終焉に近づく世界で俺達は
第21話 平和な昼時
さて、難航を極めたあの話合いはなんとか終えることが出来たので、まずは決まったことの整理でもしようと思う。
まず、遥香が来る前は、未来が陽動を行ったり、協力者を集めて時間を稼いでいる間に、俺達が、俺の目的である、復讐を成し遂げるという形だった。
そして、遥香が来てからの話では、未来の仕事はそのまま、俺のところは遥香もついてくることとなった。
さらに、これは俺が決めた目標ではあるが、アンリと遥香の仲を進展させて、本題である、過激派との対決にいい形で持っていく、ことを俺は今回の目標の一つにした。
多分だが、この二人は二人一組の組み合わせが一番、戦力としては大きくなると思う。
…さっきのあの俺を追い詰めた時の息のぴったりさを見て確信した。
まぁそれはいいだろう。
とりあえずは、目標は第一に、俺の復讐を達成させること、次にあの二人の仲を少しでも…出来ればお互いを信頼しあえる程度の仲に進展させることを目標に今回は頑張りたいと思う。
…まぁ、俺が頑張るのではないがな!
と、色々ああだこうだしているうちに、どうやら昼を過ぎてしまっていたようだ。
それを彼女達に告げると、「「私が作ります!「ね!」」とアンリと
遥香が元気よく言ってきてくれたので、有り難く作って貰うことにした。
…俺もある程度は作れるが、そんなに美味しくは作れないからな…出来たとしても調味料でなんとか誤魔化しましたぐらいしか作れない。
おまけに、アンリはつい最近作って貰って、凄く美味しいものを作ってもらったので分かるし、遥香に至っては軍に所属していた時にしょっちゅう作って貰っていて、美味しかったので、二人が、料理を作るのが上手いことは知っている。
なら、そのことを分かっている俺としては是非作って貰いたいので、これはラッキーだな。
彼女達は、そんな俺の気持ちを察してくれたのかは分からないが、急いで厨房の方に向かって行った。
そんな、姿を俺と未来は自分の子供を見るような慈愛の目で、アンリ達を見ていたのだった。
とりあえず、ここで食べるのはどうかと思ったので、厨房の隣に食事スペースがあったので、そこで昼ご飯を作ってくれるのを待つことにした。
遥香の手料理は久しぶりなので、何気に楽しみだし、アンリの手料理も、まだ一回しか食べていないので、どのような物を作り、どんな味がするのか予想がつかない。
と、俺は早くできないかなと、楽しみに昼ご飯を待つのであった。
「お兄ちゃん!出来たよ!」「瑛翔!出来ましたよ!」
と美味しそうな匂いと供に、彼女達が、厨房の方からこちらに向かって喋った。
そして、諸々食事の準備をし終えた。
「「いただきます!」」
皆で元気よく、礼儀よく挨拶してからアンリ達が作った料理を口に運ぶ。
今日の昼食は、カツだった。さらに付け合わせとして、野菜があるような感じ。
他には味噌汁、オーソドックスに豆腐と、ネギだった。
俺はここはイギリスだと言うのに、やっぱり普通に日本食を食べているとなんか違和感を感じるなと思った。
それと気になったのが、昔のヨーロッパのカツなどに使われる衣は日本で使うものとは全然違うと昔の資料に書いていたのだが、これを見ると、普通に日本で使われている衣にしか見えないし、食べてみてもそんな感じだった。
まぁ、昔もグローバル化というものが、流行ったらしく、日本の衣も海外に行き渡ったということにして置くか。
しかし、味噌汁旨いなぁ…
やっぱり自分たちの生まれた国の料理が一番旨いものなんだなということを改めて感じたのだった。
こうして、平和な昼は過ぎていくのであった。
まず、遥香が来る前は、未来が陽動を行ったり、協力者を集めて時間を稼いでいる間に、俺達が、俺の目的である、復讐を成し遂げるという形だった。
そして、遥香が来てからの話では、未来の仕事はそのまま、俺のところは遥香もついてくることとなった。
さらに、これは俺が決めた目標ではあるが、アンリと遥香の仲を進展させて、本題である、過激派との対決にいい形で持っていく、ことを俺は今回の目標の一つにした。
多分だが、この二人は二人一組の組み合わせが一番、戦力としては大きくなると思う。
…さっきのあの俺を追い詰めた時の息のぴったりさを見て確信した。
まぁそれはいいだろう。
とりあえずは、目標は第一に、俺の復讐を達成させること、次にあの二人の仲を少しでも…出来ればお互いを信頼しあえる程度の仲に進展させることを目標に今回は頑張りたいと思う。
…まぁ、俺が頑張るのではないがな!
と、色々ああだこうだしているうちに、どうやら昼を過ぎてしまっていたようだ。
それを彼女達に告げると、「「私が作ります!「ね!」」とアンリと
遥香が元気よく言ってきてくれたので、有り難く作って貰うことにした。
…俺もある程度は作れるが、そんなに美味しくは作れないからな…出来たとしても調味料でなんとか誤魔化しましたぐらいしか作れない。
おまけに、アンリはつい最近作って貰って、凄く美味しいものを作ってもらったので分かるし、遥香に至っては軍に所属していた時にしょっちゅう作って貰っていて、美味しかったので、二人が、料理を作るのが上手いことは知っている。
なら、そのことを分かっている俺としては是非作って貰いたいので、これはラッキーだな。
彼女達は、そんな俺の気持ちを察してくれたのかは分からないが、急いで厨房の方に向かって行った。
そんな、姿を俺と未来は自分の子供を見るような慈愛の目で、アンリ達を見ていたのだった。
とりあえず、ここで食べるのはどうかと思ったので、厨房の隣に食事スペースがあったので、そこで昼ご飯を作ってくれるのを待つことにした。
遥香の手料理は久しぶりなので、何気に楽しみだし、アンリの手料理も、まだ一回しか食べていないので、どのような物を作り、どんな味がするのか予想がつかない。
と、俺は早くできないかなと、楽しみに昼ご飯を待つのであった。
「お兄ちゃん!出来たよ!」「瑛翔!出来ましたよ!」
と美味しそうな匂いと供に、彼女達が、厨房の方からこちらに向かって喋った。
そして、諸々食事の準備をし終えた。
「「いただきます!」」
皆で元気よく、礼儀よく挨拶してからアンリ達が作った料理を口に運ぶ。
今日の昼食は、カツだった。さらに付け合わせとして、野菜があるような感じ。
他には味噌汁、オーソドックスに豆腐と、ネギだった。
俺はここはイギリスだと言うのに、やっぱり普通に日本食を食べているとなんか違和感を感じるなと思った。
それと気になったのが、昔のヨーロッパのカツなどに使われる衣は日本で使うものとは全然違うと昔の資料に書いていたのだが、これを見ると、普通に日本で使われている衣にしか見えないし、食べてみてもそんな感じだった。
まぁ、昔もグローバル化というものが、流行ったらしく、日本の衣も海外に行き渡ったということにして置くか。
しかし、味噌汁旨いなぁ…
やっぱり自分たちの生まれた国の料理が一番旨いものなんだなということを改めて感じたのだった。
こうして、平和な昼は過ぎていくのであった。
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