よくある?異世界物語

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よくある?決意表明

そんなこんなで、僕の剣術の腕が上がったところで、僕たちは、戦闘をきりあげた。
「連携も、なかなかいいんじゃない?」
そう僕が言うと、
「そうですね、良かったと思います。」
リーフェがこたえる。
「これからよろしくね、リアラちゃん。」
「よろしくお願いします〜、お兄ちゃん、みなさん。」
これ以上することもないので、一度迷宮から、脱出する。いや、レベル上げとかした方がいいのかもしれないけど、そろそろ、魔王対策の会議とかやったほうが良いだろうからね。多分、そろそろ各国の準備も終わった頃だろう。

そうして、迷宮から出たあと、神殿へと向かう。すると、そこには、優しそうな顔をしたお爺さんがいた。着ている服から判断すると、この神殿における宗教《ルクス教》の、偉い人かな?まあ、《ルクス教》以外の宗教に関しては知らないけど。
「サナ、よく無事に帰ってきたのう。」
お爺さんがそう言う。
「はい、お爺さま。」
んっ?お爺さま?この人、サナさんのお爺ちゃんなのかな?
「え、えっと、この方って?」
「あ、紹介しますね、この方は・・・」
「儂の名は、トルブリア・ハイメント、どこにでもいる普通のお爺ちゃんじゃよ。気楽にトル爺とでも呼んでくれ。」
「お爺さま?!お爺さまがどこにでもいるようなお爺ちゃんなわけないじゃないですか。え、えっと、この方は、このルクス教の教皇なんです。」
わーお、ものすごく、偉い人じゃないですか。
「え、えーっと、トル爺ちゃん?はじめまして、かな?僕は、ここにいるサナさんの婚約者になったユウ シンドウです。」
「ほぉ!君がか。サナのことをよろしく頼むよ。」
「はい、僕の命に代えても・・とか言ったら、みんなに、悲しい思いをさせちゃうから、僕の力の及ぶ限り、いえ、及ばなくても、絶対に守り抜いてみせます。」
僕はそう言いきった。

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