ニート16歳の俺が、恋愛なんて間違っている

高原 響

第二十六話 そこまで!

「状況は!?」

「明日が決行日だ」

「了解」

「どこにセットするかはまだだ机の横に置いとくから案内しろ」

「オケ」

「ちょと待ってください!!」

それはいるだろ

「なんで現場の指示はここの学生なんですか?納得いきません」

「私たちもです」

そういい、過半数が、そんな意見だまぁ現場を見てきたのだからその反応が普通だな

「そもそも、、お前達が俺に勝ったことあるかここの全員で、無理だろ俺たちの代はこの人に全員で一緒に倒すのが幹部職に上がる課題の一つで、いくらかハンデ有りでなんとか昇進だからな」

「あの化け物世代からの昇進課題って難攻不落とかよく聞きましたが、、ぜひ手合わせ願います」

「後でな、他の奴らも参加しなリスク有りだが、俺から提示するのは警察庁、長官に直談判してやる、まぁ、俺が言えば大抵は聞いてくれる、その代わりの条件は、俺の背中を地面につけること、単純明快だろ、、そのかわり1人でも地面につけられなかったら、給料から一割徴収するから覚悟しとけ」

その瞬間、一瞬の沈黙の後

『お願いします!!』

「なら言われたことを今すぐ全部終わらせたら朝6時までな」

その瞬間やる気に満ち溢れた人だらけで2時間かかる予定の作業を1時間以内に終わらせ、強度確認もしたが素晴らしいほどに早かった

「ある武器全て使え、殺さない限りどんな手でも使え」

今は4時だからあと、2時間、、、よは負けなければいいんだろ、、、さていつもこしらえてる、、超合金手袋と警棒これだけで充分だな、、、本番までまだ使わないから取っとこうと

「俺は大丈夫だ準備が終わったやつからかかってこい」

「なら僕たちから行かせてもらいます」

といい、四方から攻めてくる作戦か、、、面白い、、背後は受けるとして、前からの拳は右手で受け、右からのキックは足で受け、左からのかかと落としは左で受けて、、、首締めは、ぶっちゃけよくやられるから問題ないし喉を日頃から鍛えてるから何も問題ない

「「「「んなっ?!」」」」

「首絞め程度で俺が負けるから勝つってな感じかぁ、まぁそれで倒れたらまず昇進は確定だから安心しろ」

「なら全力で行かせてもらいます」

「ふふ面白い」

その後は首絞めされながらもことごとく返り討ちにして

「あと10分だぞ」

「なんで息が続くんでっす、、、か?!」

「鍛え方が全然違うからね」

『うりゃぁあああああ!!!』

最後は、全員で一斉にかかってきやがった、なら

「来い!!」

10分間ただ殴り合いをした、、だが

「そこまで!!」

「それぞれ、なかなかいい筋あると思う、あと、首締めしてた人はもっと鍛えて、合格ラインまで行けば直談判確定だな」

「ありがとうございます」

「というわけで今回のMVPはこの子になりました」

というわけで報酬は今月末振り込まれることになった

それじゃ、教室で寝ますか、アラームかけて
教室で寝ていることにした

〜1時間後〜

ぴろろん

う?時間か、、、何時だ?、、、7時半か、、、眠い、顔洗うか、その前にスイッチブレードは持っとくか

そして顔洗い部屋で空を眺めてると、、昼ごはんのことすっかり忘れてた、、、最悪購買だな、、、

なんか騒がしいから上から眺めてると

いつもの4人が、いろんな人に囲まれながら登校してた、、、

『おはよう』

「お、おはよう」

「さて君には今とてつもない罪があるそれはなんでしょうか」

「おやすみ」

「寝かせねーよ」

あ、死んだわ

「えーとね」

その瞬間校内放送で

「壮馬さん、壮馬さん、至急、職員室に来るように」

「、、、すまねぇ」

「夜からずっとこん感じだよね」

「知らん」

「お前がそんな感じで言うことは」

「黙ってろ」

「いや無理だね、壮馬何を隠している」

「シャルならもうわかってるだろ」

「、、、、」


「まぁ今日まで口外したら、俺は大丈夫だけど、シャルの場合国家権力が火を吹くぜ」

その瞬間腰にかけた、スイッチブレードに手をかける

「なるほどあの中身がわかった」

「ちなみに、強欲の剣みたいな塊があるよ、何か問題でも?」

「いや、、遠慮しておきますのでスイッチにかけないでください」

「ばれた?」

「お前が、それにかけるとか半分全力じゃん、、勝てるわけねぇじゃん」

「わかればいいんだよ、わかれば」

その瞬間三人は床に崩れ落ちた、、、すまないそうまでもしないと平常心を保てない

「それじゃ、、行ってくる」

職員室、、、なんか悪いことしたかな、、、、、、、、、、覚えがない

コンコン「失礼します」

「すまない急に呼び出してしまい、、このボタンはなんだい?」

「あそこの門から不審な車が突撃してくると言うときにすぐさま押してもらいます。これは国家命令です」

「了解、何かあったのね、アメリカの方で」

「これから起こることに比べたら些細なことですよ」

「あくまでも平常心でいるつもりかね?」

「そうでもしないと、今何かが崩れそうなんで、、それに対応できるようにするだけです」

「また、死にかけるんじゃないか心配なんだよ」

「それじゃ、まだ死ぬわけには行かないですね」

「それじゃ、終わりだよ」

「失礼しました」

そういい、もう隠してはられないよな、、よし、そろそろアレの中身でも見てみるか

キーンコーンカーンコーン

そろそろ席つかないと

そういい俺は急いで教室に戻った

、、、間に合った、、、けどなぜ俺を睨む?、、、シャル達が涙目、、、俺のせい?

「お前ら、泣いてると、、色々とまずいからやめて」

「「「知るか!!バーカ!!」」」

!?!

「席つけ、SHRを始めるぞ」

そういい出欠をとって先生の話に入ると

「今日から2日間避難訓練があるからいきなりでも対応ができるようにしとけ」

『はーい』

そういい終わると、俺の周りには人だらけになった、、、なぜ?

「オメェは我らの神を泣かしたこれは罪がおもい」

「ほほぅ」

なるほど見ても見かねない状態まで落ちたみたいだね

「つうかなんで泣いたのかしらねいだろ」

「そんなのお前が脅したのだろ」

「それは否定しないが今はそんな状況じゃないからそう言うプレイはたまにやるかもしれないけど」

「プレイっておいこらどう言うことだ」

「そんなのどうでもいいだろ」

「まぁ後で聞くとして、なぜ泣かしたんだ?!」

「う〜ん、脅し半分と出来心って言うやつ半分で、、やちゃった」

『そうかそうか(殺してぇ』

「大丈夫だ、お前ら全員かかってきても俺のことは傷ひとつつけられない」

「やってみないとわからないぞ」

「じゃ、今体育館にいる警察庁長官に傷を負わせたら、つけられると思うよ」

「は?天才警察官に傷って無理だろ」

「あの人の先生は俺だよ」

『、、、、は!?』

「そう言うわけだから行ってくる」

沈黙してしまった教室を出て体育館に向かうことにした

〜体育館〜

「俺と最後の模擬戦をやってくれ」

「!?!」

「もうわかってるんだろ、、もう昔みたくは戻れなくなってきてるって」

「バレてたか、、、どこで気づいた」

「ロイヤルマッチで」

「なる〜、、そしてこんなにも警察官に囲まれたのは初めてだな」

「世界最高で、世界最強に胸を借りようとしようかね」

「それは言い過ぎだろ」

「本当のことだろ」

「なら俺は、今日から全てを賭けよう、永遠の目標でいるために、あの人にまだ長生きしてもらいたいし、何より、俺に大切なことを教えてくれた戦友のために、誇りを持って全力で潰しにかかる、、、そのためには、狭いな、校庭でやろう」

「そうだな、、先言っててくれ、アレやってくる」

そういい授業中に、

ガララ

「シャルに用があっって戻ってきました」

「わかった」

「シャル、例の液体頂戴」

「なんで?」

「今から全力でやるから、、ここでやるわけには行かんだろ」

「わかった、だが、条件として、器物破損したら全額の倍を出す、オケ?」

「わかりました、やってしまったら?」

「今度のお姫様の会議で、その話題を出してみんなで説教かもね、まじでやるからね」

「まじで死んでも生きても地獄じゃないか」

「やんなければいいよ、じゃやるね」

「やめ、、」

俺の抵抗は虚しく教室の後ろでみんなに見られながら打たれた

「くっ、、覚えてろ」

「はいはいこれで持てるでしょ」

「そう言う問題ではない」

「まぁ、まぁいいじゃないの」

「これで今日は帰れなくなったけどな」

「え?なんで?

「説明書見てないのかよ」

「いつものかと思って」

「違います、今日は母さんに作ってもらえ、たまぁにおちょこちょいなんだから」

「、、、対車両用、、、ガチモンのやつやん」

「な、、言ったやろ、、、一個消えたや」

「ごめんなさい、、許せ」

「その笑顔で何人犠牲になるかな」

「、、、うぅ、、間違えただけだもん、うぅ、、これで生きてたら絶対みんなに言ってやるもん、死んだら、酷いことをみんなに言うもん」

「どっちにしろ地獄やろ、、そう言うことにしとくよ」

「兄さん、、、なんでそこまでして、、」

「5年前の、約束のために、先にこっちにきてしまったからには、帰ってこれる場所を作っとかないといけないからね、、だよな愛よ(ボソ

「最後の方が聞こえなかったからもう一度言って」

「これが終わったら行きたいところを言っただけ」

「そうなの?」

「「「???」」」

「大丈夫、まだ安定してるから今のことに集中しろ、、それは明日ジュンが見に行ってくるから今のことに専念しろ」

「すまない、、た、のんだって、、言っといて」

「勝ってから会いに行け」

「了、解」

その瞬間、俺は、、、いろんなことが重なりすぎて、、

「、、ふぅ、、待たせたな」

「なんで泣いてんだよ」

「お前に、あの人のことを匿っててくれたんだろ」

「、、、お前の最愛のためだ」

「ぁあぁ、、これが終わったらまず最初にそこに行くことにした」

「じゃぁ、、なんで泣くんだよ」

「わりー、、でも大丈夫、、おいおい整理するまずは、、やろう、、、ふぅ」

「我!!世界最高峰の!!静寂な一晩の王に対して模擬戦を申し込む!」

「受諾しよう」

「ありがとう、、そして、、こんな形で、、」

「悪かったでももう少しだから」

「その言葉で何万人救えると思ってるんだ、、、、、よ!!!!」

その瞬間校庭にヒビが入って、武器もなしでただの殴りの構えだ、、しかも、初手から隠し球かぁ、、なら真正面から、、受ける!!

そいて拳がくるところだと思った他頃にきたのでそれを受け止めてみると

「やべぇ、、片手で平然な顔しながら受け止めないで」

「なんで?」

「後ろ見てみ」

そう言われたので見てみると、なんともないと思ったら

「、、、」

地面をえぐりながら、後ろに進んでいた

「よっしゃぁ!!初めて動いた!!!」

「よかった、、ね!!」

といい手首を掴み

「ちょ、調子こきすぎましたすいません!!!だからそれだけは勘弁して!!!
お願いします!!!!またあんな地獄味わいたくないぃぃぃぃいいいいいい!!!!!」

そんな抵抗は虚しく手首を掴んで、指を絡め合わせ、

「いっっっっくよ〜〜〜〜〜!!!!!」

その瞬間じっくりゆっくりと捻っていくと

「もういっそ全力でイダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!」

「もうギブ?まさかね?」

「、、、」

「あ、、、、やりすぎた、誰か!!担架持ってきて!!!」

そういい担架を運んできた人は驚いてた、なんせあの最強に対して俺は無傷、、やっぱ驚くよね、、そのまま乗せて医務室に運ばれていった。

「、、、もう、、終わるからいつでも帰ってきていいよ、、妃里」

ーENDー

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