よくある?異世界物語

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よくある?開戦

帝国のお城についた。
「じゃあ、先に行きます。」
僕は、そう言うと、城を飛び出し、街を走り抜け、門へと向かう。門は閉じていたから、壁をよじ登って、抜け出した。壁の上から、眺めると、遠くに小さな黒いものが見えた。あれかな?僕は、視力を強化した。ついでに鑑定してみると、間違い無いようだ。数で言うなら、1万5千くらいかな?僕は一度深呼吸をして、『強制解放』と呟いた。すると、パキンパキンと、次々に鎖が千切れる音が聞こえた。そして僕は、神術を使用するために、集中する。
「盛り上がれ『土牢どろう』」
僕がそう言うと、現在侵攻してきている悪魔族軍の一部を囲むように土が盛り上がった。高さは、50mほどだろうか。ただ、多くの悪魔族は、羽があるので、空から脱出しようとする。
「吹き下ろせ、『羽隕ういん』」
すると、空を飛んでいた、悪魔族が、バランスを崩し落下していく。
「さらに、流動せよ、『路渦るうず』
土が水のように流動し、渦巻いていく、悪魔族の一部は、流砂のようになった土に飲み込まれていった。
ちなみに、それぞれ、土魔法と神術、風魔法と神術、土魔法と水魔法と神術の、合成の魔法である。ノリでやったけど、どうやら、神術は、魔法の効果を大きくするようなこともできるようだ。あと、魔法の名前を言った理由は、神魔法の影響を狭めるため。名前をつければある程度は、イメージしやすいから、制御に失敗して大災害を起こす確率が減るからだからね。別に、中二病とかじゃ無いから。

閑話休題

次に僕は、体に神力をまとう。そして、悪魔族軍の元へ、本気で走る。弱めの悪魔族500ほどを一瞬で灰にした。・・・いや、速すぎじゃない?その代わり、魔力も神力も、ほとんど残ってないけど。
「さて、じゃああとは、魔力が回復するまで、地道に戦って行きますか。」
そう言って改めて武器を構えなおした。

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