よくある?異世界物語

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よくある?昔馴染み

ユウ視点

「よう、爺ちゃん!」
「シューロンの坊主か。・・・島が大変な時に今までどこにいたのじゃ!!」
「それが島から転げ落ちてたんだよ。・・・それと、島の危機ってこの島が転移した理由だろ?それならもう解決したよ。」
「何?!馬鹿なこの島が転移したってことは我らが総力でかかっても勝てぬ相手ということじゃぞ!!・・・いくらなんでも解決がはやすぎる!!」
「だけど、解決したことは事実なんだよ。・・・こいつが戦っていたんだよ。」
「・・・どなたじゃ?・・・確かに強者の気配はするが・・・。」
「初めまして。僕は悠と申します。・・・一応、神様です。」
「・・・ほう・・・なるほどな。・・・確かに昔会ったルクスと似たような感じもある。」
「・・・ルクスさんに会ったことがあるんですか!?」
「ああ。・・・ルクスさん・・か。随分と親しげだな。」
「・・・ええ。まあ、妻の父親ということで義理の父にあたりますからね。」
「・・・ほう!!・・・その子か?」
「ええ。よくわかりましたね。」
「ルクスの妻の一人と似たような雰囲気のおなごがいたのでの。」
「・・・もしかして、結構な知り合いだったりするんですか?」
「まあな。一緒に冒険した仲じゃ。・・・もうずっと会ってはいないがの。・・・まあ、それも仕方あるまい。そもそもこの世界には神が少なすぎるのがいけないのじゃ。もう少し神がいないと回るものも回らんぞ。」
龍人族の長老はそう言って愚痴り始めました。

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