よくある?異世界物語

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よくある?雪の決着

雪視点

雪だるまを落としたことにより、舞台の上は、雪が積もっていました。さて、次は・・・
「行くよ。『竜氷りゅうひょう』」
雪の中から、氷でできた竜が現れました。そして、その竜は、積もった雪を飲み込みながら大きくなってゆき、そして、さらに舞台上の選手もろとも飲み込んでいった。全ての選手が飲み込まれたときに、竜はとけ、そして最後には首だけ出して、体は雪でガッチガチに固められた雪だるまがいくつも残るだけでした。
「えっと、こんなところかな?一応、場外にしたほうがいいのかな?」
『これは、もう試合終了でいいですね。はい、決まりましたー。四回戦を勝ち進んだのはユキ選手ただ一人です。いやー、いい試合でしたね。しかし、また一人ですか。決勝リーグ大丈夫なのですかねー。これ以上少なくなるとさすがに、どうかなと思うんですけど・・頑張ってくださいね。続きまして、五回戦です。準備が整い次第はじめましょう。』
どうやら、終わりらしい。観客の席を見渡すと、悠がうなづいて、にっこりと微笑んでくれました。私は、舞台を後にし、悠のところへ向かいました。

ユウ視点

うん、すごいね。楽しませてもらったよ。
「悠〜。ただいま。」
「おかえり、雪。綺麗だったよ。」
「良かった。」
「うん、決勝リーグも頑張ってね。」
「任せておいて。」
「私は〜?」
「リアラちゃんはなんか、簡単に優勝できそうだしね。魔術はともかく武術は、実力差が簡単には引っ繰り返らなそうだし。」
「確かに、そうね。」
「ま、明日は、僕も試合があるから、頑張るよ。」
「うん、がんばれ。」
さて、これは、勝ち抜かなきゃな。

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