ニート16歳の俺が、恋愛なんて間違っている

高原 響

第六話 ヲタクのデートとは 下

世界王者の本気だ

「ちっ!ピッタリくっいてきていやがる!」

お?ニトロをここで使うか、、、じゃ、インコースぎりぎりを狙うかっとそしてカーブのところでじりじりとつめていく

~ギャラリー側~(もぐもぐ)

「お兄ちゃんこんなに強かったの?!」(もぐもぐ)

「チルカ、、チルカ、、、チルあった!!」

その瞬間、周囲の人が振り向く

「RCG大会世界王者TIRUKA、まさかこんな身近にいるとは、、でも二位なんだよな、、、」

「まさか、、、ね」

「そうだよありえない」

でも一つ気になる箇所が(もぐもぐ)

「なんで一か所金なんだ?」

そう車のナンバープレートが金なのだ

「え?嘘マジで本物じゃん?!」

最後のインコースを曲がる時に速ドリでぬきそのまま一位でゴールした。

「え?マジもんやん」

終わった瞬間一斉に集まり握手をしようとしててなんかもやもやしちゃってつい

「行くよ兄貴!」

なんで手をにぎちゃったの?!このままカウンターにいくしかない!

「なんで繋いでるの?」

「知らん」

「なんかモヤモヤして」

「ほほう」

「なんですか」

「いやなにも」

あーもーニヤニヤしてくるからすげームカつく

「そういえば、なんであのパワーでよかったの?それって一歩間違えればまけてたよね」

「うん」

「それで、なんで勝つことができたのかなと」

「それはね、一番は峠コースだったこと、あそこで1000馬力はオーバースペックなの、あとドリフト寄りのセッティングにしていたからなんとか勝てたってこと」


「ふーん、まぁとりあえず賞金もらおう?」

「あ、うんそうだネ」

もらう時なんで苦しそうな顔するの?

「どうしたの?まさかまたあれか」

「そうだよ」

「それはしょうがないよ、早く帰って休め」

「あいよ、ありがとうじゃまた」

外に出ると「サインください」とうるさいからどうにかしようとしたら

「店長、色紙」

そういい色紙にサインし、

「くじで金が出た人にはあげます」

ほしいなー

「あとであげようか?」

エスパーかよ

「うん」

そういいおもちゃ売り場に行くとつい目がいってしまうものが

「VR」

「家に帰ったらVRやる?」

「やらせて」

「帰ったらね」

「やったぜ」

「今度の大会の、ゲーー、、、ム、、、は、、、、あった」

手に取ったのは、レースゲームなのだが、

「2万円!そんなにするもの買うの!?

「うん、今度出る大会はチーム戦でこのゲームの4vs4vs4vs4のスピードバトルなの、そして賞金が4人とサポーター4人計8名には100万ドルずつもらえるしかもアメリカ、、、行く?」

「じゃー行く!」

「よし決まりだ」

やった二回目の海外だ

「それに行くとしたら明日学校に行って、プリントをもらいに行くぞ」

「うん、わかった」

レジを通り、バス停に向かい、そして乗っていると一つのメールが来てた

(今日は桜さんもとい母さんの家に泊まるぞ)

(はーい)

(それだけだじゃまた)

(はいはーい)

やったお泊まりだ

「は?」

〜壮馬編〜

え?まじで?なんか嫌な予感してたんだよなー、こういうことね、

とりあえず駅に着き

「家に帰るか」

「うん」

そして家に向かって足を進めた

ーENDー

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