私達は仲良く異世界に転移されたけど国家建国生活は大変だそうですよ…
伍長閣下目線、3章2話。【国家は認めらた。満場一致で】
例えらならそう、絶世の美人…。そんな女性が議長席の左3つ先のモニターから現れた。光の加減で分かりにくいが黄色?の髪にダイヤのように輝く水色の眼…
「さてさて、みなさんそろいましてね。改めて自己紹介しましょうか。私は国連議長兼国連島の代表をしております。ジューコフ・S・シヴェリアです。で、私の席から右側4つ先に座っておられる方が、この世界で事実上の最強国家ス連邦の大天皇帝陛下の」(国)
『フェルトベルク・A・スウェットフェルクロードだ、よろしく頼む』(ス)
国連議長の紹介が始まり、まず最初に現れた男性があいさつを始めた。ス連は国連議長席の右側、4つ隣のモニターだった。
ス連か…なんだか国名がソ連みたいだな…聞いた限り国名もソ連とは違い民主主義国家だと聞いたが…皇帝のいる民主主義ってのはあるのかね…異世界だからいいのか…?
「次に最近連合公国となったツァールバリカー合衆公国の公王陛下の」(国)
『アルシヴェリア・M・ツァールだ、よろしくな』(ツ)
改めて思うのだが、王様だ、いかにも王様な服装に身を包み金髪の髪を私のように3:7分けをくしで整えて挨拶していた。それを見た瞬間ヨシフとこの世界で初めて会った時のことがフラッシュバックで思い出す。確かあの時も、ヨシフは髪を整えながら話しかけてきたな…。今日あったことだが、遠い昔のように感じた。
っていうか、国名も気になるんだが…合衆公国…か、地球のあの国みたいだな…
「次にそしてこの世界の極東に位置する大陸…の南に位置する国、面白国土のポルトブルクトフ皇国皇王の」(国)
『…あ、私か。ポルトブルクトフ皇国皇王のノルディワン・S・ポルトブルクトフです。面白国土でも何でもない普通の皇国です』(ポ)
息を切らせてやってきた日本人のような容姿をした男性があいさつした。……やはりこの世界は日本圏なのかね?
そんな想像に苦笑いしつつ、挨拶を受けた。
「最後に美人女王陛下、ス連がある大陸の南に位置する連合国家、ヴェルト州連合王国女王の…」(国)
『お二人とも、初めまして。ヴェルト州連合王国女王のエルネス・V・ヴェルトです。よろしくお願いします』(ヴェ)
美しい、ああ美しい、美しい…一句ができたな。それほど美しかった。この女性が一国家の女王とは地球では思わんだろ。その女王陛下はモニター内で立ち上がりこちらに頭を下げていた。だが…頭下げすぎじゃないかね…?
すると国連議長がモニターの方へと向き今度は私たちの紹介を始めた。
「皆さん、こちらが新国家建国案内所にやってこられた、伍長さんとヨシフさんです」(国)
私たちは軽い黙礼をした。
おそらく今ここのモニターに出てきた国こそ国連安全保障評議会常任国なのだろう…じゃなかったら怖いわ!
ス連、ツァール、ポルト、ヴェルト、国連加盟国家がそろい、いよいよ新国家の建国の採決が始まったのだが…
「じゃぁ、早速、新国家レッドヴェーレルリン連合王国、国王伍長閣下、首相兼国連大使ヨシフおじさん、二国家なる連合国家の建国に反対な国」
国連議長であるジューコフ氏の仕切りでいきなり採決が始まった。
反対な国は挙手しているはずだが、それは見当たらなく…、それぞれの国家それぞれの元首たちはモニターの中でただただ座っているだけだった。
「建国に賛成な国」
国連議長がそういいだすと国連も含め全国家が手を挙げた。満場一致で賛成になった。つまり新国家建国を認可するという事である。
「お二人ともおめでとう、満場一致だ。つまりレッドヴェーレルリン諸島はたった今より君たちの領土となった。改めて歓迎の意を表明しよう。おめでとう」
私たち二人でまたしても黙礼した。ここで、子供のように喜んでも良かったのだが、場はわきまえるのが大人というものだろう…。
「それじゃぁいろいろ手続きがある。伍長閣下は私と共にレッドヴェーレルリン諸島の視察に、ヨシフおじさんは国連に残って資料や国旗の提出などをしてもらいたい」
議長にそういわれると一瞬だけ顔を見合わせ、うなずきあいそこで別れた。
「さてさて、みなさんそろいましてね。改めて自己紹介しましょうか。私は国連議長兼国連島の代表をしております。ジューコフ・S・シヴェリアです。で、私の席から右側4つ先に座っておられる方が、この世界で事実上の最強国家ス連邦の大天皇帝陛下の」(国)
『フェルトベルク・A・スウェットフェルクロードだ、よろしく頼む』(ス)
国連議長の紹介が始まり、まず最初に現れた男性があいさつを始めた。ス連は国連議長席の右側、4つ隣のモニターだった。
ス連か…なんだか国名がソ連みたいだな…聞いた限り国名もソ連とは違い民主主義国家だと聞いたが…皇帝のいる民主主義ってのはあるのかね…異世界だからいいのか…?
「次に最近連合公国となったツァールバリカー合衆公国の公王陛下の」(国)
『アルシヴェリア・M・ツァールだ、よろしくな』(ツ)
改めて思うのだが、王様だ、いかにも王様な服装に身を包み金髪の髪を私のように3:7分けをくしで整えて挨拶していた。それを見た瞬間ヨシフとこの世界で初めて会った時のことがフラッシュバックで思い出す。確かあの時も、ヨシフは髪を整えながら話しかけてきたな…。今日あったことだが、遠い昔のように感じた。
っていうか、国名も気になるんだが…合衆公国…か、地球のあの国みたいだな…
「次にそしてこの世界の極東に位置する大陸…の南に位置する国、面白国土のポルトブルクトフ皇国皇王の」(国)
『…あ、私か。ポルトブルクトフ皇国皇王のノルディワン・S・ポルトブルクトフです。面白国土でも何でもない普通の皇国です』(ポ)
息を切らせてやってきた日本人のような容姿をした男性があいさつした。……やはりこの世界は日本圏なのかね?
そんな想像に苦笑いしつつ、挨拶を受けた。
「最後に美人女王陛下、ス連がある大陸の南に位置する連合国家、ヴェルト州連合王国女王の…」(国)
『お二人とも、初めまして。ヴェルト州連合王国女王のエルネス・V・ヴェルトです。よろしくお願いします』(ヴェ)
美しい、ああ美しい、美しい…一句ができたな。それほど美しかった。この女性が一国家の女王とは地球では思わんだろ。その女王陛下はモニター内で立ち上がりこちらに頭を下げていた。だが…頭下げすぎじゃないかね…?
すると国連議長がモニターの方へと向き今度は私たちの紹介を始めた。
「皆さん、こちらが新国家建国案内所にやってこられた、伍長さんとヨシフさんです」(国)
私たちは軽い黙礼をした。
おそらく今ここのモニターに出てきた国こそ国連安全保障評議会常任国なのだろう…じゃなかったら怖いわ!
ス連、ツァール、ポルト、ヴェルト、国連加盟国家がそろい、いよいよ新国家の建国の採決が始まったのだが…
「じゃぁ、早速、新国家レッドヴェーレルリン連合王国、国王伍長閣下、首相兼国連大使ヨシフおじさん、二国家なる連合国家の建国に反対な国」
国連議長であるジューコフ氏の仕切りでいきなり採決が始まった。
反対な国は挙手しているはずだが、それは見当たらなく…、それぞれの国家それぞれの元首たちはモニターの中でただただ座っているだけだった。
「建国に賛成な国」
国連議長がそういいだすと国連も含め全国家が手を挙げた。満場一致で賛成になった。つまり新国家建国を認可するという事である。
「お二人ともおめでとう、満場一致だ。つまりレッドヴェーレルリン諸島はたった今より君たちの領土となった。改めて歓迎の意を表明しよう。おめでとう」
私たち二人でまたしても黙礼した。ここで、子供のように喜んでも良かったのだが、場はわきまえるのが大人というものだろう…。
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