よくある?異世界物語

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よくある?徹夜明け

ユウ視点

眠れないまま朝を迎えました。・・・今になって漸く眠くなってきたよ・・・。
「おはよう、悠くん。」
「おはよう・・・光、昨日寝すぎたせいか、一睡もできなかったよ。」
「まあ、確かに眠れなくても仕方ないね。」
「お陰で今はそこそこ眠い・・・。まあ、今寝ちゃったら生活リズム崩れちゃうからやめておくけどさ。」
「まあ、その方がいいかもね。」
「ところで、悠くんは眠れなかったなら何をしていたの?」
「光の顔をずっと眺めてたよ。・・・可愛かった。」
「・・・少し恥ずかしいかな。」
っと、誰かが部屋に近づいてくる音が聞こえました。・・・お義母さんかな?
「2人とも起きている?ご飯よ。」
「あ、ありがとうございます。起きてますよ。」
「あ、別に急がなくていいから乱れた服とか直してから来なさい?」
「乱れた服って・・・別に何もしてませんよ?!」
「あら、私は別に何かしたなんて言ってないのだけれど・・・寝相とかの影響で服が乱れてるんじゃないかって思っただけよ。」
「いえ、僕も光も寝相いいので・・・ないですね。そもそも、僕は眠っていませんし。」
「・・・あら。どうして?」
「単純な話・・・昨日までずっと眠っていましたから・・・」
「ああ、なるほどね。」
「まあ、光はぐっすりでしたけどね。・・・可愛かったです。」
「あらあら。」
・・・お義母さんは・・・なんていうか手強いですね。手玉に取られるっていうか・・・。・・・いや、僕が勝手に自爆しているだけかも・・・。

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