私達は仲良く異世界に転移されたけど国家建国生活は大変だそうですよ…
第3者目線、(作者)7章2話
これは、春空のレッドヴェーレルリン連合王国や世界を巻き込んで起こったお話です。
「それでは、第12786回国連総会を開きます。」
国連島国連本部、今日は各国の首脳級の会合が、第2総会場で開かれていた。
レッドヴェーレルリン連合王国も初出席という事で、国王である伍長閣下、首相であるヨシフ、軍務卿のルーズヴェール、国会評議員初代議長であるチャーチムの4名が出席していた。
各国は国家元首、首相のみの同行がほとんどだが…
「まず、今回より、新国家レッドヴェーレルリン連合王国が国家として独立し、国連に加盟しました。新国家の誕生はカルコフ公国以来の12年ぶりです」
議場から、拍手が送られる。
それに対し、4名が立ち上がり軽く黙礼をする。
「さて、今回ですが…」
国連議長が話し始めた時、廊下側がやけに騒がしくなった。
『ただいま、総会中です。しばらく…』
『重要な案件だ!開けてくれ』
そんなやり取りが廊下から聞こえ、何事かと首脳陣がざわめく。
「何があった!今総会中だぞ!」
そう言って、扉を開けるように指示する議長。
その声により、警備兵が扉をあけ、一人の男性がころがり込んでくる。
「何がどうした!!」
「はっ、異次元門監視委員会委員補佐をしておる者です。緊急事態につきこのようなことをお許しください」
異次元門監視員会だって?
会場がさらにざわめく。
異次元門監視委員会はは国連が設置した機密委員会である。
主な仕事に、異次元門の監視などがあげられるが、その実態は長らく不明だったため、よほどの緊急事態なのだろうと悟る。
「何があった!!」
「い、異次元門に高エネルギー反応、爆発しそうです!」
会場がさらにどよめく。
「ば、馬鹿な!門はアーゼルヘルメン製の超素材のはずだ、爆発なんかに…」
そう発言したのは、国連島第2艦隊司令長官であるマッセールカ氏だった。
彼の言う通り、アーゼルヘルメンは核爆発に対抗するための素材である。簡単には爆発では壊れない。
「とにかく、映像でご覧ください!」
そういい、画面に表示された映像には、異次元門が爆発、門が強制的に開き、中から、中世ヨーロッパ風の兵士たちが雪崩のように出てきた。
「それでは、第12786回国連総会を開きます。」
国連島国連本部、今日は各国の首脳級の会合が、第2総会場で開かれていた。
レッドヴェーレルリン連合王国も初出席という事で、国王である伍長閣下、首相であるヨシフ、軍務卿のルーズヴェール、国会評議員初代議長であるチャーチムの4名が出席していた。
各国は国家元首、首相のみの同行がほとんどだが…
「まず、今回より、新国家レッドヴェーレルリン連合王国が国家として独立し、国連に加盟しました。新国家の誕生はカルコフ公国以来の12年ぶりです」
議場から、拍手が送られる。
それに対し、4名が立ち上がり軽く黙礼をする。
「さて、今回ですが…」
国連議長が話し始めた時、廊下側がやけに騒がしくなった。
『ただいま、総会中です。しばらく…』
『重要な案件だ!開けてくれ』
そんなやり取りが廊下から聞こえ、何事かと首脳陣がざわめく。
「何があった!今総会中だぞ!」
そう言って、扉を開けるように指示する議長。
その声により、警備兵が扉をあけ、一人の男性がころがり込んでくる。
「何がどうした!!」
「はっ、異次元門監視委員会委員補佐をしておる者です。緊急事態につきこのようなことをお許しください」
異次元門監視員会だって?
会場がさらにざわめく。
異次元門監視委員会はは国連が設置した機密委員会である。
主な仕事に、異次元門の監視などがあげられるが、その実態は長らく不明だったため、よほどの緊急事態なのだろうと悟る。
「何があった!!」
「い、異次元門に高エネルギー反応、爆発しそうです!」
会場がさらにどよめく。
「ば、馬鹿な!門はアーゼルヘルメン製の超素材のはずだ、爆発なんかに…」
そう発言したのは、国連島第2艦隊司令長官であるマッセールカ氏だった。
彼の言う通り、アーゼルヘルメンは核爆発に対抗するための素材である。簡単には爆発では壊れない。
「とにかく、映像でご覧ください!」
そういい、画面に表示された映像には、異次元門が爆発、門が強制的に開き、中から、中世ヨーロッパ風の兵士たちが雪崩のように出てきた。
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