異世界は割とどうでも良かったけど地球もピンチらしいので行ってきます。但し相棒のおかげで胃がマッハです。
馬が合う者たち
「リア、あなたがこんな所にいるなんて、本当に信じられないわ!」
「え、ちょ、ちょっと待って! ライラがいるっていうことは、ここってもしかしてルーラン帝国の中なの!?」
驚きの声を上げるリアに、ライラと呼ばれた少女は不思議そうに小首を傾げた。
「当然じゃない、ここは首都ディエルへと繋がる街道よ?」
「そうなのね……割と飛ばさちゃったわけね」
「飛ばされた……?」
リアの独り言に反応して、ライラはまたしても反対側に首を傾けるが、すぐに笑みを咲かしてリアの両手を取る。
「それよりもこれも創造神様の思し召しだわ! ねえ、リア! 首都までご同道をお願い出来ないかしら?」
「ライラ、それよりも今は話さないといけないこと、聞かなきゃいけない事がいっぱいあるでしょう?」
「あったかしら?」
「あるでしょっ!?」
凄い、あのリアに勝るとも劣らぬ逸材だ。
「失礼します。私は先程ご紹介させていただいたマサヤ・カガリです。こちらはモモ」
何だかとても凄い立場の人っぽいので、丁寧な挨拶をした。すると、リアと和気あいあいとしていてライラは僕の方にくるりと向くと何か不服そうな顔をしていた。
「こちらの薄汚い格好をした方はリアの従者かしら?」
思いっきり毒を吐いてくれた。思わず顔が引きつる。
「ライラ! その人は私の大事なパートナーで異世界の勇者なのよ!」
リアがライラをたしなめると、ますます膨れ面になったライラは不機嫌さを隠そうともせずに僕を睥睨する。
「そうですか。異世界の勇者殿、ご無礼をいたしました。私はライラ・エルトゥナ・ルーラン。ルーラン帝国の第一皇女です」
そっけない言葉ですっと手を差し出してくる。しかし握手とは違い、手の甲をこちらに向けてきたのだ。
「は、はあ。そうですか」
「……。あなた、無礼です!」
いきなり無礼者扱いされちゃったよ。どういうことかリアに視線を移すと、リアはやっちゃったと言わんばかりに頭を抑えていた。
「ライラ、彼は異世界の人間なのよ。この世界の常識や礼儀にはうといのだから許してあげて」
「リアがそう言うなら……」
もう渋々と言った態度を隠そうともしない皇女殿下に、僕ははっきり言って辟易していた。
「ふん、どうせリアの足元にも及ばないのでしょうけど、精々わたくしの護衛として立派に勤めてくださいましね」
言われている事は事実なので、僕は特に気にすることもなく頷いておく。
「そうですねー。まだまだリアの方が強いから彼女に頼らせてもらってますよ」
するとそのセリフが気に食わなかったのか、ライラは激昂して懐から扇子? らしきものを取り出してビシっと僕に向けてきた。
「貴方! 仮にも殿方が女子に守ってもらっているなど恥ずかしくないのですか!?」
「いやあ、僕自身感じている事なんで、事実ですし」
「あ、あ、あなたにはプライドと言うものがないのですか!?」
「ないよ?」
「ええっ!? えっ? ええっ!?」
ライラは混乱して僕とリアを何度も見返して狼狽えている。
「貴様、皇女殿下に向かって何という口の利き方だ!!」
ディン、と呼ばれた御者をしていた騎士が、顔を真っ赤にして僕に詰め寄ってくる。
「そうです! 何故そのような友に呼びかけるような口調でわたくしと話しているのですか!?」
「と言われても、初対面で失礼なこと言われてるのはこっちのような……」
「あわわわわ」
本格的に収拾がつかなくなってきたので、リアがパンク寸前になっている。ふむ、まあここは僕が折れるしかないか。
「大変失礼いたしました。我が相棒のご友人と言うことで気が緩んでしまっていたようです。ご容赦ください」
一応それっぽい礼をするために、片膝立ちになって頭を垂れる。すると、その殊勝な態度に満足したのか、ライラはふん、と鼻を慣らしながらも緊張を多少は緩めてくれたようだった。
「そういうことなら許しましょう。わたくしの友、リアのパートナーであるというのならば、まあ多少の無礼にも目をつむります」
「ありがとうございます」
「むぐぐ……」
まだ何か言いたりなさげなディンだったが、主人の許しが出た以上重ねて異を唱える事もできずに我慢しているのだろう。
「さ、リア! 馬車の中でゆっくりお話しましょう?」
「ちょ、ライラ! 引っ張らないで! あ、モモ、いらっしゃい!」
「モモもお姉さんとお友達なのです?」
「あら、あなたはモモちゃんと言うのですね。ええ、私はあなたのお友達ですよ。一緒に馬車の中でお話しましょう!」
ライラはリアとモモの手を引き、嬉しそうに馬車の中へと引き込んでいく。後に残されたディンと僕は、お互いに顔を見合わせてしばし途方にくれる。
「仕方ない。恐らく姫様はお主の事嫌っとるじゃろうし、わしと一緒に御者台か……。あ、いや、お主の馬がおったな。それに乗ってこい」
いや、あれ僕の馬じゃないんだけど、大丈夫だろうか。仕方なしに放置されていた馬の方へ行くと、手綱を握っただけですりすりと頭を擦り付けてきた。
「おお、僕にも懐いてくれるのか、ありがたいな」
(いえいえ、でないとモモ様に嫌われてしまいますので)
「は?」
「なんじゃ、小僧」
今のはディンじゃないのか? だとすると誰が……?
(私ですよ、私私)
「私私詐欺はお引き取りください」
突然独り言を言い始めた僕に、ディンは気味悪そうな顔をしながら御者台へと戻っていく。
「……で? 実際の所お前が話してんの?」
薄々察しはついていたが、僕は諦めて馬に顔を向ける。するとヒヒンといなないて頭の中に直接声が響いてきた。
(そうですよ、ちなみに貴方に切られた騎士にはフィジーと呼ばれていました)
「いいの、俺がご主人様切ってるの恨んだりしてないの?」
(いいんです、あの人私の扱い乱暴だし、すぐ八つ当たりしてくるし……開放されて清々しました)
なるほど、愛馬を大切に出来ないとは元から出来のいい騎士ではなかったようだ。
「ふんふん、それじゃ俺をお前に乗せてくれるか?」
(モモ様のお兄様なのですから当然です。さあ、どうぞ)
馬に乗るのは全く初めての経験だったが、フィジーが乗りやすく体勢を整えてくれたおかげですんなりと乗馬出来た。
「お、おお、結構高いんだな」
(私にお任せくださればいいので、モモ様のお兄様はそのまま乗っていてください)
ちなみに、突然馬の声が聞こえ始めた事に関してはもう驚いたりしなかった。どうせドラゴンか女神様の加護のおかげだろうと投げやりに考える。タイミング的に考えるとドラゴンの方だろうか……?
パッカパッカと蹄を鳴らしながら馬車に並ぶと、ディンがようやく来たかとでも言いたげな顔で馬を打つ。そして王都までの道程が始まったのだった。
道中、あれ以来何事もなかったので襲われていた詳しい事情をディンと併走しながら聞いてみる。
「奴らは恐らく他の皇位継承権を持つご兄弟の誰かの刺客であろうな」
「お家騒動ですか?」
「そうだ。もうすぐ皇帝陛下が退位をお考えになっているとの噂がまことしやかに囁かれている。我が皇国は女帝も容認してきた国家だからな、このままでは皇帝の座を奪われると危惧した愚か者の仕業だろう」
なるほど、結構な厄介事に巻き込まれてしまったな……。すると、それが顔に出てしまっていたのか、珍しくディンが済まなそうに謝ってきた。
「お主達には関係の無い事に巻き込んで申し訳ないと思っている。次の街につき次第、新たな護衛を雇うつもりだ。それまでだけでも付き合ってくれぬか」
「いいですよ、リアの気が済むまでお供するつもりです」
そう応えると、ディンは短くそうか、とだけ答えて前を向いた。やはり忠義に篤いだけで悪い男ではないんだよなあ。
「そう言えば、リアと皇女殿下はどういったご関係で?」
「わしに言わせればお主らの関係の方が余程気になるが……まあいい。リア様と姫殿下はお互いの国を行き来し、よく一緒に遊んでおられてな。親友と言っても過言ではなかろう」
はー、剣一筋のリアとザ・お姫様と言った感じのライラがどのように馬が合ったのか非常に気になるが、僕がそれを知れるのはまだ先になるだろうなあ。何しろ、何故か目の敵にされてるし。
「皇女殿下はお主に嫉妬しておるんじゃよ。大切な友人を取られまいとな」
あー、なるほどね。特に立場が立場だし、友達も少なかったんだろうなあ。そう思うと彼女が不憫に思えてきた。すると、御者台の方面に付いてる小窓を素早く開けてライラが口を挟んでくる
「ちょっと、ディン! 聞こえてるわよ、余りデタラメな事を言わないで頂けますか!?」
「老兵の独り言です、お聞き流しくださいますよう」
「全く!」
ぷりぷりと怒りながら小窓を閉めた皇女様に、僕とディンは二人して顔を合わせて肩をすくめた。何だかんだ言いながらこのおじさんともいつの間にか打ち解けてしまっている。そんな騒がしい道中を辿りながら次の町、テバへとたどり着いたのは日が暮れる前の事だったーー。
「え、ちょ、ちょっと待って! ライラがいるっていうことは、ここってもしかしてルーラン帝国の中なの!?」
驚きの声を上げるリアに、ライラと呼ばれた少女は不思議そうに小首を傾げた。
「当然じゃない、ここは首都ディエルへと繋がる街道よ?」
「そうなのね……割と飛ばさちゃったわけね」
「飛ばされた……?」
リアの独り言に反応して、ライラはまたしても反対側に首を傾けるが、すぐに笑みを咲かしてリアの両手を取る。
「それよりもこれも創造神様の思し召しだわ! ねえ、リア! 首都までご同道をお願い出来ないかしら?」
「ライラ、それよりも今は話さないといけないこと、聞かなきゃいけない事がいっぱいあるでしょう?」
「あったかしら?」
「あるでしょっ!?」
凄い、あのリアに勝るとも劣らぬ逸材だ。
「失礼します。私は先程ご紹介させていただいたマサヤ・カガリです。こちらはモモ」
何だかとても凄い立場の人っぽいので、丁寧な挨拶をした。すると、リアと和気あいあいとしていてライラは僕の方にくるりと向くと何か不服そうな顔をしていた。
「こちらの薄汚い格好をした方はリアの従者かしら?」
思いっきり毒を吐いてくれた。思わず顔が引きつる。
「ライラ! その人は私の大事なパートナーで異世界の勇者なのよ!」
リアがライラをたしなめると、ますます膨れ面になったライラは不機嫌さを隠そうともせずに僕を睥睨する。
「そうですか。異世界の勇者殿、ご無礼をいたしました。私はライラ・エルトゥナ・ルーラン。ルーラン帝国の第一皇女です」
そっけない言葉ですっと手を差し出してくる。しかし握手とは違い、手の甲をこちらに向けてきたのだ。
「は、はあ。そうですか」
「……。あなた、無礼です!」
いきなり無礼者扱いされちゃったよ。どういうことかリアに視線を移すと、リアはやっちゃったと言わんばかりに頭を抑えていた。
「ライラ、彼は異世界の人間なのよ。この世界の常識や礼儀にはうといのだから許してあげて」
「リアがそう言うなら……」
もう渋々と言った態度を隠そうともしない皇女殿下に、僕ははっきり言って辟易していた。
「ふん、どうせリアの足元にも及ばないのでしょうけど、精々わたくしの護衛として立派に勤めてくださいましね」
言われている事は事実なので、僕は特に気にすることもなく頷いておく。
「そうですねー。まだまだリアの方が強いから彼女に頼らせてもらってますよ」
するとそのセリフが気に食わなかったのか、ライラは激昂して懐から扇子? らしきものを取り出してビシっと僕に向けてきた。
「貴方! 仮にも殿方が女子に守ってもらっているなど恥ずかしくないのですか!?」
「いやあ、僕自身感じている事なんで、事実ですし」
「あ、あ、あなたにはプライドと言うものがないのですか!?」
「ないよ?」
「ええっ!? えっ? ええっ!?」
ライラは混乱して僕とリアを何度も見返して狼狽えている。
「貴様、皇女殿下に向かって何という口の利き方だ!!」
ディン、と呼ばれた御者をしていた騎士が、顔を真っ赤にして僕に詰め寄ってくる。
「そうです! 何故そのような友に呼びかけるような口調でわたくしと話しているのですか!?」
「と言われても、初対面で失礼なこと言われてるのはこっちのような……」
「あわわわわ」
本格的に収拾がつかなくなってきたので、リアがパンク寸前になっている。ふむ、まあここは僕が折れるしかないか。
「大変失礼いたしました。我が相棒のご友人と言うことで気が緩んでしまっていたようです。ご容赦ください」
一応それっぽい礼をするために、片膝立ちになって頭を垂れる。すると、その殊勝な態度に満足したのか、ライラはふん、と鼻を慣らしながらも緊張を多少は緩めてくれたようだった。
「そういうことなら許しましょう。わたくしの友、リアのパートナーであるというのならば、まあ多少の無礼にも目をつむります」
「ありがとうございます」
「むぐぐ……」
まだ何か言いたりなさげなディンだったが、主人の許しが出た以上重ねて異を唱える事もできずに我慢しているのだろう。
「さ、リア! 馬車の中でゆっくりお話しましょう?」
「ちょ、ライラ! 引っ張らないで! あ、モモ、いらっしゃい!」
「モモもお姉さんとお友達なのです?」
「あら、あなたはモモちゃんと言うのですね。ええ、私はあなたのお友達ですよ。一緒に馬車の中でお話しましょう!」
ライラはリアとモモの手を引き、嬉しそうに馬車の中へと引き込んでいく。後に残されたディンと僕は、お互いに顔を見合わせてしばし途方にくれる。
「仕方ない。恐らく姫様はお主の事嫌っとるじゃろうし、わしと一緒に御者台か……。あ、いや、お主の馬がおったな。それに乗ってこい」
いや、あれ僕の馬じゃないんだけど、大丈夫だろうか。仕方なしに放置されていた馬の方へ行くと、手綱を握っただけですりすりと頭を擦り付けてきた。
「おお、僕にも懐いてくれるのか、ありがたいな」
(いえいえ、でないとモモ様に嫌われてしまいますので)
「は?」
「なんじゃ、小僧」
今のはディンじゃないのか? だとすると誰が……?
(私ですよ、私私)
「私私詐欺はお引き取りください」
突然独り言を言い始めた僕に、ディンは気味悪そうな顔をしながら御者台へと戻っていく。
「……で? 実際の所お前が話してんの?」
薄々察しはついていたが、僕は諦めて馬に顔を向ける。するとヒヒンといなないて頭の中に直接声が響いてきた。
(そうですよ、ちなみに貴方に切られた騎士にはフィジーと呼ばれていました)
「いいの、俺がご主人様切ってるの恨んだりしてないの?」
(いいんです、あの人私の扱い乱暴だし、すぐ八つ当たりしてくるし……開放されて清々しました)
なるほど、愛馬を大切に出来ないとは元から出来のいい騎士ではなかったようだ。
「ふんふん、それじゃ俺をお前に乗せてくれるか?」
(モモ様のお兄様なのですから当然です。さあ、どうぞ)
馬に乗るのは全く初めての経験だったが、フィジーが乗りやすく体勢を整えてくれたおかげですんなりと乗馬出来た。
「お、おお、結構高いんだな」
(私にお任せくださればいいので、モモ様のお兄様はそのまま乗っていてください)
ちなみに、突然馬の声が聞こえ始めた事に関してはもう驚いたりしなかった。どうせドラゴンか女神様の加護のおかげだろうと投げやりに考える。タイミング的に考えるとドラゴンの方だろうか……?
パッカパッカと蹄を鳴らしながら馬車に並ぶと、ディンがようやく来たかとでも言いたげな顔で馬を打つ。そして王都までの道程が始まったのだった。
道中、あれ以来何事もなかったので襲われていた詳しい事情をディンと併走しながら聞いてみる。
「奴らは恐らく他の皇位継承権を持つご兄弟の誰かの刺客であろうな」
「お家騒動ですか?」
「そうだ。もうすぐ皇帝陛下が退位をお考えになっているとの噂がまことしやかに囁かれている。我が皇国は女帝も容認してきた国家だからな、このままでは皇帝の座を奪われると危惧した愚か者の仕業だろう」
なるほど、結構な厄介事に巻き込まれてしまったな……。すると、それが顔に出てしまっていたのか、珍しくディンが済まなそうに謝ってきた。
「お主達には関係の無い事に巻き込んで申し訳ないと思っている。次の街につき次第、新たな護衛を雇うつもりだ。それまでだけでも付き合ってくれぬか」
「いいですよ、リアの気が済むまでお供するつもりです」
そう応えると、ディンは短くそうか、とだけ答えて前を向いた。やはり忠義に篤いだけで悪い男ではないんだよなあ。
「そう言えば、リアと皇女殿下はどういったご関係で?」
「わしに言わせればお主らの関係の方が余程気になるが……まあいい。リア様と姫殿下はお互いの国を行き来し、よく一緒に遊んでおられてな。親友と言っても過言ではなかろう」
はー、剣一筋のリアとザ・お姫様と言った感じのライラがどのように馬が合ったのか非常に気になるが、僕がそれを知れるのはまだ先になるだろうなあ。何しろ、何故か目の敵にされてるし。
「皇女殿下はお主に嫉妬しておるんじゃよ。大切な友人を取られまいとな」
あー、なるほどね。特に立場が立場だし、友達も少なかったんだろうなあ。そう思うと彼女が不憫に思えてきた。すると、御者台の方面に付いてる小窓を素早く開けてライラが口を挟んでくる
「ちょっと、ディン! 聞こえてるわよ、余りデタラメな事を言わないで頂けますか!?」
「老兵の独り言です、お聞き流しくださいますよう」
「全く!」
ぷりぷりと怒りながら小窓を閉めた皇女様に、僕とディンは二人して顔を合わせて肩をすくめた。何だかんだ言いながらこのおじさんともいつの間にか打ち解けてしまっている。そんな騒がしい道中を辿りながら次の町、テバへとたどり着いたのは日が暮れる前の事だったーー。
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