暗殺学園

としひさ

第1章 転入

 (暑い、なんてところだ。人は多いし、空気が汚れ過ぎている。)
と、文句を浮かべながら少年は都内を歩いていた。
「お、ここか。」
少年の前には、外からは見ることができない10メートル近くもある塀。
「おいおい、門はどこだよ。ここは学園だろ。」
呆れてそこ場に立っていると、
「ちょっと、そこどけガキ!」
と、後ろから大きな声が飛んできた。振り返ると、厳つい巨漢の男が立っていた。
「すいません。今日ここに転入してきたのでどから入ればいいのかわからなくて。
ここの生徒ですか?」
「ワハハハ、そうかそうか、こちらこそすまん、ついてこい案内してやる!」
「ありがとうございます。俺、藤咲 蓮夜といいます。」
と、九十度のきれいなお辞儀をした。
「いいよ、頭あげろ藤咲君。俺は、岡寺 純一」
といって、歩き始めた。そのあとを蓮夜はついて行った。
(この人、第一印象に比べて優しい。)
と、思いながらついて行くと、純一は足を止めた。
「着いたぞ、目印はあの郵便ポストやぞ。覚えておけよ。」
と、笑顔でいうけど、蓮夜は、全く理解できなかった。
(どこにも扉みたいのがない?本当にあってンのか?もしかしてからかわれている?)
と、疑問に思っていると、純一が手を壁にあてた。すると、壁が動き始めた。
「スッゲー、指紋認証式か!」
「ほら、開いたぞ!早く来い。」
「はい」
中に入れると、そこには最近建てられたみたいなとてもきれいな白い壁、一センチの
乱れのない木々たち、どこもかしこも立派だが、人がいない。
「あのー岡寺さん以外の生徒たちは?」
「今は授業中だ」
「岡寺さんはサボりですか?」
「ハハハ、直球できたな。俺は特別なんだよ。」
「へーそれは大層なことで」
「あれ、聞かないの?」
「はい、どうせ後で学園長に聞く」
「その手があったか」
と、笑顔で答えた
「それじゃあ、学園長室を教えよう。入ってすぐの正面の階段を最上階まで登って左
にある」
「はい、ありがとうございました。」
といいお辞儀をした。
「これからも頼りにしてくれよ!」
という言葉をあとに校舎に入った。

さっきいわれた通り進み学園長室に着いた。
「失礼します。今日転入してきた藤咲です。」
と、扉を開けると
「蓮ちゃん!!!!!!!」
と、勢いよく飛びついてきた。
「松島さん!一体何を」
「愛情表現!あと私のことは里惠と呼んで!」
「それは絶対呼びません!」
と、呆れたようにいった。
 今、俺に抱きついている、この小柄な人は本名松島 里惠。二十歳、去年俺に会ってから
好き好きとラブコールの繰り返し、正直面倒に思っている。
「そういえば、学園長なんてびっくりしたよ。いつからだ?」
「蓮ちゃんと会う一年ぐらいまえかな」
「へー、それはそれは、あとひとつ、いつまで抱きついているつもり?」
「できるならずっと」
と、満面の笑顔で答えた。
「それは無理。ところで転入手続きは?」
「終わらせた。だから、もう少しだけこのままいられる。」
と、また満面の笑顔で答えてきた。
「ところでこの学園について教えてもらおう!」
「早速聞いてきたね。いいよ。」

 この学園は、国の計画「テロ対策戦士育成計画」によりできた暗殺者を育て上げるための
施設。だけど、普通の学園どおりの授業も行われているから学力の心配しないでね。この学
園は全寮制で敷地面積は市一個分、飲食店から雑貨屋まであるから生活の心配もないよ。最
後に暗殺者育成制度について説明します。段階によって分けており、暗殺時間というものが
あり、そこで殺した人数により得点があたえられ、得点が多いと階級が上になる、この階級
は卒業後の階級に繋がるから頑張ってね。
「以上です。質問があれば言って!」
と、リラックスした状況できた
「じゃあ、まずひとつ殺した人はどうなる。あと階級は何段階に分けられる。最後に階級が
上だと卒業後以外のメリットについて」
と、遠慮なくぶつけた。すると、里惠は自慢気に答えてきた。
「まずは、階級からいうね。一番下からEランクからAランクまで、そして、Sランクがある
けどそれは実戦で成績を残さないとなれない、実戦はBランクからできるこれがメリットだよ
最後の質問に行くね!死んでも平気だよ。なぜなら、最近技術がつめこまれた学園では!全
員プログラムしているから!」
「ちょっと待って!それは事実かよ!」
「うん、そうだよ!」
と、当たり前のようにいってきた
(おいおい、どれだけ進歩してんだよ!)
「この学園に入ったときに、目眩が起こらなかった?」
「そういえば、あのときは暑いせいだと思っていた。」
「違う違う、それはプログラムの中に入ったときの副作用だよ」
と、自慢気に答えてきた。
「わかった、最後に武器は?」
「そこのカバンの中に入っているよ!」
と、なんだか楽しそうに言ってきた。俺はそのカバンに近寄り中を確認した。
「片手拳銃にナイフ、あとは、おおっ、ライフルか!どれだけ持っていけるの?」
「好きなだけどうぞ。」
「了解」
俺は、ナイフと拳銃を一個ずつとりあとは部屋に持っていてもらえるようにいった。そうする
と、その言葉がくるのがわかっていたかのような笑顔で
「ようこそ、両暗学園へ!この学園で生きたいなら勝ち取りなさい!」

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コメント

  • 豆腐

    面白そう……

    0
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