義妹は引きこもり美女

神野猫夜

番外編クリスマス3

妹のお願いは、やはりいっしょに寝る事だった。
『お兄様と寝るのは、引っ越しいらいですね。』
(ああそうだな)
『お兄様は、私を襲わないのですか?』
(いや、妹だし)
答えると妹はムッとした。可愛いな。
『お兄様は、ずっと私の横にいてくれますか?』
(いや、分からん)
『ずっといてくれないと嫌ですよ......』
(え?)
妹を見るとスヤスヤ寝ていた。
(まあいいか)


チュンチュン

(妹とよ、俺になんでマウントをかけている)
『お兄様の寝顔があまりにも可愛く襲ってしまいたかったので』
(どうしたらどいてくれる)
『お兄様ご自身で考えて下さい。』
俺は妹のおでこにキスをした。
『お、お兄様な、なんてことを、、』
(だめだった?)
『いえとても嬉しいのですが、あまりにも唐突すぎて』
そういうと妹は部屋の端に座ってブツブツ言い始めた。
(さて、朝ご飯食べたら温泉入って帰るか)
『はい!一緒に入りましょう!』
(だめ)
『絶対お兄様を振り返してみます。』ボソ
(?)
『いえなんでもありません。さぁ朝ご飯を食べましょう。』

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コメント

  • ノベルバユーザー114788

    面白いです!
    更新楽しみにしてます!
    頑張ってください!

    4
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