よくある?異世界物語

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よくある?妨害

ユウ視点

「うん、うん、いいね。ただ、もう少し肌を見せてもいいんじゃない?」
咲良ちゃんが手をわきわきしながら近づいてきます。
「・・・水着って指定だったから問題ないでしょ。」
「・・・仕方ないなあ。よし、じゃあ第2試合だね。」
「・・・!?え?待って第2試合あるの?!」
「勿論。そして、罰ゲームも当然ありでね。」
「・・・ボクは見ていても・・・。」
「やらないの?なら、不戦敗って事で・・・。」
「・・・わかったよ!やればいいんでしょ、やれば。」
そうして服や姿を戻そうとした時にガシッと手を掴まれました。
「・・・え、えっと、なに?」
「罰ゲームなんだから次の敗者が決まるまではそのままでね。」
「・・・えっ!?本気?!」
「勿論!チーム分けはさっきの通りでいいよね。」
「・・・まあ、いいけど。本気でいくよ。」
・・・権能の使用による思考速度のブーストなども使っていく所存である。悪く思わないでね。これ以上負けたらどんな目にあわされるかわかったものじゃないんだ。
ゲームがはじまりました。思考速度を上げたボクは一度も攻撃を受けずに次々に相手の残機を減らしてゆきます。・・・よし、このままいけば勝てる、と思った時に突如、後ろから胸を揉まれ、変な声が出てしまいました。そして、その一瞬の隙にボクのキャラに攻撃が当たりボクのキャラは吹き飛ばされてゆきました。ボクはその間に犯人は誰かと思って後ろを振り返りました。・・・犯人は光でした。その後も光と雪による妨害は続き、ボクは逆転して負けてしまいました。雪、光・・・なんで・・・。

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