ニート16歳の俺が、恋愛なんて間違っている

高原 響

第一章 第三話 和やかにできないのはなんでかな

〜沙雪編〜

最近はかまってくれる時が増えてきて嬉しいのだが

「あれ食べたい」

「いいよ」

「「私も」」

「はいはい、沙雪は?」

だが従者であることは忘れてはいけないから

「大丈夫です」

「食べたいっと待ってろ、シャルよみんなで座れる場所を探してて」

「はーい」

やっぱ私ではないんですねわかってましたよ

「沙雪、行くぞ」

「!!!」

まさかここで行くとは言われないのだと思っていて声が

「ぁ、ぇ、、、っと」

「なるなる」

といい私の手を握り強引に

「さ、行くぞ」

「わかりました」

「堅いぞ」

「いえ、普通です」

「またあ、えりかのいた時に戻りやがって」

「笑顔とか色々忘れてるぞ」

「いえ、忘れてません」

「たく頑固、かつ素直じゃなくなったか」

そう簡単に本音を言えないのはわかってるからなにかしらの手を使ってくるのは確定しているから

「そんなことはありません」

といいつつつい手に力を入れてしまい

「あぁ、、なるほど」

「ぇ、あゃ、これは違うんです」

「どう違うんだろうね」

「すみません素直になれませんでしたごめんなさい」

やっぱ敵わないな、でも、

「なんでわかったの?」

「なんかみんな我慢してるのはわかってるけどもう少し待ってほしいんだ、、あと今日は歓迎会も兼ねているんだよ」

といいスポンサーがついているシャツをちらつかせてくる

「なるほど」

「だから素直になってほしいんだよ」

「あ、、、」

させたくない顔をさせてしまった

「ごめんなさい、もうせねないからそんな顔しないで」

「なんかごめんね、もう大丈夫?

「うん」

なんか自分が恥ずかしくなってきてこんなことで駄々をこね拗ねてしまった自分に羞恥心を覚えてしまった、、おかげで今顔を合わせたくない物凄く恥ずかしいのだ、もうダメ、、耐えるので精一杯

「どうした?」

「っ〜〜〜!!!」

「次の方どうぞ」

「じゃ、、いこうか」

「うん」

ああやばい、恥ずかしすぎて今なら死ねると思うほどにはづかしいことをした、、ああ、言葉がおかしくなるぐらいなのか、、、やっぱ、恥ずい!!

どんどん注文して行って

「沙雪はどれがいい?」

「同じのでいい」

「わかったよ」

ちゃっかり、撫でるな、余計はづかしい、恥ずい、はづい、恥ずい!!!

このまま戻りたくはない、、、けどこの世の神様って本当理不尽だと思います

「なんで顔真っ赤なんですかね」

「否定も肯定も許さない、私はなんとなくわかっているから」

「分かりました」

そう、私の天敵であり、相手からしたら私のことを天敵と思ってる相手、、シャル

「ついつい、独占欲っていうのがね」

「それは嘘だ」

ですよね、わかってましたよ

「おいおいそのことに関しては、聞くとして」

あ、、これは、終わった

「かまって欲しかったのはよくっわかってるから」

「うっ、、」

「部屋ん中で独り言はいつもそ

「それ以上は言わない、、いいね?」

「え?気になる」

「うむわかる分かるぞ我が同士よ」

「だよね」

なんか、妃里とは息が合いそうだ、

「ま、そんなことより食べよう小腹が空いたからさ」

「まぁたなんか企んでいるよこの人」

「「「うんうん」」」

「否定はしない」

ポテチを食べながら行ってくるので

「まさか、お昼は」

「メロンパン一択」

ドヤ顔しながら言ってくるので

「馬鹿なの?食欲無くなったらどうすんだよ」

「俺は大丈夫」

「私たちは?」

「、、、」

「ほれ見たことか、考えてない」

「兄貴のあほんだら」

「メロンパン好きなんだからしょうがないと思うよ私は」

「さすが前にもおんなじこと言われたことがあるから抵抗する気はないよね」

「前にもやったことあるのにまたやろうと」

「ぐうの音も出ない」

4対1は卑怯って?そんなことは知らないわかりたくもない

「さて、ポテチもだいぶ無くなってきたし時間もいい頃合いだから行きますか」

そいい洋服屋に行くことにしたのだが、、

「私全部買わないとないから色々とね」

「沙雪は一緒に来る?」

「行く!」

といい2人で、収納ケースのやつを見に行くとした、、、絶対女子と一緒に洋服選んでいたら、白い目で見てくる人ばかりなんだろうな

収納ラックは壮馬の部屋におくとのことなので事前に調べてきてある(勘)をあてにして買うのである、、大丈夫かなと思ったけどなんか自信ありなんだよな、

「これとこれどっちがいいと思う?」

指してきたのは、、色は、選択で、片方は素材の色を生かしたいい味を出したものである、、正直選んでもらえるだけで嬉しいと思うが、多分

「そのままののやつがいいと思う」

「だよね」

といいタンスを速達で購入した、今日の夜に着く予定らしい

「さて合流するか」

「うん」

「しかしよ」

「多分同じこと思ってる、から言わなくていいよ」

そうここはあまりにも広すぎてタンスを探すのに40分かかってしまったのであるそれからの手続きをして戻るついでに甘やかしてもらっていたら、合計で2時間かかってしまったのである

「遅い!!」

「買い物してたんだからしょうがない」

「一個だけでしょ!」

「「なにも言い返せません」」

「それでなにしていたのかは聞かないからさっさといこうよ」

た、助かったけどここからどのくらいかかるのだろうパッと見た感じ、

「どこにあるのかがわからないね」

「確かに」

「でも近そうじゃ、、、、ない?」

「さて、時間がなくなってきたぞ」

壮馬が車椅子の後ろに行って

「兄さんどうしたの?」

「多分行ったことある気がして」

「パン工場なんてこの辺いっぱいあるからわからないよ」

そうここはパンの激戦区なのであるなので見つけるのも至難の業であるのは間違いない

「まぁまぁ見てろって」

といいスマホを取り

「チルン起きて」

「おはようございます、マスター」

検索捜索AIである

「メロンパンだけの詰め放題のところ探して」

「りょ、、、って検索履歴に引っかかるものありました、、表示しますか?」

「メロンパンからお願い」

「りょ」

といい場所がわかり

「いこっか」

その瞬間あまりにも不意でドキドキしてしまったのである、多分みんなもそうであろう

「、、はぁ」

「どうしたの?」

「今のわざとやった?」

「ごめんなんのこと?」

「無自覚かよ、馬鹿たれい」

「まさかあのラブコメアニメみたいな感じのシーンになってた?(題名:無邪気な笑顔に恋心:Byのちにだそうかなちなみに短編です、定では十二話で完結です)」

「私は耐性があるから大丈夫なんだけど他の人はダメみたいだけど、、てか古いなおい」

笑いながら言ってくる、それだけお互いのことがわかっていて、ある一定以上は踏み込まないようにしている、なにを警戒して、そもそも本当に警戒のであるのかが私にはまだわかっていない、おそらく2人だけが知っている隠し事があるんだろう私たちにまだなに隠していることは間違いない、、シャルは何かわかったのかひらめいたのかは、わからないけど「それしかないかな」とぶつぶつと言っていた、、きっと推理しているのだろう、、里歩は相変わらず能天気みたいに振る舞っているが実は執着心というか執念というかものすごいことを思っているのは間違いない、、時に猫みたいな顔から、獲物をからライオンへと変貌したときは度肝雨を抜かれた、さすがにあそこからの変貌は誰が想像しただろうか、、、ふむ、、難しい課題だ

そんなことを考えていたら

「よってらっしゃい、見てらっしゃいこれからメロンパン争奪戦が始まるよぉ、早めに参加券を取ってってぇ!!メロンパン王の称号は誰の手に?!?!?!?!?!」

「「「ははくだらないな」」」

「ふふふふ、、俺がその称号はいただく」

「これは私も出ないといけないみたいだね」

といい2人は参加券を片手に入場して行くのであった

「さぁ!!時間いっぱい!!参加者はご覧の皆さんです!!今日はテレビ中継と動画サイトによるライブ中継で開催だ!!!」

そういい次々と発表されていき最後に

「おっと今回のダークフォースの2人のうち、1人目!!美少女JKとははこのためにあると言わんばかりの美しさで優勝を狙うのか?!佐藤 里歩!」

「最後の出場者は、メロンパンを見て、腹が鳴り止まなくなってしまった!!佐藤 壮馬!!!以上20名の参加者が集いました!!今回は、オッズがかけられます!!さぁさぁどんどんかけられていきます!!」

もちろん私たちは、壮馬一択です、なぜならオッズ、がどんどん倍になってきてついに20倍を突破したのである、、、どんどん集計結果を言っていくと最後に

「圧倒的にオッズの倍率がおかしい人がいます!!といううことはあまり期待されていないと言わんばかりの低さだぁ!!!駄菓子菓子燃え盛る目の奥の炎を誰が消すのだろうか!!これは見ものです!!さぁはじめます!レディファイト」

といい最初は息良いよく食べ進んでる中、壮馬はちまちまと食べ全員が一皿目を食べ終わった瞬間まだ4分の位置しか食べ終わっていないとここで司会者がそれに煽るように

「おっとここで壮馬選手戦意喪失か?!!私の期待外れなのか?!?!?!」

と言ってる間に残りのメロンパンを飲むように入れ込んだ、一瞬なにが起こったのかが理解できなかったカレーは飲み物とよく聞くが、パンを飲むように入れる人なんてそうそうに居ないだが壮馬は飲むような感覚で次々と入れていくその瞬間観客はどよめきで溢れていた

「これは私が教えました」

とドヤ顔しながらいうシャルに対して「なにやってくれてんの?」と言わんばかりの顔をする妃里に顔を向けることなくいや向けることができないのだろう怖くてそんなことをしている間に10皿完食している相馬に対して「こんなダークフォースなんて聞いてねぇぞ!!」というヤジが飛んでくる、だがしかし、一番絶望な顔しているのはオッズ標識を任されている人だ、おそらくこいつは最初っからダメだなと思いふざけてやったんだろうそこに私たちが100万ずつ入れたんでさらに増やしたんだろうそれが仇になってきたのだこいつは笑えないだろうなそして私たちがそんな話をしていたら2時間経つので

「そこまで!!優勝者は、佐藤 壮馬だ!」

圧倒的さで二位と離したちなみに二位は里歩である百個近く食ったんだから満足していると思ったら、負けたことが悔しくって、地味に拗ねてる、3位までは賞金が出るので、授与式が始まるまでは、拗ねていたが、撫でてもらったおかげで元気を取り戻した、、せこくない?多分撫でられていないのはシャルだけのような気がしてきた、、現在シャルは、口が風船みたく膨れている、感鋭いからな、、なんとなく言いたいことはわかるなので私はシャルの方には向かないようにしていたら、

「終わったよ」

「お疲れ様、後でみんなにやったこと私にやれ」

「、、、」

威圧が半端なくのしかかっているのは私たちもわかる、、さてどうしたものかという顔するなイエス以外ないだろ、、とツッコミを入れたかったのはまた別の話

ーENDー

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