間違えて召喚された俺は、ただのチーターだった
登山
「はぁ……はぁ……」
「リーちゃんー早くしてくださーい置いてきますよー」
「ちょ……待って……」
登山を始めてから約30分すでにリーザは息を切らしている
まだまだ観光できる位の高さなのでたまに人を見かける
「フェル? どうだ?」
「うーん? まだ魔物の気配はしないね」
「そうか……」
俺とフェルはというと目的であるスライムを探している
まぁ観光客が居るぐらいだしこの辺は安全なのだろう
「くっ……こうなったら!」
「リーちゃん! 頑張ってください!」
アイツらはまだやってたのか
ちなみにリーザは、声がギリギリ届く所位には離れている
ホントにアイツは神なのか?
「《瞬間移動》!」
「「「え?」」」
「ふぅーようやく追い付いたー」
さっきまで遠くに居たはずのリーザが目の前にいる……
「不正」
「知らね」
まぁ最初からやるとは思っていたが……
流石に予想より早かったな……
「ま、まぁ行きましょうか……」
流石のアリアもこれには苦笑いか
「そろそろ冒険者専用の道があると思いますよー」
「おっ、そろそろか」
「とりあえず着いたらお昼ご飯にしましょうか?」
「ご飯!?」
リーザがご飯と聞いて、さっきまでの疲労を感じさせない位に元気になった
「よし!行こう!早く行こう!とっとと行こう!」
なんだこいつ
「あはは……流石リーちゃんですね……」
「平常運転だな」
「僕たちはいつもリーザ様に振り回されてばっかりだねー」
冒険者専用入り口前広場
「ここか?」
「ですね」
さっきまでの山道と違って大分広い所に出た
周りを見ると冒険者っぽい人がちらほらいる
「とりあえず昼飯にするか?」
「Yes!」
リーザが元気よく答える
マジで元気
さっきまでご飯と聞いてからここまでダッシュで来るぐらいには
「はいはい、じゃフェルー」
「えい!」
フェルが手を叩いて広げるとそこから机やガスコンロフライパンに食材が出てきた
実はフェル……いや神獣?には《無限収納》とか言うチートスキルを最初から持っている
……欲しい
「さてと、作りますか」
まずフライパンに玉ねぎと醤油、みりんを大さじ四杯杯入れ、酒、砂糖を大さじ二杯杯入れるあとは水と出汁を入れ中火で二分間ほど煮るそのあと鶏肉を一口大に切り一緒に入れさらに二~三分煮る、その間卵を四つ割り、
三分の一をフライパンにいれ蓋をして弱火で二分煮る、最後に残った卵を入れ弱火で少し混ぜ、白米の上に載せたら……
「今日の昼飯は親子丼だ!」
座っているリーザ達の目の前に出されたのは
金色に光る親子丼だった
「うぉぉぉいただきます!」
「流石ユウトさんですね! それではいただきます」
「ごくり……いただきます……」
「じゃ俺も食べますかね」
一口食べると口の中で広がる鰹節の風味
……うん隠し味に出汁を入れたのは正解だったな
更に完全に火が通っていない卵が鶏肉の味を引き立てている
最初に入れた玉ねぎも甘いながらもまだ食感が残っている
……なかなか上出来だ
「兄ちゃんお代わり!」
普段何もしないやつでもこう言ってくれるのは嬉しいものだな
「はいはい、ちょっと待ってて」
食後
「ふぅーお腹一杯だわー」
「どうする? デザートもあるけど……」
「勿論食べる」
「はいはい、フェルー」
「んー?」
「俺が行く前に渡した奴頂戴」
「ん? あの甘い奴?」
「それそれ」
フェルが手を叩くと今度はそこから丸いなにかが出てきた
俺はそれを四等分し、皿と共に机に出す
「こ、これは……バームクーヘン!?」
「ばーむくーへん?ですか?」
「うん、めっちゃ旨い」
「なるほどでは、」
「「「いただきます!」」」
パクっ
「うっま!? なにこれどこで買ってきたの!?」
「ん? いや作ったんだか」
「……バームクーヘンって作れるの?」
「鉄の棒に生地を塗って焼いての繰り返しだろ?」
「……思ったより本格的だった」
「?」
「ユウトさん! めっちゃ美味しいですよこれ!」
「良かった良かった」
謎の料理パート
影山裕人
料理スキルLvMax
バームクーヘンが食べたかったので
「リーちゃんー早くしてくださーい置いてきますよー」
「ちょ……待って……」
登山を始めてから約30分すでにリーザは息を切らしている
まだまだ観光できる位の高さなのでたまに人を見かける
「フェル? どうだ?」
「うーん? まだ魔物の気配はしないね」
「そうか……」
俺とフェルはというと目的であるスライムを探している
まぁ観光客が居るぐらいだしこの辺は安全なのだろう
「くっ……こうなったら!」
「リーちゃん! 頑張ってください!」
アイツらはまだやってたのか
ちなみにリーザは、声がギリギリ届く所位には離れている
ホントにアイツは神なのか?
「《瞬間移動》!」
「「「え?」」」
「ふぅーようやく追い付いたー」
さっきまで遠くに居たはずのリーザが目の前にいる……
「不正」
「知らね」
まぁ最初からやるとは思っていたが……
流石に予想より早かったな……
「ま、まぁ行きましょうか……」
流石のアリアもこれには苦笑いか
「そろそろ冒険者専用の道があると思いますよー」
「おっ、そろそろか」
「とりあえず着いたらお昼ご飯にしましょうか?」
「ご飯!?」
リーザがご飯と聞いて、さっきまでの疲労を感じさせない位に元気になった
「よし!行こう!早く行こう!とっとと行こう!」
なんだこいつ
「あはは……流石リーちゃんですね……」
「平常運転だな」
「僕たちはいつもリーザ様に振り回されてばっかりだねー」
冒険者専用入り口前広場
「ここか?」
「ですね」
さっきまでの山道と違って大分広い所に出た
周りを見ると冒険者っぽい人がちらほらいる
「とりあえず昼飯にするか?」
「Yes!」
リーザが元気よく答える
マジで元気
さっきまでご飯と聞いてからここまでダッシュで来るぐらいには
「はいはい、じゃフェルー」
「えい!」
フェルが手を叩いて広げるとそこから机やガスコンロフライパンに食材が出てきた
実はフェル……いや神獣?には《無限収納》とか言うチートスキルを最初から持っている
……欲しい
「さてと、作りますか」
まずフライパンに玉ねぎと醤油、みりんを大さじ四杯杯入れ、酒、砂糖を大さじ二杯杯入れるあとは水と出汁を入れ中火で二分間ほど煮るそのあと鶏肉を一口大に切り一緒に入れさらに二~三分煮る、その間卵を四つ割り、
三分の一をフライパンにいれ蓋をして弱火で二分煮る、最後に残った卵を入れ弱火で少し混ぜ、白米の上に載せたら……
「今日の昼飯は親子丼だ!」
座っているリーザ達の目の前に出されたのは
金色に光る親子丼だった
「うぉぉぉいただきます!」
「流石ユウトさんですね! それではいただきます」
「ごくり……いただきます……」
「じゃ俺も食べますかね」
一口食べると口の中で広がる鰹節の風味
……うん隠し味に出汁を入れたのは正解だったな
更に完全に火が通っていない卵が鶏肉の味を引き立てている
最初に入れた玉ねぎも甘いながらもまだ食感が残っている
……なかなか上出来だ
「兄ちゃんお代わり!」
普段何もしないやつでもこう言ってくれるのは嬉しいものだな
「はいはい、ちょっと待ってて」
食後
「ふぅーお腹一杯だわー」
「どうする? デザートもあるけど……」
「勿論食べる」
「はいはい、フェルー」
「んー?」
「俺が行く前に渡した奴頂戴」
「ん? あの甘い奴?」
「それそれ」
フェルが手を叩くと今度はそこから丸いなにかが出てきた
俺はそれを四等分し、皿と共に机に出す
「こ、これは……バームクーヘン!?」
「ばーむくーへん?ですか?」
「うん、めっちゃ旨い」
「なるほどでは、」
「「「いただきます!」」」
パクっ
「うっま!? なにこれどこで買ってきたの!?」
「ん? いや作ったんだか」
「……バームクーヘンって作れるの?」
「鉄の棒に生地を塗って焼いての繰り返しだろ?」
「……思ったより本格的だった」
「?」
「ユウトさん! めっちゃ美味しいですよこれ!」
「良かった良かった」
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料理スキルLvMax
バームクーヘンが食べたかったので
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