異世界への転生は残酷な過去と共に

meika

目を開くとそこは……

俺はいつの間にか閉じた目をゆっくり開いた。
すると目の前には見知らぬ男性がいた。
赤色の髪に、紅色の瞳、とてもとてもかっこいい男性だ。

「▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️!!」

男性はとても嬉しそうに俺のことを見つめている。
そして、俺に手を伸ばし俺を抱き抱えた。

「▪️▪️▪️▪️!」

何を喋っているのか、全く分からないが、嬉しそうなのは確かだ。
しかし、そんな嬉しそうな表情もすぐに消え、やがて心配した素振りを見せた。

「▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️?」

ん〜、やっぱり何を喋っているのか分からない。

すると、男性は俺をベットまで運んでそっと置いた。
俺のすぐ隣に、女性がいたのだ。
女性は綺麗な銀髪で、ルビー色の瞳をしていた。
俺が知る中では、1番美しい女性だった。
しかし、その女性も心配そうな表情を浮かべていた。

1体何がそんなに心配することがあるのか?

しかし、そんな考えも、すぐに改めることになった。

俺がそうこう考えているうちに女性は
すっと、俺を抱き、乳の方まで俺を持っていった。

な、何のつもりだ?!

「▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️!」

俺はいま、女性の乳を吸っている。
いや、そうではない、吸っているという表現はあっているが、もっとこう別な表現が……。
そう!母乳を飲んでいる。
ミルクのような味でほんのり甘い。

って、違う!ふざけるな!なぜ俺がこんな恥ずかしいことをしなくちゃいけないんだ!!
やめろ!!

「おキャーーー!!おキャーーー!」

俺は声を出そうとしているが、実際に声はでた、しかしそれは、言葉ではなく、ただの声だった。

俺が声を上げると、突然、男性の方も女性の方も喜んでくれた。

「▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️!!」

「▪️▪️▪️▪️▪️▪️!」

いや、まてまて、おかしい、これってもしかしなくても、俗に言う。






転生ってやつか?!

なるほど、それなら、話に説明がすべてつく。
男性の反応も、女性の行動も。

なるほど、心配そうな表情を浮かべたのは、俺が生まれたのに産声を上げなかったから。

母乳を飲ませたのは俺の体内の免疫を高めるためと、お腹を満たすため。

ということになるのだろう。
なるほど、そういうことか。








………………………………………………。










どういうことだよ〜〜〜〜〜〜!!!!

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コメント

  • きびきび

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