ようこそ!生徒会室から異世界部へ!
第18話 ようこそ!まさかの転校生!
キーンコーンカーンコーン
8時30分
星川高校 教室 1年3クラス
ホームルームのチャイムが鳴り、皆は席に着く。そして、ドアからヤミ先生が入ってきた。
「はぁーい!皆さーん!ホームルームの時間ですよー!今日は何と!急遽、転校生を紹介しまーす!では入ってきて下さーい!」
ガラガラガラ
ドアの開く音がし、入ってきたのは1人の女の子。
『おおっ!?』
その姿は、白く綺麗なツインテールで周りの人達を惹きつけ、小さな容姿は可愛さを象徴させる………というか………………
「はい!では、早速自己紹介してくださーい!」
「・・・・・・」
というか……………
「・・・・・・」
「えーーっと……青空さん?」
というか……………
「……………青空クラン」
クランだった。
『おおっーーーーー!!』
『可愛いーーー!!』
『白髪のツインテールだぁぁぁ!!』
クラスの皆は、嬉しそうな顔で大喜びした。特に男子。
何故クランが同じクラスメイトになっているのか。それは、30分前に遡る。
30分前・・・・・・・・・
8時00分 星川高校 生徒会室
朝早く、僕とクランはエル先輩に呼び出されて今、生徒会室に来ていた。
『朝早くお呼びしてごめんなさい。早速なのですがクランさんの事で案件がありまして。』
そこには、エル先輩ともう1人…………
『はぁーい!おはよう!雨宮くん!』
『って………ヤミ先生!?』
この人は『不礼 ヤミ』先生。出身地不明、年齢不明の僕達のクラス担任であり、赤髪でスタイルが良く男性にも女性にも人気だ。そして何より……………
おっぱいが…………デカイ!デカイ!デカすぎる!!
あまりのデカさに3回言ってしまった。てか本当にデカイんだよ!何だあのおっぱいのデカさ!一体何カップあるんだ!?かなえ姉妹よりもデカイだろ!あれ!
世界の男達よ!喜べ!この世には、ここまで育つ女性がいたのだぁぁぁ!
『雨宮くん?どうしましたか?』
ヤミ先生が心配そうな顔で僕の顔を見つめる。
『い、いえ!何でもないです!と言いますか、どうしてヤミ先生が此処に?』
僕は慌てて疑問に思っていた事を聞いてみた。
『えー?だって私、此処の顧問ですから当たり前ですよー!』
えっ!?という事はまさか……………!?
僕はエル先輩の方を向くと、エル先輩は頷いて説明してくれた。
『はい。優さんもお察しの通り、この人も異世界人で私と同じ天使族の女神です。そして本当の名前は…………』
『はぁーい!私の真名は『フレイヤ=ミレーゼ』。愛の女神です。改めて宜しくね!雨宮くん!』
マジですかぁぁぁぁ!?ヤミ先生も異世界人でエル先輩と同じ、天使族で女神ですとぉぉぉぉ!!道理でこんなにおっぱいが大きい………こほん。
『って、フレイヤって本当にあのフレイヤですか!?教科書にも載っているあの愛の女神!』
あれ?そういえば、エル先輩も天使で女神だった。確か、ウリエル………え?じゃあ、エル先輩もあの有名なウリエル本人って事!?どうなってるんだ!
『ええ。そうでーす!教科書にも載っているあのフレイヤでーす!これ、テストにも出ますのでしっかり覚えておいてね!』
『は、はぁ………え!?という事はエル先輩もヤミ先生も結構なお年寄………』
『違います!!』
僕が続きを言おうとした瞬間、エル先輩とヤミ先生が即答で答える。
『確かに、私もフレイヤも歴史上の女神と同じ名前ですが、それは私達の祖母ですわ。』
エル先輩がそう言うと、ヤミ先生が説明を始めた。
『ええ。ウリエルちゃんの言う通りでーす。私達の祖母は昔に異世界、私達の故郷から此方の世界に迷い込んだ事があるのでーす。その時に此方の人間に見られて歴史上に伝えられた訳でーす!』
へぇーーー………ん?て事は、歴史上の神様って、異世界人って事!?何、そのファンタジーな設定!?いや、もうこの世界がファンタジーでした。
『えっと大体分かりました。所で、話って何ですか?』
正直、まだ頭が混乱してよく分かってないので話を本題にすり替えた。
『そうでしたわ。実はですね。優さんが学校に行っている間、クランさんが1人になってしまうと何かと不安ですので、良い事を思いついたのです。』
『良い……事?』
僕は不思議に思い、エル先輩に聞いてみるとエル先輩は笑顔で答えた。
『はい!クランさんを………思いきってこの学校に編入させてみてはいかがでしょうか。』
『え……………ええぇぇぇぇぇぇぇ!?』
・・・・・・・・・・・・
そして、今に至る。
「はぁーい!皆さーん落ち着いてー!えー、青空さんは雨宮くんの親戚の子で最近、此方に転校してきたばかりなので皆さん仲良くしてくださいねー!」
という設定ですので、皆さん勘違いしないで下さい………そんなに睨まないで!『何でまたこいつなんだ』って顔しないでよ!僕だって最近までは只の村人Aだったんだから!色々と急展開すぎて脳がまだついていかないんだよ!
「えーと、それでは青空さんの席は雨宮くんの隣ですねー!」
ヤミ先生は僕の右の空いてる席を指差してクランに教える。そして、クランは黙って空いてる席に近づくと僕の顔を見て
「ユウ。また一緒。」
クランがそう言うと、クラスの皆が騒ぎ出した。特に男子が!!
「『また』とはどういう事だぁぁぁ!!」
「貴様ー!我等の世界三大美女だけじゃ飽き足らず白髪の幼女ちゃんまで食べるつもりざますかぁぁぁ!」
「許さんでがんす!!」
「ふんがぁぁぁぁ!!」
待て待て待て!!最初の台詞はともかく、最後の3つの喋り方は完全にパクってるだろ!何で此処に『○物くん』の三大キャラクターがいるんだよ!駄目だろ!色々と駄目だろぉぉぉぉ!!
「皆さーん!色々と聞きたい事があると思いますが、今からホームルームを始めますので静かにしましょうねー!」
「ク、クラン……とりあえず席に座ろうか。」
「ん。」
クランは静かに席に着き、皆は一時的に静かになったが周りの視線が凄く痛い………特に男子の目線がぁぁぁぁ!!
そんなこんながあった大変なホームルームだった。
8時30分
星川高校 教室 1年3クラス
ホームルームのチャイムが鳴り、皆は席に着く。そして、ドアからヤミ先生が入ってきた。
「はぁーい!皆さーん!ホームルームの時間ですよー!今日は何と!急遽、転校生を紹介しまーす!では入ってきて下さーい!」
ガラガラガラ
ドアの開く音がし、入ってきたのは1人の女の子。
『おおっ!?』
その姿は、白く綺麗なツインテールで周りの人達を惹きつけ、小さな容姿は可愛さを象徴させる………というか………………
「はい!では、早速自己紹介してくださーい!」
「・・・・・・」
というか……………
「・・・・・・」
「えーーっと……青空さん?」
というか……………
「……………青空クラン」
クランだった。
『おおっーーーーー!!』
『可愛いーーー!!』
『白髪のツインテールだぁぁぁ!!』
クラスの皆は、嬉しそうな顔で大喜びした。特に男子。
何故クランが同じクラスメイトになっているのか。それは、30分前に遡る。
30分前・・・・・・・・・
8時00分 星川高校 生徒会室
朝早く、僕とクランはエル先輩に呼び出されて今、生徒会室に来ていた。
『朝早くお呼びしてごめんなさい。早速なのですがクランさんの事で案件がありまして。』
そこには、エル先輩ともう1人…………
『はぁーい!おはよう!雨宮くん!』
『って………ヤミ先生!?』
この人は『不礼 ヤミ』先生。出身地不明、年齢不明の僕達のクラス担任であり、赤髪でスタイルが良く男性にも女性にも人気だ。そして何より……………
おっぱいが…………デカイ!デカイ!デカすぎる!!
あまりのデカさに3回言ってしまった。てか本当にデカイんだよ!何だあのおっぱいのデカさ!一体何カップあるんだ!?かなえ姉妹よりもデカイだろ!あれ!
世界の男達よ!喜べ!この世には、ここまで育つ女性がいたのだぁぁぁ!
『雨宮くん?どうしましたか?』
ヤミ先生が心配そうな顔で僕の顔を見つめる。
『い、いえ!何でもないです!と言いますか、どうしてヤミ先生が此処に?』
僕は慌てて疑問に思っていた事を聞いてみた。
『えー?だって私、此処の顧問ですから当たり前ですよー!』
えっ!?という事はまさか……………!?
僕はエル先輩の方を向くと、エル先輩は頷いて説明してくれた。
『はい。優さんもお察しの通り、この人も異世界人で私と同じ天使族の女神です。そして本当の名前は…………』
『はぁーい!私の真名は『フレイヤ=ミレーゼ』。愛の女神です。改めて宜しくね!雨宮くん!』
マジですかぁぁぁぁ!?ヤミ先生も異世界人でエル先輩と同じ、天使族で女神ですとぉぉぉぉ!!道理でこんなにおっぱいが大きい………こほん。
『って、フレイヤって本当にあのフレイヤですか!?教科書にも載っているあの愛の女神!』
あれ?そういえば、エル先輩も天使で女神だった。確か、ウリエル………え?じゃあ、エル先輩もあの有名なウリエル本人って事!?どうなってるんだ!
『ええ。そうでーす!教科書にも載っているあのフレイヤでーす!これ、テストにも出ますのでしっかり覚えておいてね!』
『は、はぁ………え!?という事はエル先輩もヤミ先生も結構なお年寄………』
『違います!!』
僕が続きを言おうとした瞬間、エル先輩とヤミ先生が即答で答える。
『確かに、私もフレイヤも歴史上の女神と同じ名前ですが、それは私達の祖母ですわ。』
エル先輩がそう言うと、ヤミ先生が説明を始めた。
『ええ。ウリエルちゃんの言う通りでーす。私達の祖母は昔に異世界、私達の故郷から此方の世界に迷い込んだ事があるのでーす。その時に此方の人間に見られて歴史上に伝えられた訳でーす!』
へぇーーー………ん?て事は、歴史上の神様って、異世界人って事!?何、そのファンタジーな設定!?いや、もうこの世界がファンタジーでした。
『えっと大体分かりました。所で、話って何ですか?』
正直、まだ頭が混乱してよく分かってないので話を本題にすり替えた。
『そうでしたわ。実はですね。優さんが学校に行っている間、クランさんが1人になってしまうと何かと不安ですので、良い事を思いついたのです。』
『良い……事?』
僕は不思議に思い、エル先輩に聞いてみるとエル先輩は笑顔で答えた。
『はい!クランさんを………思いきってこの学校に編入させてみてはいかがでしょうか。』
『え……………ええぇぇぇぇぇぇぇ!?』
・・・・・・・・・・・・
そして、今に至る。
「はぁーい!皆さーん落ち着いてー!えー、青空さんは雨宮くんの親戚の子で最近、此方に転校してきたばかりなので皆さん仲良くしてくださいねー!」
という設定ですので、皆さん勘違いしないで下さい………そんなに睨まないで!『何でまたこいつなんだ』って顔しないでよ!僕だって最近までは只の村人Aだったんだから!色々と急展開すぎて脳がまだついていかないんだよ!
「えーと、それでは青空さんの席は雨宮くんの隣ですねー!」
ヤミ先生は僕の右の空いてる席を指差してクランに教える。そして、クランは黙って空いてる席に近づくと僕の顔を見て
「ユウ。また一緒。」
クランがそう言うと、クラスの皆が騒ぎ出した。特に男子が!!
「『また』とはどういう事だぁぁぁ!!」
「貴様ー!我等の世界三大美女だけじゃ飽き足らず白髪の幼女ちゃんまで食べるつもりざますかぁぁぁ!」
「許さんでがんす!!」
「ふんがぁぁぁぁ!!」
待て待て待て!!最初の台詞はともかく、最後の3つの喋り方は完全にパクってるだろ!何で此処に『○物くん』の三大キャラクターがいるんだよ!駄目だろ!色々と駄目だろぉぉぉぉ!!
「皆さーん!色々と聞きたい事があると思いますが、今からホームルームを始めますので静かにしましょうねー!」
「ク、クラン……とりあえず席に座ろうか。」
「ん。」
クランは静かに席に着き、皆は一時的に静かになったが周りの視線が凄く痛い………特に男子の目線がぁぁぁぁ!!
そんなこんながあった大変なホームルームだった。
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