束がある
所謂、大目的だ。ただ今はそれを叶えることができない
なら叶えるための準備をしなきゃいけない
準備・・・力はつけなきゃなぁ~
でもサーシャ柔らかいからなぁ
いやいや、流されてるから!色魔、色魔!
やっぱり目的だ!小さい目的が必要だ!
「なぁ、サーシャ。やっぱり最近弛んでるよな?」
『え!?わかりますか?ちょっと気になってたんです。お肉ついちゃったかなって。うぅ、すいません』
「へ?お肉?何の話?」
『私のお腹のお話では?弛んでるって・・・』
「なに勘違いしてんの!?シリアスな場面台なしだよ!サーシャのお腹はスベスベのぷにぷにで最高だから!」
ぷにぷに、ぷにぷに
『嬉しいですが、ぷにぷにするのはやめてください!』
顔を真っ赤にして恥ずかしがる
お互い顔を合わせ笑い合う
幸せだ、サーシャはやっぱりサーシャだった
(サーシャ、お腹のお肉気にしてるのか・・・。確かに今の生活だと馬車に揺られるだけで、メイド時代と違って体動かす機会がないからな。いや、別の意味では動かしてるが・・・。やっぱり違うんだろう。それに加えてサーシャの飯は美味いし、太る原因になるか・・・。俺は夜鍛練できるが、サーシャは休ませてるし。何か愛しいメイドの為にできることは・・・。)
「どう考えても弛んでると思う。あ、お腹じゃないよ?時間の有効活用的なやつな?」
『それをユウジ様が言いますか?いつもエッチなことされるのユウジ様ですよね?』
ごもっとも!さすがサーシャ。でも俺だけかなぁ~
「確かにその通りだ。でもサーシャ嬉しそうだよな?」
サーシャも好きだもんな!
『ユウジ様が喜んでくださるからです!』
おぉ!サーシャいい子だなぁ。でも引かん!
「ありがとう、サーシャ。でも、サーシャも好きだよね?はい、か、いいえ、しか答えは受け付けない!」
『・・・はい。・・・うぅ、ひどいです。ユウジ様』
「よしよし。頑張ったな、サーシャ。悪かった」
サーシャを抱き寄せ、頭をなでる
飴と鞭は使いようだな
「話が脱線したが、やっぱり時間がもったいないと思うんだ。特にサーシャな。馬車で魔法の練習ができると言っても大掛かりなやつはできないだろ?魔山みたいに実戦もできない。夜はサーシャには休んでもらいたい。体も動かさないと鈍るだろ?かと言って、馬車を停めてまでってのもやっぱり違う気がする」
『確かに最近体を動かしていないですね。メイド時代はメイド業に、アマンダさんの鍛練もありましたから』
「やっぱり適度な運動は必要だと思う。別の運動以外でな?」
サーシャの山脈をじ~とみる
『ユウジ様、脱線されてます。それと目線がいやらしいです』
「おっと!危うく登山するとこだった!それでな、サーシャも鍛練ができて、しかも馬車をとめなくてもいい空間なんかがあったらどう思う?」
『なんですか、その素敵空間は?ユウジ様本当に無茶苦茶ですよね?』
それから俺はサーシャに『時空魔法』について話した
ヘイネからもらった空間を作る魔法だということ
サイレントは時空魔法を抽出したスキルだということ
空間はもしかしたら1つしか作れないということも
「ヘイネでさえ空間は1つだけだったかもしれない。だけど、サーシャの為ならヘイネも喜ぶだろ」
『よろしいんですか?そんな貴重な魔法を私の為に・・・』
「もともと使い道がわからなかった魔法だったんだ。あまりに絶大な力でさ。でもせっかくある魔法だ。使わないより使ったほうがいいだろ?それが愛しいメイドの為なら尚更だ!ヘイネもサーシャの為なら喜んでくれるだろ」
『ユウジ様・・・ありがとうございます。嬉しいです』
「とりあえず、まだこの魔法はわからないことが多いんだ。だからヘイネに聞いてみる。明日でも構わないか?空間自体は作れるのは間違いないんだ。それに問題ないだろうが、ヘイネにも許可とってみる」
『はい、いつでも問題ありません』
「多分大丈夫だ!・・・惚れた?」
『今もこれからもずっとユウジ様に惚れています!』
こうして俺達はまたいちゃいちゃした
う~ん、堕落してんなぁ
堕落した生活からなんとか抜け出せそうな『目的』ができた
大目的はヘイネ、そして今回の目的はサーシャ
俺の目的はきっとこれからも愛しい人達の為にできるんだろう
それも悪くないな、と密かに思うユウジだった
帝国エクスペインまでは残り半分となっていた(サーシャ談)
俺達は何のトラブルもなく、馬車に揺られ進んでいた
お約束の盗賊さんも出てこない
この世界本当に救う必要ある?ってぐらい平和だ
「サーシャ、平和だな~」
『はい、平和で何よりです』
サーシャが俺の頭をなでている
今俺は馬車の御者台でサーシャに膝枕してもらっている
サーシャも簡単な精神トレーニングをしている
手綱はどうしたって?
めんどくさくなったので魔法でオート式にした
イレギュラーがない限りは任せていい安心設計だ
「この世界を救う為に召喚されたのに、平和すぎて救う必要ないんじゃない?」
『魔王でしたっけ?伝承では記されてましたが・・・』
人差し指をあごに首を傾げるサーシャ。可愛い
「意外とサーシャに会う為に召喚されたのかもな!割と本気で思ってるよ」
『ユ、ユウジ様。でしたら私は幸せ者です』
りんごみたいに真っ赤になっちゃって。初奴よの~
「サーシャ。イメージ乱れてるよ?やり直しな?」
『あっ!ユウジ様ひどいです!もしかして狙いました?』
おいおい、それはないだろ!狙ってたけどさ!
「ふ~ん。俺の愛を疑うんだな?愛が足りないてないようだ!はい、荷台いって~」
『申し訳ありません。罰として、ご寵愛頂きます』
あれ?サーシャが荷台に移る際にやりっとしたような?
こういう時オート式操縦魔法は便利だ
そのまま荷台に移った俺達はキスを交わし、愛しあった
荷物は全部アイテムボックスに入れていたので、荷台には布団だけ用意しておいた。
いつでも愛せるようにな!サーシャも結構好きものだ
真昼間からの行為に最初は抵抗していたが、人間は慣れるものだ。
恥ずかしがりはするが、抵抗はしなくった。そのギャップがたまらん
馬車と言えば、大抵2つの問題がある
振動と座り心地だ。振動はサイレントで、座り心地はカイザーウルフの毛布を引き詰め、もっふもふにした
快適だ、快適すぎて都度サーシャを求めてしまう
朝も昼も夜も関係なく求めてしまっている
今回の旅の1番の結果は?と、問われたら、間違いなくサーシャがエッチに開発されたことだ
あぁ~幸せ、幸せ
いちお夜の真面目な鍛練もしている
宿屋に泊まればサーシャを愛したあとに
野宿の時はサーシャを愛したあとに
変わらないだろ!って?変えるわけないだろ!
あっ、でも野宿のときは見張りは俺のみだ
サーシャにやらせたりはしない。俺は昼寝すればいいんだし
サーシャのお肌が荒れたら俺が悲しくなるからな!
「サーシャ、ありがとう。気持ち良かった。休んでていいよ?」
『ユウジ様。よければもう少しご寵愛頂ければ嬉しいです』
こうしてまたサーシャを押し倒す
サーシャも本当に好きものなんだよなぁ
あれ?もしかして愛の狂気発動してる?
サーシャもメイド業から解放され、俺もしがらみ(出羽亀たちののぞき見)から解放された今、お互い欲望に忠実に、そして堕落していった
目的がないというのも人間ダメにしてるきがする
いや、正確にはある
俺にはヘイネを迎えにいくという約束がある
所謂、大目的だ。ただ今はそれを叶えることができない
なら叶えるための準備をしなきゃいけない
準備・・・力はつけなきゃなぁ~
でもサーシャ柔らかいからなぁ
いやいや、流されてるから!色魔、色魔!
やっぱり目的だ!小さい目的が必要だ!
「なぁ、サーシャ。やっぱり最近弛んでるよな?」
『え!?わかりますか?ちょっと気になってたんです。お肉ついちゃったかなって。うぅ、すいません』
「へ?お肉?何の話?」
『私のお腹のお話では?弛んでるって・・・』
「なに勘違いしてんの!?シリアスな場面台なしだよ!サーシャのお腹はスベスベのぷにぷにで最高だから!」
ぷにぷに、ぷにぷに
『嬉しいですが、ぷにぷにするのはやめてください!』
顔を真っ赤にして恥ずかしがる
お互い顔を合わせ笑い合う
幸せだ、サーシャはやっぱりサーシャだった
(サーシャ、お腹のお肉気にしてるのか・・・。確かに今の生活だと馬車に揺られるだけで、メイド時代と違って体動かす機会がないからな。いや、別の意味では動かしてるが・・・。やっぱり違うんだろう。それに加えてサーシャの飯は美味いし、太る原因になるか・・・。俺は夜鍛練できるが、サーシャは休ませてるし。何か愛しいメイドの為にできることは・・・。)
「どう考えても弛んでると思う。あ、お腹じゃないよ?時間の有効活用的なやつな?」
『それをユウジ様が言いますか?いつもエッチなことされるのユウジ様ですよね?』
ごもっとも!さすがサーシャ。でも俺だけかなぁ~
「確かにその通りだ。でもサーシャ嬉しそうだよな?」
サーシャも好きだもんな!
『ユウジ様が喜んでくださるからです!』
おぉ!サーシャいい子だなぁ。でも引かん!
「ありがとう、サーシャ。でも、サーシャも好きだよね?はい、か、いいえ、しか答えは受け付けない!」
『・・・はい。・・・うぅ、ひどいです。ユウジ様』
「よしよし。頑張ったな、サーシャ。悪かった」
サーシャを抱き寄せ、頭をなでる
飴と鞭は使いようだな
「話が脱線したが、やっぱり時間がもったいないと思うんだ。特にサーシャな。馬車で魔法の練習ができると言っても大掛かりなやつはできないだろ?魔山みたいに実戦もできない。夜はサーシャには休んでもらいたい。体も動かさないと鈍るだろ?かと言って、馬車を停めてまでってのもやっぱり違う気がする」
『確かに最近体を動かしていないですね。メイド時代はメイド業に、アマンダさんの鍛練もありましたから』
「やっぱり適度な運動は必要だと思う。別の運動以外でな?」
サーシャの山脈をじ~とみる
『ユウジ様、脱線されてます。それと目線がいやらしいです』
「おっと!危うく登山するとこだった!それでな、サーシャも鍛練ができて、しかも馬車をとめなくてもいい空間なんかがあったらどう思う?」
『なんですか、その素敵空間は?ユウジ様本当に無茶苦茶ですよね?』
それから俺はサーシャに『時空魔法』について話した
ヘイネからもらった空間を作る魔法だということ
サイレントは時空魔法を抽出したスキルだということ
空間はもしかしたら1つしか作れないということも
「ヘイネでさえ空間は1つだけだったかもしれない。だけど、サーシャの為ならヘイネも喜ぶだろ」
『よろしいんですか?そんな貴重な魔法を私の為に・・・』
「もともと使い道がわからなかった魔法だったんだ。あまりに絶大な力でさ。でもせっかくある魔法だ。使わないより使ったほうがいいだろ?それが愛しいメイドの為なら尚更だ!ヘイネもサーシャの為なら喜んでくれるだろ」
『ユウジ様・・・ありがとうございます。嬉しいです』
「とりあえず、まだこの魔法はわからないことが多いんだ。だからヘイネに聞いてみる。明日でも構わないか?空間自体は作れるのは間違いないんだ。それに問題ないだろうが、ヘイネにも許可とってみる」
『はい、いつでも問題ありません』
「多分大丈夫だ!・・・惚れた?」
『今もこれからもずっとユウジ様に惚れています!』
こうして俺達はまたいちゃいちゃした
う~ん、堕落してんなぁ
堕落した生活からなんとか抜け出せそうな『目的』ができた
大目的はヘイネ、そして今回の目的はサーシャ
俺の目的はきっとこれからも愛しい人達の為にできるんだろう
それも悪くないな、と密かに思うユウジだった
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