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魔導書と卵達

白川伊吹

4 僕と魔法とイタズラと

「...チョーットシツレイシマスネー...」

シャーペンの中に魔力を注ぎ、ポイントを定める、狙いは佐々木さんの腕時計らへん..にしたいところだけど..見えないのにポイントを定めるも何もないじゃないか...
うーん...どうしよっかなー...…ん?
おっ、ちょうど涼君が起きたじゃないか。ちょーっと信号送ってみるか..

そういって僕はポイントを涼の耳に定めた。

そして特定の魔力を込めてシャーペンをカチッとおした。シャーペンの先からは行き良いよくシャー芯...ではなく。シャー芯の形をした魔力の塊。魔法が飛んでいく。そしてそのまま涼の耳の中に入った。

「!?」

涼が驚いた顔をしている、でも大丈夫、
僕が使った魔法は威力1しかないから。

涼がこちらをみている「なんだ?」という感じだ。
僕はそれに応えるようにまた魔力をこめ、今度はシャーペンの蓋と消しゴムを取り、小声で、

(佐々木さん見える..?ていうか女子見える...?)
と囁き、また発射した。

今度は涼が両手で包み込むようにキャッチした。
そしてそのシャー芯のような魔法からはきっと僕が録音した音声が流れるだろう。
そう_僕がいましたのは魔力をシャー芯の形に変えてシャーペンから発射する魔法と、声を録音して再生する魔法だ。

そもそもこの世界の魔法は、様々な法則があったり、説明すると時間がかかるんだけど...まあとにかくすごい便利ってことは確かだね。

(さあ、どうなっているかなぁ?)

(おっとぉ涼がなにか取り出したぞ...んー?
ああ、やっぱりカードか、)

(そう、僕はシャーペンを基本として魔法を使ってるけど。涼はカードを使って魔法を使用するんだ。)

(でもこれだけ人がいるんだぞ?僕みたいに気づかない程度で撃つのはいいがカードなんか投げたら流石にバレるだろう。)

しかし涼は少し考えたあと、僕がやったように何か囁いている。
そしてそのまま投げようとしている。

(おいおい、あいつそのまま投げるすつもりかよ!
絶対ばれるって!あいつばかなんじゃないの?)

涼はそのまま投げつけてきた。

(ばかああ!!ばれるだろ!何を考えているんだ!)

しかしその瞬間カードが消えた。

(え?どこいった?カードどこいった?)

僕が探しているの涼が手で下を指している。

(下?いやいや、お前まっすぐなげただろ。結構勢いあったぞ?ここで着地するはずがな...)

そう思っていると僕の額にカードが刺さった。

(んのおおおおおおおお!?)

(why!何故!カードが僕の額に!?)

(あの野郎騙しやがったな。)

(だが、おかしいぞ周りを見ても気づいている人はいないみたいだな..どういうこと..?...まあいいや...とりあえず再生してみよう。)

そう思い魔力を込めて再生する。
音声が聞こえてきた

『おまえ変態か?』

(Noooo!!違う!確かに僕は佐々木さんが見たかったがそういう意味じゃなあああい!!)

僕はもう一度魔力を込めて囁き、発射した。

『涼!誤解だ!僕はみんなの様子が見たいだけなんだ!決してそのようなことは考えていない!』

涼から返事が来た、また途中で消えたが僕は片手でキャッチした...かった...いたい...

『そのようなこと?いやwどんなことですかねえw』

(てめえ...お前変態か?などと送っておいて、その返信はないだろう...

『てめえ...まあいい...で?見えるの?見えないの?』

『見えるよ、お前の大好きな佐々木さんが』

『ああ、見える?じゃあいまから和歌送るから腕時計かして。』

『承知した。』

和歌というのはワープカメラの略。
魔力でポイント先にカメラを設置して遠くのものを見ることが出来るものである。今回は涼の腕時計と僕の腕時計を連動させたいと思う。

(えーっとまず、確か僕の腕時計と涼の腕時計にポイントを定める...よし、これは平気だな。そしてその後魔力を送る...あれ?どんなんだったっけ?)

(うーむ...思いだせない。そもそも魔力というのは魔法を作り出す型や威力を決定するものなので今回の場合その型を決めなきゃいけないんだけど...)

(まあ適当でいいや、...よし!できた)

そして僕は魔力を込め、発射した。

(よしよし、いい感じだな)

そう思い僕は腕時計を覗いた

(んー..?...なんだこれ..目..?)

(あ、あの野郎隠してやがるな...ここにきてそうくるか..)

一旦和歌を解除し、また録音を送った。

『おいゴラァ!涼!隠すんじゃねえ!』

『...あはは、ごめんごめん、もっかいやって?』

(やっぱり隠してやがったか、全く..めんどくさいやつだなぁ...)

そう思いながら僕はもう一度同じように和歌を送った。

(さてさて、今度こそ...)

今度こそと思い、腕時計を覗いた。

(...また目じゃねえか!どういうことだ!涼のやつ、遊んでやがるな...)

涼を見ると必死に笑いをこらえているようだった。

(やっぱりか...しょうがない、もっかい送るか)

『ちょっとちょっと、涼さん?話が違うじゃないですか、』

『くくw...ああw..ごめnwwブフォww』


『てめえやっぱふざけてるな!』

『ふ..ふふふwwwああ...ごめんwwもっかいやってw』

(全く、これだから涼は...)

そう思いまた送った。

(さて、今度こそ...)

目。

『貴様あああ!いい加減にしろおお!』

『お前もいい加減にしろww笑いこらえるのきついんだぞww』

なにをぉ...と思ったとこで透明な魔法が飛んできた

『君達は全校集会でなにをしているの...そろそろ終わりだから先生に見つからないようにしなよ..』

明らからの魔法だった。

(まじで?もうそんな時間?うわっ、ほんとだもう終わりそう。涼のやつめ...あとでおぼえておけよ..)

どうでもいいことに対して一生懸命になることも大切だと思う。

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