天界での僕は神様の旦那?
第五話 思い出の記憶
「また来年も一緒に…」
最後の言葉が入ってくる前にアルテミスの声が聞こえてきた。
「見てくれ大量だ」
無邪気に笑うアルテミスを見ながら俺はさっきあたまのなかにながれた昔の記憶を思い出した。しかし、それにしても、誰だろうさっきの記憶に出てきた女の人。少し、アルテミスに似ていた気がするんだけど。
「っ、冷た!」
「しけたツラしてるからだ」
「かき氷?」
「ん?もしかして嫌いだったか?」
「いやそんなことないけど、こんなのもあるんだと思って」
「言っただろう?完全再現だと」
「そ、そうだよね」
「じゃ、じゃあいただきます」
パクッ
「ん〜、頭がキーンとする!」
「まぁこれもかき氷ならではだな」
僕とアルテミスはその後もいろいろなものを食べたりいろいろな屋台を見て回った。
「もうお腹いっぱいだよ」
「何を言っている?まだ、りんご飴と焼きそばとフランクフルトとたこ焼きと…」
「も、もう休憩!」
「そ、そうだな…」
「まさか、アルテミスがこんなに大食いだったなんてしらなかったよ」
「君が少食なだけでは?」
「よく言うよ、確実に10品以上は食べているからね」
「どれも美味しかったからつい食べてしまったかもしれない」
「ん?じゃあもしかしていつものご飯美味しくないし、量も足りなかったんじゃ…」
「ん?そんなことないぞ?君の作るご飯は美味しいし食べる量もあのくらいでちょうどいい」
「ならなぜ、今日はそんなに食べてるんだい?」
「それは、ここ2日ぐらいちゃんとした料理を食べていなかったからね!ははっ」
「あれ?僕そんなにご飯作ってなかったけ?」
「実は仕事に追われていたからね」
たしかに、そう言われれば自分もいろいろバタバタしていたような気がする…
しまった、おにぎりの1つでも持っていけばよかった!
「まぁ、それだけじゃないけどね」
「ん?何かいいました?」
「なんでもない、ふふっ」
なんかやけに嬉しそうだそんなに屋台が美味しかったのか、たしかにこのお祭りの屋台は普通じゃない!どれも、B級グルメに出せば優勝できるくらいの美味しさのもので、今日1日では回れないほどの屋台の量がある。アルテミスにも聞いて見たが、1000点ほどあるらしい。そのうちの約半分以上は飲食系の屋台なので驚きだ。
「まぁ、もうそろそろだろう」
「何か始まるんですか?」
「内緒だ!」ニヤッ
「えっ!教えてくれないんですか?」
「そんなことより、あそこに移動だ」
「あそこってどこですか?」
「あの神社のところだ」
「でも、あそこ誰もいませんよ?」
「そりゃ、多くの人に知られていたら秘密のスポットではなくなるからな」
そ、そこに着いたら何かされるんですか僕!と心から思っていたけど、その時は声には出せず。そして、そんなことを頭の中で堂々巡りしている途中で、そこに着いてしまった。
「あそこに座って一緒に見ようか?」
「見よう?」
「忘れてしまったのかい?君が言った事なのに」
「あっ!花火!」
「思い出したか」
「思い出したか、じゃありませんよなんでさっき内緒とか言って教えて君なかったんですか!」
「つ、つい出来心で」
「まぁ、何か変なことされるようじゃないので安心しました」
「ん〜?私がまさか変なことをするとでも思っていたのかい?」
「まっ、まさか〜」
さすが女神、と言ったところか心の中が全て読まれている気がする。ペンダントはしているし、完璧に女の間に近いな今回のは。
「もうそろそろだ」
ひゅ〜〜〜〜
                     ドーーン!
打ち上げ花火が始まった。僕が見たことあるよな美しい花火だ。
あれ?見たことあるような?
どこでこんな花火を見たのだろうか…
「とても綺麗だな」
「とても綺麗ですね」
あれ今、アルテミスが違う女の子に見えたような?気のせいかな。
「どうした?涙なんか流して」
「え…」
いつのまに涙なんか流していたんだろう、全然気付かった…
さっきアルテミスを見た時に映った女の子と何か関係があるのだろうか?そういえば、アルテミスと歩いている時見た記憶にも同じ女の子が出てきたような。なんだろう、とても大事なことを思い出せそ…
バタッ
「おい、どうしたんだ!」
アルテミスの声が遠のいて行く。俺はどうしたんだろうか…
最後の言葉が入ってくる前にアルテミスの声が聞こえてきた。
「見てくれ大量だ」
無邪気に笑うアルテミスを見ながら俺はさっきあたまのなかにながれた昔の記憶を思い出した。しかし、それにしても、誰だろうさっきの記憶に出てきた女の人。少し、アルテミスに似ていた気がするんだけど。
「っ、冷た!」
「しけたツラしてるからだ」
「かき氷?」
「ん?もしかして嫌いだったか?」
「いやそんなことないけど、こんなのもあるんだと思って」
「言っただろう?完全再現だと」
「そ、そうだよね」
「じゃ、じゃあいただきます」
パクッ
「ん〜、頭がキーンとする!」
「まぁこれもかき氷ならではだな」
僕とアルテミスはその後もいろいろなものを食べたりいろいろな屋台を見て回った。
「もうお腹いっぱいだよ」
「何を言っている?まだ、りんご飴と焼きそばとフランクフルトとたこ焼きと…」
「も、もう休憩!」
「そ、そうだな…」
「まさか、アルテミスがこんなに大食いだったなんてしらなかったよ」
「君が少食なだけでは?」
「よく言うよ、確実に10品以上は食べているからね」
「どれも美味しかったからつい食べてしまったかもしれない」
「ん?じゃあもしかしていつものご飯美味しくないし、量も足りなかったんじゃ…」
「ん?そんなことないぞ?君の作るご飯は美味しいし食べる量もあのくらいでちょうどいい」
「ならなぜ、今日はそんなに食べてるんだい?」
「それは、ここ2日ぐらいちゃんとした料理を食べていなかったからね!ははっ」
「あれ?僕そんなにご飯作ってなかったけ?」
「実は仕事に追われていたからね」
たしかに、そう言われれば自分もいろいろバタバタしていたような気がする…
しまった、おにぎりの1つでも持っていけばよかった!
「まぁ、それだけじゃないけどね」
「ん?何かいいました?」
「なんでもない、ふふっ」
なんかやけに嬉しそうだそんなに屋台が美味しかったのか、たしかにこのお祭りの屋台は普通じゃない!どれも、B級グルメに出せば優勝できるくらいの美味しさのもので、今日1日では回れないほどの屋台の量がある。アルテミスにも聞いて見たが、1000点ほどあるらしい。そのうちの約半分以上は飲食系の屋台なので驚きだ。
「まぁ、もうそろそろだろう」
「何か始まるんですか?」
「内緒だ!」ニヤッ
「えっ!教えてくれないんですか?」
「そんなことより、あそこに移動だ」
「あそこってどこですか?」
「あの神社のところだ」
「でも、あそこ誰もいませんよ?」
「そりゃ、多くの人に知られていたら秘密のスポットではなくなるからな」
そ、そこに着いたら何かされるんですか僕!と心から思っていたけど、その時は声には出せず。そして、そんなことを頭の中で堂々巡りしている途中で、そこに着いてしまった。
「あそこに座って一緒に見ようか?」
「見よう?」
「忘れてしまったのかい?君が言った事なのに」
「あっ!花火!」
「思い出したか」
「思い出したか、じゃありませんよなんでさっき内緒とか言って教えて君なかったんですか!」
「つ、つい出来心で」
「まぁ、何か変なことされるようじゃないので安心しました」
「ん〜?私がまさか変なことをするとでも思っていたのかい?」
「まっ、まさか〜」
さすが女神、と言ったところか心の中が全て読まれている気がする。ペンダントはしているし、完璧に女の間に近いな今回のは。
「もうそろそろだ」
ひゅ〜〜〜〜
                     ドーーン!
打ち上げ花火が始まった。僕が見たことあるよな美しい花火だ。
あれ?見たことあるような?
どこでこんな花火を見たのだろうか…
「とても綺麗だな」
「とても綺麗ですね」
あれ今、アルテミスが違う女の子に見えたような?気のせいかな。
「どうした?涙なんか流して」
「え…」
いつのまに涙なんか流していたんだろう、全然気付かった…
さっきアルテミスを見た時に映った女の子と何か関係があるのだろうか?そういえば、アルテミスと歩いている時見た記憶にも同じ女の子が出てきたような。なんだろう、とても大事なことを思い出せそ…
バタッ
「おい、どうしたんだ!」
アルテミスの声が遠のいて行く。俺はどうしたんだろうか…
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