私達は仲良く異世界に転移されたけど国家建国生活は大変だそうですよ…
ヨシフおじさん目線、2章1話。【彼らは喫茶店で会談する】
そのあと、私らは腹が減ったので昼食を取りに近くの喫茶店へと入っていった。
お金なら心配ない。奴のポケットに偶然、本当に偶然5万円が入っていた。まぁ、何にしろ奴のおごりだが。
誰が奴のポケットに入れたか知らないがありがたく使わせてもらうとするよ。
「さて、わしらは情報を収集した。お前はこれからどうする」
コーヒーを飲んでいた伍長に私は右手に紅茶を持ちながら尋ねる。
「そうじゃな…仕事があればいいのだが…」
伍長は言葉を詰まらせる。
そりゃそうだ、私らはもう50は過ぎている。そんな私らに仕事なんてあるはずもなかろう、あればあればで奇跡に近いかもしれない…うん?実質私ら今無職じゃね?
まぁ、私には一つ思い当たる仕事があるのだがな。
「一ついい仕事があるだろ。わしらの本来の職業じゃよ」
紅茶を置き私は窓の外に移る景色に見とれながら言った。
そう、私らはもともと政治家だった。奴は一国の指導者私はただの政治家だったではないか。
「しかし、国籍はどうする?このままだと…」
「いや、方法はまだある。何もこの国の指導者じゃなくていいさ。新国家の指導者となればいいんじゃよ」
「……ヨシフよ、頭でも打ったのかね」
伍長に私の頭を心配されたが、失礼なものだ私はいたって普通なのだ…!
「それができるのじゃよ、ワ…伍長君。実はな図書館に行ったときに本があってな。その本に新国家建国について書かれてあったんじゃよ」
私が見たとおりだと次のとおりである。
・新国家はどこの国の領地でもない場所のみ作ることが可能
・指導者を最低2人決めなければならない。
・国名、国旗を国連に提出して受理されれば建国となる。
図書館にいつ行ったかって?
30分の情報収集の時有力な情報をつかむために行ったんだよ。
「どこの国でもない領地でもない場所なんてものがあるのかね………聞いとるのか?」
私は紅茶を頼んでいたがもちろん聞いていたもの。
「あるらしいぞ。最近建てられた新国家だと、カルコフ公国という永世中立国が大国に挟まれた形で誕生したそうだ。」
「………まさか、100年前とかいうなよ」
「10年前、だそうだ」
「というか、カルコフって、貴様昔そんな地方を治めていたじゃないか」
「……確かに」
すっかり忘れ取ったわ。
昔治めていた国の地方に確かにカルコフってあったような…痛え!
驚いて奴のほうを見たが、何事もなかったかのような顔をしていた。
仕方がなく私は何も言わず窓を見つめていた。
私何かしたのかなぁ…。
「じゃぁ、ここから二手に別れるか。貴様はどの国にも属していない領地を、私も探してみるとしようか」
「お、おう。じゃぁ2時間後ここの喫茶店で」
奴から2万円をもらい料金を払った奴はそのまま外へと出ていく。
じゃぁ、私は図書館で情報を集めるとするかな。
お金なら心配ない。奴のポケットに偶然、本当に偶然5万円が入っていた。まぁ、何にしろ奴のおごりだが。
誰が奴のポケットに入れたか知らないがありがたく使わせてもらうとするよ。
「さて、わしらは情報を収集した。お前はこれからどうする」
コーヒーを飲んでいた伍長に私は右手に紅茶を持ちながら尋ねる。
「そうじゃな…仕事があればいいのだが…」
伍長は言葉を詰まらせる。
そりゃそうだ、私らはもう50は過ぎている。そんな私らに仕事なんてあるはずもなかろう、あればあればで奇跡に近いかもしれない…うん?実質私ら今無職じゃね?
まぁ、私には一つ思い当たる仕事があるのだがな。
「一ついい仕事があるだろ。わしらの本来の職業じゃよ」
紅茶を置き私は窓の外に移る景色に見とれながら言った。
そう、私らはもともと政治家だった。奴は一国の指導者私はただの政治家だったではないか。
「しかし、国籍はどうする?このままだと…」
「いや、方法はまだある。何もこの国の指導者じゃなくていいさ。新国家の指導者となればいいんじゃよ」
「……ヨシフよ、頭でも打ったのかね」
伍長に私の頭を心配されたが、失礼なものだ私はいたって普通なのだ…!
「それができるのじゃよ、ワ…伍長君。実はな図書館に行ったときに本があってな。その本に新国家建国について書かれてあったんじゃよ」
私が見たとおりだと次のとおりである。
・新国家はどこの国の領地でもない場所のみ作ることが可能
・指導者を最低2人決めなければならない。
・国名、国旗を国連に提出して受理されれば建国となる。
図書館にいつ行ったかって?
30分の情報収集の時有力な情報をつかむために行ったんだよ。
「どこの国でもない領地でもない場所なんてものがあるのかね………聞いとるのか?」
私は紅茶を頼んでいたがもちろん聞いていたもの。
「あるらしいぞ。最近建てられた新国家だと、カルコフ公国という永世中立国が大国に挟まれた形で誕生したそうだ。」
「………まさか、100年前とかいうなよ」
「10年前、だそうだ」
「というか、カルコフって、貴様昔そんな地方を治めていたじゃないか」
「……確かに」
すっかり忘れ取ったわ。
昔治めていた国の地方に確かにカルコフってあったような…痛え!
驚いて奴のほうを見たが、何事もなかったかのような顔をしていた。
仕方がなく私は何も言わず窓を見つめていた。
私何かしたのかなぁ…。
「じゃぁ、ここから二手に別れるか。貴様はどの国にも属していない領地を、私も探してみるとしようか」
「お、おう。じゃぁ2時間後ここの喫茶店で」
奴から2万円をもらい料金を払った奴はそのまま外へと出ていく。
じゃぁ、私は図書館で情報を集めるとするかな。
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